こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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著者 :
クロスメディア・パブリッシング
発売日 : 2016-05-12
【出会い】
起業家のように企業で働く/小杉 俊哉
を過去に読んだことがあったので、
AmazonのKindle UnlimitedサービスにてDLしました。
AmazonのKindle UnlimitedサービスにてDLしました。
こちらのサービスは月額980円。
もちろん最新の書籍はないにしても、新しいもので2015年の書籍があります。
ロングセラー作品も多数揃えていますので、
月額980円以上の価値があると僕は判断しています。
紙の本じゃないと読んだ気がしないというのは幻想です。
実は電子書籍はチェックもしやすく、場所もとらない。
ブログにまとめるのも気軽にできちゃいます。
超便利です。
【本書紹介のねらい】
〜Amazonより〜
――人はイメージしたところまではいける
本書は、早稲田大学卒業後、NECに入社、MIT留学を経て、マッキンゼー、アップルと複数の会社を渡り歩き、現在は慶応大学の人気講師としてキャリアやリーダーシップをわかりやすく語り、多くの若者に影響を与え続けている著者の処女作だ。
「力が発揮できない環境なら辞めてしまえ」「よい条件で転職するより、転職先で成功すること」「ビジネススクールに行くことは、“成り上がりエリート”になるために最も手っ取り早い手段だ」と歯切れよいキャリアアドバイスが盛りだくさんで痛快だ。
1000人以上と面接してきた人事担当者としての面接ポイントとして、「面接は顔が命だ」「品性や品格もしぐさや言葉の端々に見える」などと鋭く指摘する。
一方で、著者は自ら「ぐうたら人間であった」という告白も興味深い。
MBA受験時にはGMATの点数が圧倒的に足りなかったが何とかMITに合格した話、落第寸前でMIT総長から退学の警告状が届いたがそこから挽回していった話など、包み隠さない失敗談からはなぜか勇気がもらえる。
「人間は自分が描いた以上の人間にはなれない」「まずは生活レベルを上げて、それから必死に頑張る」など、無謀と思える目標を設定しイメージを強く持ちひたすら頑張る著者の経験は、チャレンジが問われる30代だけでなく、リスクをとらないと言われる20代のゆとり(さとり)世代にとっても、大きなヒントになるだろう!
「力が発揮できない環境なら辞めてしまえ」「よい条件で転職するより、転職先で成功すること」「ビジネススクールに行くことは、“成り上がりエリート”になるために最も手っ取り早い手段だ」と歯切れよいキャリアアドバイスが盛りだくさんで痛快だ。
1000人以上と面接してきた人事担当者としての面接ポイントとして、「面接は顔が命だ」「品性や品格もしぐさや言葉の端々に見える」などと鋭く指摘する。
一方で、著者は自ら「ぐうたら人間であった」という告白も興味深い。
MBA受験時にはGMATの点数が圧倒的に足りなかったが何とかMITに合格した話、落第寸前でMIT総長から退学の警告状が届いたがそこから挽回していった話など、包み隠さない失敗談からはなぜか勇気がもらえる。
「人間は自分が描いた以上の人間にはなれない」「まずは生活レベルを上げて、それから必死に頑張る」など、無謀と思える目標を設定しイメージを強く持ちひたすら頑張る著者の経験は、チャレンジが問われる30代だけでなく、リスクをとらないと言われる20代のゆとり(さとり)世代にとっても、大きなヒントになるだろう!
本書はダイヤモンド社より刊行された単行本『29歳はキャリアの転機』に、新たに「はじめに」と最低限の注釈を加えたもの。留学や就職事情は変わっていますが現在でも読む価値がある本です(編集部吉田)
〜著者紹介〜
小杉俊哉
合同会社THS経営組織研究所代表社員
慶應義塾大学理工学研究科特任教授(非常勤)
立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授
1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、NECに入社。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長、アップルコンピュータ株式会社人事総務本部長を歴任後独立。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授を経て現職。
著書に、『職業としてのプロ経営者』『起業家のように企業で働く』(クロスメディア・パブリッシング)、『リーダーシップ3.0』(祥伝社新書)など。
慶應義塾大学理工学研究科特任教授(非常勤)
立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授
1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、NECに入社。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長、アップルコンピュータ株式会社人事総務本部長を歴任後独立。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授を経て現職。
著書に、『職業としてのプロ経営者』『起業家のように企業で働く』(クロスメディア・パブリッシング)、『リーダーシップ3.0』(祥伝社新書)など。
【響いた抜粋と学び】
今 、君は会社の仕事がとにかく忙しい 。毎日夜中近くまで残業をするのは当たり前 。週末に出社したり 、自宅で仕事をしていたりと 、まさにプライベ ートライフをかなり犠牲にしてはいないか 。もしそうだとしたら 、一日でもいいから独りきりになって 、たとえば海まで車を飛ばし 、ぼ ーっと考える時間をぜひとも作ってみるべきだ 。そんな時間すらない 、というのであれば 、休日にがらがらのオフィス街をゆっくり歩いてみる 。都内のホテルに入ってラウンジでゆっくりとコ ーヒ ーを飲む 。とにかくゆったりとした環境に身を置いて考えてみる 。普段忙しさの中にいると 、自分のことは主観でしか見られない 。そんな自分に距離を置き 、客観的に眺めてみるのだ 。
忙しい時は的確に物事を考えられない。
だからこそ、一人きりの時間、ゆっくりできる時間を作ってみるということです。
この抜粋そのまま介護現場にも当てはまるんですが、雑務に忙殺されると的確な判断ができない。
だからこそ、ありえないような虐待事件等が発生する要因になるのでは?
と考えます。
エリ ートが安泰だったのは 、すでに過去の話だ 。年功序列制度の中で 、若いうちはひたすらがまんしても将来は約束されている 。少なくとも支社長になって 、その後は子会社の役員にはなれる 。うまくいけば本社の取締役だ … … 。残念ながら 、そのような時代はもう二度と訪れないだろう 。終身雇用 、年功序列 、企業内組合のいわゆる日本企業の三種の神器は 、右肩上がりの成長と日本という閉ざされた世界を前提に機能していたものだ 。ポスト不足 、新卒採用抑制 、従業員平均年齢の高齢化にともなう人件費の上昇など 、こうした環境の変化によって 、企業は定年まですべての社員を抱えていく長期囲い込み方式を取り続けることが不可能になってきた 。
なんだかなんだ言いますが、やはりエリートの方が安泰です。
誤解して欲しくないのは、エリートでも安泰ではなくなった、ということであり、
今まで勉強や努力をしていない人がいきなり安泰になるということではありません。
まぁ、バブル期あたりは努力しない人でも
とりあえず入社すれば定年までそこそこの役職がついて安泰だった、
っていうのはあるかな。
「選ばれた者とそうでない者との差の小ささ 、偶然性を考えると 、選ばれた者はそのチャンスを全うする道義的責任がある 。選ばれた者は 、そのチャンスを見事に 、完全に生かさなければならない 」この話に足すべき言葉はないが 、あえて言うと 、入学してしまうとつい受かった時の感激を忘れてしまいがちだ 。でも 、せっかくの機会を生かし切らなければ 、入りたくても入れなかった人たちに申し訳ない 、ということであろう 。われわれがいつも心しておくべきことだと思う 。
スペシャリストを否定するつもりは全くない。プロとしての自覚を持ち、スペシャリティを磨くのは大事なことだ
ただ、それ以上に大事なのは、会社の事業活動全体を見渡す目やコーディネートしていく力をどうつけるか、ということだ。そのためには、20代こうはんから30代後半までには一度思いきって違う分野にチャレンジしてみることだ。ひょっとしたら、そちらの分野に向いていると思うかもしれない
もちろん、やはり自分が今までやってきた分野に戻りたい、と確認できればそれもいい。このことが結果的に君の幅を広げ、よりスペシャリストとしてのバリューを高めるのだ。
介護現場でも大きな社会福祉法人や医療法人では人事異動があります。
利用者との関係性等においてこのような人事異動を否定的に捉える方がいますが、
現実は逆だと解釈しています。
もちろん、利用者との関係性においてはすべてがプラスにはならないのですが、
やはり長年同じ方が同じ利用者を担当するということは、
マンネリを生みます。
別の業界でも同じ担当が持てる年数を明確に区切っていると聞いたことがあります。
なあなあになることでちょっとした不正から大事になる、ということなんですね。
介護現場の話に戻すと、
たとえば高齢者施設で働いていた人が明日から障がい者施設で働くとなると
同じ人間を相手にする、とはいうものの勝手が変わってきます。
今までやって通用してきたことが否定されるかもしれません。
しかし、ここが成長のチャンスなんだと僕は読み解くわけです。
スポーツの世界で例えると
バスケットの神様
マイケル・ジョーダン
彼はずーっとバスケットをやっていたのではなくて子供のころは
野球とバスケットの両方をやっていました。
アメリカは特にそうですが、活躍している選手は多種目をこなす人が多いようです。
スペシャリストになるためにゼネラリストを経験するみたいな。
オリンピックで活躍する選手も結構いろんな種目をやっていた、という話はよく聞きますね。
このあたりは仕事もそうですし、介護現場でも通じる部分じゃないかな。
僕の話でいうと、
介護の仕事を一回やめて愛知県の自動車工場で働いたことがあります
そこで一緒に働いたのが年上の日系ブラジル人でした。
日本語がそれなりにしか通じなくてコミュニケーションをとるのに
ゆっくり耳元でわかりやすい言葉を使っていました。
これって、障がい者分野や高齢者分野でも共通することなんですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
著者 :
クロスメディア・パブリッシング
発売日 : 2016-05-12