おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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サンマーク出版
発売日 : 2007-01
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【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。ヤフオクに挑戦してからリサイクルショップめぐりをする中で帯広市にも生活創庫があるなぁ、と思って調べたところ、
「生活創庫、倒産!」
の記事が……。
驚いた僕はその記事を読むと共に、もう一度堀之内九一郎さんから学びたくて手に取りました。
※ 今回は文庫版を手に取りました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
ホームレスだった私が年商120億円の社長になれたのだから、あなたももっともっと大きな夢をもっていいのです、抱えきれないほどの欲を描いて、一度きりの人生を華々しく生きてほしいと思います、この本が、その手助けとなり、一人でも多くの人々の人生がより充実したものになるとしたら、私にとってこれほどうれしいことはありません。
生活創庫の前には数々の事業を失敗させ、故郷には住めなくなり、上京し、ホームレスへ。そこから奇跡の復活を遂げて年商102億円の社長へ。
今は残念ながら資金をショートさせましたが、成功したことがある人の言葉をあなたはどうとらえますか? 結局、また失敗したんだろ? と笑うのか、それとも、数々の挑戦をして成功を経験して人のありがたい言葉ととらえるのか……。
僕は後者です。
【響いた抜粋と学び】
改めて著者の堀ノ内九一郎さんは先日倒産した株式会社生活創庫の社長でした。一時はホームレスの経験をしながらも、ゴミや残飯を漁る中で転機を見出す。
とあるストーブを拾い、徹底的に直して販売したところ、なんと18,000円で売れました。生活創庫の成功の階段は開かれたのです。
ピンクのストーブなんてそんなのセンス悪いわ、そう思う人もいるでしょう、でも私は、世の中のみんなにこのよさをわかってもらおうと思っていりうわけではありません、多くの人に「悪くないね」と言われるよりも、たった一人の人に「これ、すごくいいよ!」と私はそう思われたい。
1988年、今から25年前に堀之内さんは生活創庫の事業を軌道に乗せました。そのときの手法というのは今現在多くの人が参考にしていることでしょう。
特にヤフオクで稼ぐ人であれば、改造であったり、修理であったり、部品の組み合わせだったり、堀之内さんの手法を活用しているはずです。
人間は自分が本当に得たいということに対しては、恐ろしいほどの集中力と記憶力とでモノにしてしまうのです、どん底にあると人は、自分の欲求に素直になります、その欲求を満たす満たすためにものすごい集中力を発揮し、結果としてふつうならば思いつかないような知恵がわいてきたりするものなのです。
ここの部分は何かというと、堀之内さんが生活創庫に冷蔵庫の業者を呼んで、目の前で冷蔵庫を修理させたわけです(出張費は堀之内さんが払いました)。目の前でやらせることで何をどうやって修理するのか目で見て学び、同時にさりげなく修理のポイントを聴いていくわけです。
現実的に考えれば、素人の堀之内さんが勝手に修理して直すのは、合法なのか? という疑問もわきますが、彼はそれをやっちゃいます。
目で見て学んだ技術を生かして壊れた冷蔵庫を次々と復活させて売りさばくわけです。
大型ごみを再生させるその熱意は素晴らしいの一言。
ヤフオクで考えてみても、ヴィトンやブルガリ、グッチなどなんでもいいですが、財布など壊れた部分がある商品を安く買い取って、修理して綺麗にしておく。
そして、高値で売る、ということが考えられます。
たまに、ブランドもののジャンク品として壊れたものが次々と出品されるのを見ますので、おそらくこれはやっている人がいるということでしょう。
ジャンク品を格安で買取り、修理して高く買ってもらう。これはかなり合理的です(合法なのかどうかがわかりませんが)。
どんなに小さいことでも、くだらないことでも、それを達成した人には必ず「自信のカケラ」が残ります、私が自信をもって、どん底から這い上がれない人間はいないと断言するのは、この「自信のカケラ」というのは、少し思い出してみれば誰にでも見いだせるものだからです。
プールに張られたこの水をおちょこですくって出そうものなら、きっと膨大な、果てしない時間がかかるにちがいない、なんてバカげたことだと思うでしょう、しかし、ここなんです、何もないところから「有」を生み出せる人間は、ここでおちょこを使って、まず水を汲み出しはじめるのです、「え? こんなので汲み出せやしないよ」「もっといい方法を探してから」なんてことは言いません、そう言っている人の隣でまず、この小さな一歩を踏み出してしまうのです。
まずはやってみることなんですね。僕自身もヤフオクの話ばかりであれですが、不用品を売るだけで10万円近くなる、と今までずっと聴いていましたが、行動に移しませんでした。そして、ようやく重い腰を上げて動き出したのです。すると、やってみれば売れないものもありますが、売れるものだってあります。
自分の不用品はお金の価値としては0円です。
むしろ、場所を取る分マイナスになっているという考えもあります。
それをお金をいただいて、処分できるのですから嬉しいことこのうえないです。
やってみるうちに、改善点はどんどん上がっていきます。例えば、郵送ばかりではなくてクロネコヤマトや佐川急便を利用したい人に対応するだとか、郵便振込だけでなくネットバンクも申請しておくだとか。
やっていくうちに改善点が見つかり、改善していく。うまくいかないところはさらに改善する。その積み重ねですね。
成功とは、とにかく速さにこだわり、行動しながら多くのことを考え、次々に新しい意志決定を繰り返した結果、その選択肢が増えたおかげで導き出せたたくさんの選択肢のなかのひとつであると私は常々思っています。スピードということを考えるときに、いつも思い浮かぶ言葉があります、「運」です、「運」については多くの人がいろいろな言葉で説明していますが、私の持論は、「運」はスピードが運んでくるということです。
なるほど。スピードに乗っているときに「運」は運ばれるんですね。「運」という字そのものが「運ぶ」という字ですから、スピードに乗らないと運ばれないんでしょうね。
即断即決。ビジネスの基本は5秒で決断なんて言いますよね。
成功はしたけれども結局失敗してしまったという人たちに話を聞いてみると、突き詰めればその仕事を無条件に好きだったわけではないということがわかります、たとえば収入がいいからとか、格好よく見えるからとか、立ち仕事がなくて楽だからとか、どんな小さな条件であっても「条件つき」でその仕事が好きというような人は、経済的に豊かになるとどこかでその仕事に対してそっぽを向くようになるのです。
別の書籍で富豪何十人にインタビューして得たい収入を得られたらどうするか? という質問に対して多くの人は事業を止めて遊んで暮らす、ということを言いました。
しかし、ホリエモンと藤田晋さんともう一人誰か忘れましたがこう言いました。
「別の事業をやるに決まっているだろ!!」
真の富豪というのは仕事に情熱を注いでいるんですね。
【編集後記】
本日は午前中書類づくりや担当者会議です。午後からは有休をいただきました。次男が手足口病で高熱なんです。妻の仕事もあるので、午後からは交代です。有休を取らせてくれた会社に感謝です。
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