おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
※ 再編集・再更新記事です。
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講談社
発売日 : 2013-04-23
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書でお伝えする「傾聴力」は、これまで日本で数多く論じられてきた「聞く力」とはまったく違う次元に属するものです、ここでお伝えする「傾聴力」は次の三点です、「徹底した感情移入の力」、「感情コントロールの力」、「質問力」、すなわち「聞きわけて訊く力」です、この三つの力を持った人だけが、相手との会話を実り多いものにすることができます、本書はそのための技術を具体的にお伝えしていくものです。
「傾聴力」の三つの力をつけたあなたの目の前には、今後ますます大きな仕事の成功、良い人間関係、そして夢の実現が広がることでしょう、本書がそのための少しのお手伝いになることを心から願っています。
~Amazonより~
オフィスで、取引先で、家で、近所のコミュニティーで。何より求められるのは、
1・相手の感情をしっかり受けとめて、言葉の裏の真意を察する「徹底した感情移入の力」。
2・自分の感情に振り回されずに相手に関心を向ける「感情コントロールの力」。
3・相手の話の中から必要なことを聞き分けて、問題を解決する質問力。すなわち
「聞き分けて訊く力」。
である。だれもができる簡単な方法で、「あいつは俺をわかってくれる」と上司やクライアントから信頼され、しかも聞きながら自分の意志を通すことができ、仕事能力もアップさせられる、実用コミュニケーション術を、政治家の発言のウソを表情や話し方で瞬時に見抜く、「人間嘘発見器」と評判の著者が提唱する。
●第1章 なぜ日本人に傾聴力が必要なのか?
面子、自尊心、プライドは自己表現をどうゆがめるか/ なぜ日本人は「討論」より「ケンカ」になってしまうのか/ 肩書き信仰と固定概念が邪魔をする/質問を非難と思いこむ習慣/聞く、訊く、話すの理想的ステップ
●第2章 感情を聞く力がビジネスをリードする!
本当の感情は言葉に出ない/ 妬ましい相手への対処法/ネガティブな非言語表現を見抜く/感情移入して聞いているか/ 田中角栄が泣いた森光子さんの「感情移入力」
●第3章 仕事に効く「感情コントロールして聞く力」
「無条件の関心」が何より大切/ 謙虚になる/ 先入観を一度捨てる/ 集中して聞く/ また聞きやウンチクにふりまわされない
●第4章 聞いて訊く生産的質問技法
黙って聞くのは無能のサイン/ 小泉進次郎の「ブリッジング技法」/ 感嘆しながらさらに聞き出す!/ 「かぶせ質問」をしない / 意見も質問も浮かばないときは?/一番上司に信頼される質問とは?/ クレームを好意に変える聞き方と訊き方/ 上手に「NO」と言う「Yes, and」の答え方/ 質問を完結にする技術/あえて聞き流す知恵も必要
●第5章 より生産的に話す技術
初対面でうまくやる自己開示法/「わからない」も誠意ある答/相手の言葉を言い換える/問題の否定を人格否定にしない
介護の仕事では必要不可欠な
”傾聴”
その力を養ってみませんか? ポイントをお伝えします。
【気になった抜粋】
何も知らない者は何も愛せない、何もできない者は何も理解できない、何も理解できない者は生きている価値がない、だが、理解できる者は愛し、気づき、見る、……ある物に、より多くの知識がそなわっていれば、それだけ愛は大きくなる、……すべての果実は苺と同時期に実ると思い込んでいる者は葡萄について何一つ知らない。
【響いた抜粋と学び】
著者の佐藤綾子さんは好感度抜群の第一印象形成や相手を読み取るスキルの向上など、科学的エビデンスに基づいた、ビジネスと人間関係づくりのための「佐藤綾子のパフォーマンス学講座○R」(SPIS)を主宰。19年間で3200人の卒業生を送り出し、高い評価を得た。長年の自己表現教育の功績により、社会教育功労者賞受賞しています。
僕はテレビを観ないので知らなかったのですが、メディアにも出ているようですね。
たとえば「昨日、上司にこっぴどく叱られた」と相手が言うのを聞いたら、同じように悲しい顔をして、「つらかったね」と返してあげましょう、これが「情動のダンス」です。
いきなり「情動のダンス」というキーワードを出して、
「は?」
と思われたかもしれませんが、このあたりが気になる方は本書を手に取っていただければ、と思います。
本題ですが、抜粋のように同僚や友だち、夫婦間で会話があったら、どうでしょうか? 多くの人は
「それはあなたに下人があったんじゃないの?」
なんて、いらない言葉をかけませんか?
介護の現場でも
「怒られるようなことをしたんじゃないですか?」
なんて不容易なことを聞いてませんか?
言葉じゃなくて、表情・態度なんです。
同じように悲しい顔をして、一言です。それで伝わるんですね。
人間の心理の根底には、本心を隠したいという欲求があります、そして、実際に本心をかくして社会で生きています、だから、そのような人間を表す「人」という言葉は「person」であり、これは「仮面」を示す「persona」と語源を一にしています。
なるほど。深いです。何かの本であなた自身のことを教えてください、ただし他者が作ったものや見方などは一切抜いてください、というのがありました。
すると、僕の場合であれば、あかりデイサービス勤務、ケアマネ兼務、というのは他者の指標なわけです。
どこの学校を出て、どこに住んで、というのも僕自身のことではありません。他者から見た指標なんです。
すると、僕を語るのには何があるんだ!!? ということになります。
抜粋にあるように僕たちはそれぞれ、「仮面」をかぶっているわけです。それは良くも悪くもです。
たとえば相手が嫌いな場合は、好きにならなくてもいいのです、「その人自身」と、その人が話している内容とを切り離すのです、「嫌な人の話だけれど、話している内容には何か有効性の高いものがあるに違いない」と考えてみましょう。
これは簡単なことではないかもしれません。多くの人は話の内容よりも”誰が”言ったのか? を重要視しています。
部下が話すのか、社長が話すのかで、言葉の持つ意味は変わります。だからこそ、抜粋にあるように誰が言っても同じように受け止められるということはそれだけ多くの学びがある、ということです。
「そして、それからどうなったの? ほう、面白い……。君の話はいつも新しい発見があり、学ぶところが大きいですよ」、こんなことを言う聞き手であると、相手はどんどん話を続けます。
なるほどなぁ。シンプルに、
「あなたの話をもっと聞かせて!」
と言われたら、喋りたくなりますよね。聴き手になるということはそれだけ、相手の話に興味を示すこと、そしてそれは気持ちの中だけでなく、言葉で表すことですね。
何か気の利いたことを言おうという欲求は、本質的には自分を賢く見せたいという自分自身のプライドを守っているだけです、自分のプライドを捨てて、とことん相手の感情に寄り添いましょう、それが最もよい質問や発言の基本です。
これはついつい、やっちゃうことですよね。これ言ったら面白いな、と思うとついつい話したくなりますよね。気を付けなきゃなぁ。
傾聴力は何も特別なものではないのです、相手の気持ちに感情移入して聞くことができること、これが唯一最大の条件です。
最後に、傾聴力の条件です。人は自分のことに関心があります。自分さえよければ、と思ってしまいます。だからこそ、傾聴できない人が多いのではないでしょうか。
この唯一最大の条件は言葉以上にハードルが高そうです。
しかし、ただ一つ楽なところがあります。条件がひとつしかないことです。
まずはやってみましょう。
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【編集後記】
昨日は北海道グリーンランドで遊んできました! 日帰り強行スケジュール。朝7時40分~出発。レンタカーで高速乗り継いで11時過ぎにグリーンランドへ。日曜日だし、夏休み中だから混んでた~。でもあの賑わいが遊園地にはいいんだよね。楽しかった~。
本日は仕事です。認定調査2件と担当者会議1件です。
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