こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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双葉社
発売日 : 2011-12-15
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【出会い】
王様ゲーム 起源/金沢伸明
王様ゲーム/金沢 伸明
と読み進めて、もちろん続きが気になるので読み切りましたよ。帯広図書館では貸出中でしたので、えブリスタの無料ダウンロードで読みました(若干内容が違うところもあるようですが、大まかには大丈夫でしょう)。
【本書紹介のねらい】
人間の三大欲求の一つ、睡眠欲に打ち勝つ……夜も眠らずにゾクゾクしたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
抜粋はやっぱりありません。スマホで読んだのも理由だと思いますが、とにかく次のページを連打して連続写真のように文字を映像で流し込みました。
だからだと思いますが、このシリーズのデメリットである物語の矛盾点だとかキャラの描写の薄さ、というのが全く気にならないわけです。
僕の読み方ですと、頭の中に殺戮のシーンが瞬間的にとんでくる感じですので、描写が甘いだとか、そんなことよりも、人間の想像力はそんなものを乗り越えてみせる!(逆襲のシャアのアムロのセリフみたく)と著者擁護の立場にいます。
僕自身も小説を書くことがありますし、この手のゾクゾクするものを書いていますので、思うのですが、人間は理屈よりも感情に支配されるわけですから、頭で考えてどーの、というより感情で
「うわ!」
「げっ!!」
「マジで!!!」
というものを連続で流していくほうが効果的なんじゃないかな、と思ってしまいます。あまり、説明されると興ざめしそうだしさ。
書籍というのは孔子の論語やカーネギーの人を動かす、のように時代を超えても人々の支えになるものがあれば、村上春樹のように深夜に並んででも買いたいもの、自分の気持ちを高めたり、先代の知恵や技術を習得するためのもの、様々です。
その中で王様ゲームはどこに属するのか?
僕は一種の麻薬だと思っています。麻薬だから、毛嫌いする人もいれば、ハマって中毒になる人(僕のように睡眠を削ってしまう)もいます。
※ 僕は王様ゲーム 滅亡6.11 [単行本] まで3日間くらいで読破してしまいました。ようやく終わって普段の生活に戻ったところで王様ゲーム 再生9.19 [単行本] を発見。これはまだ読んでいない。
そして、しまいには王様ゲーム 通常版 [DVD] [DVD] も見たくなってネット上にちょうど無料動画が配信されていたので、見させていただきました。
……完全な中毒症状ですよね。ある程度読み終えたのでようやくレポートが作れますよ(笑)
肝心の物語ですが、前回の続きです。ここからは若干ネタバレを含ませますのでそれをご了承の上、書評をお読みください。
王様ゲームを生き抜いた金沢伸明は新しいクラスに馴染んできた。体育祭の前日、クラスメイト全員にメールが届く。王様ゲーム。
さて、誰が生き残るのか? 本多奈津子の正体は? 王様の正体は? 今回は前回と比べさらにスピードアップして命令がくだされるのと、100キロ先の場所に行く、というありえなさすぎる命令がくだされて、しかも結構行けてしまうという無茶ぶりがあります。
※ ここだけはどうしても、いやいややりすぎでしょ、と思ってしまった(笑) 先程の発言は訂正ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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双葉社
発売日 : 2011-12-15
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