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リーダーは会議で姿を消せ!/沖本るり子

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 沖本るり子
ぱる出版
発売日 : 2011-09-21









【出会い】
帯広図書館のビジネス支援コーナーを眺めていたら見覚えのある名前が……。
沖本るり子さん、会議!

あ、これは!!

出るのが楽しくなる! 会議の鉄則/沖本るり子 の沖本さんの書籍じゃないですか、早速借りて読書会で読みましたよ。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本を読み、会議は苦手でイヤだった人が、逆に大活躍できるようになれば、著者として、これほど嬉しいことはありません。

「今の会議の進行役は誰ですか?」「進行役に許可を得て発言していますか?」「メンバーに任せるのか任せないのかどちらですか?」「任せないのなら議論は無意味ではないですか?」、これが沖本式会議のエッセンスです。

リーダーがでしゃばって会議がただの事後報告に成り下がっていませんか? 
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~ポイズン♪」
って反町隆史に歌ってもらわなきゃならないくらいの会議になっていませんか?

そんな会議とは今日でサヨナラです。特に経営者や中間管理職に読んでもらいたい一冊ですね。

※ あ、そういえば今日は僕の会社の会議だ!

【響いた抜粋と学び】
著者の沖本さんは会議活用術カンファリスト トレーナー、で日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラーです。リーダーとして組織をまとめながら経営に関わる中で、「部下との行き違い」「他部門との衝突」「長いばかりで中身のない、無駄な会議」に頭を悩ませる、その会議が原因で腰椎椎間板ヘルニアの手術に至ります。やがてその会社は倒産し、「つぶれない会社づくりに必要なのは、”円滑な会議”だ」と痛感し、「会議」を研究します。その結果が「会議を仕掛けで変える」ことです。

その仕掛けを学びましょうか。

会議には、基本的に個人や組織・企業の成果を出すことと成長をさせるという役割があります、その際には、「自分が貢献できた」という実感はとても有効で仕事の実行力を高めます、そこで、制限された時間内に、地位や役職を無関係に、議論に集中でき、納得感のある決定を下せる会議が求められます。

本来あるべき姿の会議、僕たちが目指す会議とは抜粋にあるような会議です。限られた人しか発言しない、発言権が持たされない、既定路線を走るだけの会議は必要ないってことです。

参加者全員の名前がわかっていても、会議ごとに自分で名札をつくってもらいます、名札づくりには主に三つの目的があります、一つめは、会議脳にスイッチを入れること、二つめに、会議に脳を集中させること、三つめは、自主的な参加意識を高めること。

名前っていうのは案外ミソかもしれませんね。お客様の名前はしっかりと記憶しているのに、一緒に働く同僚の下の名前はなんだっけ? っていうことはあるかもしれませんね。
※ 僕はちなみに全員覚えていますので、そんなことはありませんが……。

スピーチの仕掛けの理由……人前で話すことに慣れる(苦手意識を克服)、時間を意識するようになる、話をうまくまとめられるようになる。

僕たちの読書会でも読み終えたら必ず参加者にフィードバックします。これが大事です。3分という限られた時間の中で大切な言葉だけを伝えるのです。

その昔、尾崎豊が後の代表曲となる「15の夜」の歌詞を書いたときはノート一冊分でした。それが削られて、ダイヤの原石を磨きあげるかのようにしていき、最終的にノート一枚になりました。
「無免で……」という曲は「15の夜」となり、中学生、高校生という多感で不安定な時期の心情を歌い上げたのです。

何でもかんでも肯定ばかりして「ヨイショ」になるのは会議として得策とは言えません、考えもしなかった思わぬ問題点の拡大が、会社の大損失になる可能性もあるのです、否定的な意見が出せる会議にしましょう。

マイナス面だけを出す会議を開催すれば、全員が否定や非難を行うことになるので、一人だけが悪者にならないのです、もちろん自分が提案したアイデアにも同様に否定、非難をします。


このあたりは沖本流ですね。大抵はプラス発想でとりあえず意見を述べてもらうことをやってもらいがちですが、真の目的、会社の利益を出すことを考えるならば、マイナスは避けて通れない、ということですね。
最初から自分の意見は否定されるとわかっていれば、いかにして理論を作るか、考えを練るか、という訓練になりますね。

話のまとめ方を磨ける会議……事前に発言制限時間を設けて、時間が来れば話を打ち切ることを伝えておきます、ただし、制限時間内は全員がその発言者の話に耳を傾けること、また、制限時間を超えた発言は一切聴かないことを全員のルールとして同意を得ておきます。

これは担当者会議のときに使いたいですけど……福祉のプロフェッショナルだけの場合なら可能かもしれませんが、お客様である高齢者やご家族様が一緒となると実現は難しいかもしれませんね。
会社の会議だったら可能ですね。

先述した抜粋のように、自分の意見や考えを凝縮させて磨きあげなきゃいけないってことですね。

【編集後記】
本日は午前中に担当者会議があります。先ほど述べたように本日は夕方から会議になります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
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著者 : 沖本るり子
ぱる出版
発売日 : 2011-09-21



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