おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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ダイヤモンド社
発売日 : 2008-07-11
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。神田昌典さん推薦! 気になるなぁ。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書を「儲かるから」という理由で、手に取らないでください、ぜひ「利益の先に、何があるか」を感じてください、そして、事業を通して成し遂げられる、社会貢献の具体的ビジョンが見えている方・見ようとされる方のみ、本書をご活用いただくようにお願いします。
本書で共有しているのは、「ごっこ」ではなく、極めて社会貢献性の高い事業モデルを築くための情報です、本モデルは、直感的に理解できるモデルでないにもかかわらず、実践率が高くなっています。
魔法の質問キッズインストラクターもおそらく本書の手法をふんだんに活用している、と僕は直感しました。新規事業を考えているあなたに読んでいただきたい一冊です。しかし、冒頭にもありますように「儲かるから」という理由で、手に取らないでください。
介護業界に参入する多くの企業は「これからたくさん仕事があるから」、介護で働こうとする人の中にも「リストラの心配がない」なんて理由から仕事について、思っていたことと現実が全然違って辞めていく人が多いです。
なぜ、本書を活用したいのか? 今回の書評でサラっと予習しましょう。
※ やってみたいな、と思ったら即購入をおすすめしますよ(神田昌典さん推奨なので間違いない、と思ってます)。
【気になった抜粋】
実際、1000万円以上の年商をあげられる先生は本当に一握りで、全体の1%いるかどうかです、ほとんどの人は1ヵ月に数万円程度の収入です、お金以外の報酬で満足度を高める仕組みをつくることを優先すべきです。
先生の仕事はもちろん教えることですが、同じ内容を教えることができても、ただ教えているだけの先生には生徒さんが集まりません、先生がどんなに高度なテクニックを持っていても、教えてもらう時間が楽しくなければ、生徒さんはその教室に満足しないからです。
地域で一番という賞を受賞することで、教室の生徒さんやカルチャー教室に対して、「私はこの地域でNo.1の先生です」とアピールできます、それが先生のポジションづくりになるのです。
安いギャラで、200人を集められるタレントさんはなかなかいませんが、20人の先生が4~6人の友人や生徒を連れてきて200人を集めるのはそれほど難しいことではないのです、これが同伴力のパワーです。
男性にとって大切なのは、習う過程を楽しむことではなく、習うことで目的を達成すること、結果を得ることなのです。
【響いた抜粋と学び】
「ただ習いたいだけ」の「生徒」は募集せず、自分の好きなことを学んで先生になろう、好きなことを仕事にして収入を得ようという目的意識を持っている人だけを募集します、先生1人ひとりが私たちの事業の販売代理店・広告拠点(=教室)として活躍してくれるのです。
フラットなインストラクター制度をつくるにしても、新・家元制度をつくるにしても、「生徒」はつくらず「先生」をつくること、「先生」たちにノウハウを最初に習得してもらい、そこから一気に広げていくことがポイントになります。
僕が体験したことがある「魔法の質問」だとか「コーアクティブ・コーチング」はこの類だな、と読みながら感じていました。なるほど。生徒ではなくて「先生」を募集するんです。誰もが習うより、教える人になりたいんです。その本質をうまく活用しています。
自分が先生になれば、絶対にそれを広めたいと思いますよね。先生になってもえば、先生が営業パーソンとして勝手に働いてくれるのです。う~む、素晴らしい。
「第1回世界押し花デザイン’97」は1日目よりも2日目、3日目に来場者が増えましたが、これは来場したお客様が「すごくよかった」という情報を周囲の人に伝えてくれたからです。
押し花のように、まだ誰も押し花を知らない時期(導入期)に参入するなら、誰か1人にスポットを当ててその人を光らせるほど押し花がアピールできます。
アートの領域に持っていくためにいろいろと仕掛けるときにも、作品よりも人にスポットライトを当てたほうが絶対にやりやすいのです。
これは押し花での実践です。ニッチの分野であなたが参入するのならば、モノではなくてヒトです。絵画を考えればそうですよね。岡本太郎、ピカソ、ゴッホ……作品も有名かもしれませんが、やはりヒトなのです。
私は先生たちに「先生になったら名刺を持ちましょう」と勧めていますが、名刺を持つことこそ自分の対外的なポジションを確立する第一歩ですし、先生のなかにも先生になったという意識が芽生える効果があるからです。
僕が5年前生活相談員として名刺を初めて持った時のことを思い出しました。すごく嬉しくなって意味も無く名刺を配った記憶があります。介護員時代は名刺を持つことはなかったのです。名刺を持つだけでも何か違う、イメージがありますね。
マスメディアのなかでも何百万人が見ているテレビでの告知効果は別物です、特にテレビニュースによる告知効果は絶大で、取りあげられた当日と翌日くらいは来場者数が爆発的に増加し、それだけで会期中の来場者全体の30%を動員してしまう場合もあります、ですから、テレビニュースに取りあげられる仕掛けをつくることは大切です。
テレビ局の取材はとても気まぐれですから、テレビでの告知による動員効果はなかなか予測しにくいのが現実です、基本的にはテレビによる動員はゼロと考え、テレビニュースに取りあげられて動員が増えたときには運がよかったと喜ぶくらいがよいでしょう。
ここはテレビ局の活用法です。なんだかんだ言っても多くの人はテレビは見ています。4年前だったかな? 帯広のケーブルテレビに僕と次男が出たんですね。すると、デイサービスのお客様に「見たよ!」って言われたんです。ネット時代、と言われて久しいですが、テレビの力はまだまだ強いです。
「理念」と「目的」を明確に持ってください、「器をつくる」→「冠をつくる」→「標準化する」→「検証する」→「結果を出す」→「コミュニティをつくる」を自分の業態に当てはめて、事業計画をつくってから参入してください、自分の力で変革を生もうとする志を同じく持つビジネスパーソンや起業家たちがこのインストラクター事業へ参入し、新たな息吹を日本に、業界に吹き込むことを祈念します。
地域で一番になるのは簡単です、多くの同業者がもうあきらめているからです、地域で一番になるのは簡単です、地元の新聞社は、よいニュース、がんばる人を探しています、地域で一番になるのは簡単です、あなたは、この本でインストラクター事業の本随を感じ取りました。
なんとな~く、感じ取っていただけたでしょうか? 誰かの作ったインストラクター制度にすでに入っているあなたはそのまま楽しんでいただければ、と思います。
でも、もっと自分の思い描くビジョンがあって、社会貢献をしたい、と思うあなたはぜひ本書を活用していただければ、と思います。
今回は18箇所も抜粋しましたが、それでもほんの1部しかあなたに届けられませんでした。
何度も言いますが、ビジネス書を改革した神田昌典さんが推奨する本書は出版されて5年が経ちますが、まだまだ活用できます。地方での活用はこれからです。
ぜひあなたが手に取って地域コミュニティを創りあげてください。
【編集後記】
今月最後の出勤になります。月末処理をしっかり終わらせて来月に向かいます。夕方からザ・本屋さんの読書会に参加します。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
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※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
帯広市内や近郊にお住まいの方で本書の購入を検討した方はぜひ「ザ・本屋さん」での購入をオススメします。
書店での書籍購入は本をもらうだけではなく帯広の書店存続……つまり「帯広市とその近郊、十勝」の文化・教養を高めることにつながります。
「ザ・本屋さん」ではご自宅や勤務先へ本を配達してくれます。
配達地域……帯広市内(大正、川西除く)、札内地区(全域)、音更地区(大通・木野・希望が丘・共栄台・桜が丘・新通・鈴蘭・住吉台・柏寿代・東通宝来・北明台・北陽台・緑が丘・元町・柳町・雄飛が丘・緑陽台)
雑誌、書籍、週刊誌の定期配達は無料で行います。
非定期配達は1000円以上で無料です。
配達区以外の場合は、郵パックで対応してます。
詳細はホームページでご確認くださいませ。
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発売日 : 2008-07-11
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