おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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致知出版社
発売日 : 2008-09-24
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【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
成功する人間と失敗する人間の違いはどこにあるのか。
それは、「素晴らしい人生を送るための原理原則」にのっとっているか否かにある。
著者の稲盛氏は、27歳で京セラを創業、52歳で第二電電(現KDDI)を起業し、両社あわせて約5兆円の企業へと躍進させた。
数々の試練に遭いながらも、それを成長するための絶好の機会ととらえ、誠を尽くし、ひたむきに誰にも負けない努力を続けてきたのである。
「人生における『真の成功』とは、この世に生まれたときより、少しでも美しく善い人間となるよう、その魂を高め、浄め、磨き上げていくことにあると、私は信じている」
稲盛哲学のエッセンスが凝縮された本書は、人生のバイブルとなる1冊。
人として正しく生きるとは? 年末が近づいています。今年一年の仕事について、これからの仕事について、人生について考え直すきっかけになる一冊です。
【響いた抜粋と学び】
著者の稲森和夫さんは鹿児島大学工学部卒業。34年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立しました。社長、会長を経て、平成9年より名誉会長を務めます。昭和59年には第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。平成13年より最高顧問。このほか、昭和59年に稲盛財団設立、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰しています。また、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注いでいます(執筆当時)。
経営破綻したJALを見事再生させた手腕を認められ、改めて稲盛和夫さんのすごさを感じさせましたね。
本書にはそのまっすぐさと情熱を読み取れるものと思います。
才能が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要となります、その指針となるものが、理念や思想であり、また哲学なのです。
どのような哲学が必要なのかといえば、それは「人間として正しいかどうか」ということ。
稲森さんが話す哲学、というのは決して難しい内容ではありません。
・嘘をついてはいけない
・人に迷惑をかけてはいけない
・正直であれ
・欲張ってはならない
。自分のことばかりを考えてはならない
という、僕たちが幼いころ両親や先生から習ってきたことばかりです。
人は成功を収めても満足することなく、「もっと有名になりたい」「もっとお金持ちになりたい」と、欲望を際限なくふくらませていしまいがちです、そのようにして、生きていく上で最も大切な「足るを知る」ということや謙虚さを忘れてしまうことから、その成功が長続きしないのです。
本来、「豊かさ」とは個人によって感じ方が違う主観的なものであり、客観的な基準などないのです、ですから「足るを知らない人」、あくまで「不足を感じる人」はどんなに豊かな状態になってもそれを感じることはできないのです。
欲があるからこそ頑張れる、頑張って一段高いステージに昇ることができる。これもまた事実です。その一方で、その欲望を抑えることができないと際限なく欲が出てきて、結果身を滅ぼすこともありうるのです。
「足るを知る」ことが大切です。
私は、日々の仕事に打ち込むことによって、人格を向上させていくことができると考えています、つまり、一所懸命働くことは、単に生活の糧をもたらすのみならず、人格を高めてくれるのです。
人生における「真の成功」とは、この世に生まれたときより、少しでも美しく善い人間となれるよう、その魂を高め、浄め、磨き上げていくことにあると、私は信じている。
成功に近道があるとすれば……? きっと、今の仕事を天職だと思って打ち込むことだ、と稲森さんなら話すことでしょう。
仕事に精を出すことがなによりです。あなた自身の人格は働くことによって磨かれるのです。
【編集後記】
本日は月末ですが担当者会議が一件あります。
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発売日 : 2008-09-24
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