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ドクター苫米地の新・福音書――禁断の自己改造プログラム/苫米地 英人

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 苫米地英人
講談社
発売日 : 2007-07-24






【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。表紙が気になったのと、著者が苫米地さんだから手に取りました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書では、機能脳科学を専門とする私、苫米地英人が研究と実践を通して学んだ科学的知識、手法を盛り込みながら、「自我を書き換えて本当になりたい自分を実現し、最終的には自由意思を獲得する」ために必要な知識とトレーニングについてお話しします。

今の自分が嫌で自分を変えたいと思っている、強く思っているあなたにこそ手に取ってほしい一冊です。
苫米地さんの書籍は内容が内容だけに理屈っぽいところがあるので、深く読み解かないと”なんのこっちゃ?”になってしまう可能性がありますので、静かな環境の中でじっくり読むことをオススメします。


【響いた抜粋と学び】
著者の苫米地さんは脳機能学者、計算言語学者、分析哲学者でカーネギーメロン大学大学院時代は内部表現の認知モデルと計算手法に関する博士論文を提出し、全米でこの分野4人目の博士号を取得(日本人初)。脳科学のエキスパートとして活躍されています。
確か、
人前で話すのがラクになる!5つの魔法 /金光 サリィ のサリィさんも苫米地さんの影響を受けていたような……(間違ってたらごめんなさい)。

脳科学のエキスパートが話す自己改造についてです。書評では具体的なトレーニングについては省きたいと思います(それを載せていたら膨大な量になってしまうので)。

私がなぜ、「奴隷になるな、奴隷になるな」としつこく繰り返すか、それは逆説的に言うと、奴隷が一番幸せであることは間違いないからです、自分で何も考えずに、社会の思惑通り生きるなら、それほど簡単なことはありません、何澪自分で考えなくていいし、何も自分で決定する必要はないし、自分のしたことに対して何ひとつ責任をとることもない、だからお気楽だし、ハッピーなのです。

最初にここを抜粋します。人の言いなりになって、他人の言うことを忠実にこなして、自分の頭で考えるのをやめて、動くだけの人間になりたい人、それが最高に幸せと思っているあなたでしたら、今日の書評はここで終えていいでしょう。

たとえば、現代日本でいえば、何も考えずにマスコミの情報に操作されていることって驚くほどたくさんあるんですね。
一例を挙げましょうか? 乳製品、牛乳・ヨーグルト神話がひとつめに挙げられます。
牛乳はカルシウムがあるから健康にいいよ、牛乳は必要な飲み物だ、なんて言葉一度や二度に限らず聞いたことがありますね?
僕も小学生の時は真剣になって聞いていました。

でもね、それは本当なの? ってここ数年思うようになったんですね。

人間って成長することで母乳から固形物を食べるようになりますよね? 牛乳って牛の母乳ですよね? それって本当に体に必要なの? そもそも母乳が必要だったらなんで人間って離乳するの? こんな疑問持ったことなかったですか?

しかも、人間の母乳と牛乳と決定的な違いがあるんですね。それは成分なんです。母乳は炭水化物が多くて牛乳はカルシウムが多いのです。なぜか? 牛は仔牛から急激に成長します。体が一気に大きくなるためカルシウムが必要になります。
一方で人間は長い年月を経て体が大きくなります。もし、そんなにカルシウムが必要ならば、なんで母乳にカルシウムが多く含まれていないの?  ってことになります。

そうなんです。人間の体には炭水化物が必要であって、カルシウムが不要までは言わなくても牛ほどに必要ではないのです。

もっと言えば、牛乳や乳製品よりも、小松菜や野菜のほうがカルシウムが含まれている、なんてこともほとんどの人は知らないわけです。

なぜか? 酪農家の利権を守るためじゃないでしょうか?

◎参考書評(まずは抜粋を読みたい方へ)
【他の参考書籍(すぐに読みたい人はこちらへ)】
子どもの「パン食」は今日からおやめなさい!─栄養学不要論 (講談社プラスアルファ新書) [新書]
お腹からやせる食べかた [単行本(ソフトカバー)]

もうひとつ、例を出しましょうか。
インフルエンザ・ワクチンってありますよね。あれを打ったらインフルエンザを予防できるとか、かかったとしも症状を緩和できる、なんて言われてますよね。

それも疑われています。ようやく厚労省はもともとインフルエンザ・ワクチンについて、インフルエンザの予防が期待できる、と記載しているだけです。
※ ホームページにそう記載されています。

それをマスコミがこぞって冬になると、インフルエンザ・ワクチンを打ちましょうと推奨しています。

これもおかしな話で、昔小学生にインフルエンザ・ワクチンを摂取義務で全員打ってたんですね。でも効果が出なかったんですよ。
前橋市で実際にインフルエンザ・ワクチンに効果があるのかないのか、試したんですね。それで打っても打たなくても罹患率だとか、全然変わらないし、しかもインフルエンザ・ワクチンを打った副作用のほうが悪影響だってことで中止にもなったんですけどねぇ。

このあたりもテレビの話を鵜呑みにしているとわからないことです。

世界的な話で言うと、カナダあたりはインフルエンザ・ワクチン摂取を国として中止したようです。

インフルエンザ・ワクチンも製薬会社の利権が絡むわけですから、自分の頭で考えて摂取を決めたらいいのかな、と思ってます。
※ はっきり言ってムダ金を遣っている、と思ってます。

あなたがインターネットで宝くじを購入する際、金額を2桁間違えて、100万円分買ってしまったとします、この時点であなたは「大バカ者」です、けれどもその1か月後、「1億円が当たっちゃった」とします、すると、「大バカ者」という評価が一転します、あなたは「自分に何か未来を予見する”見えない力”が働いて、宝くじに100万円を投資したのかもしれない」などと考え、過去のバカな間違いも確信犯的な行為だったように思えてきます、過去と現在の時間因果においては、原因は現在で、結果が過去なのです、同様に、現在の結果を決める原因は未来にある、ということです。

時間は未来から過去に流れる、という話です。苫米地さんの書籍の定番、でしょうか。この話でももし、未来が宝くじが一つも当たらなければ、「大バカ者」として今評価されるわけですよね。それがもし「1億円」当たることで今が変わるのです。
そして、過去の行動も「なんてすばらしい決断だったんだ」と変わるわけです。

大半の人は自分以外の「他人」とか「社会」といったものを勝手に想定して空虚な自我をつくりあげ、わざわざ自分を不幸にしています、自己卑下があまりにも強すぎるのです、だからこそ、私は言いたい、「そんなふうに、他人や社会が勝手につくりあげた自分を自分だと思いこみ、それに縛られていることほど、屈辱的なことはないのではありませんか? そんな自分でいる限り、決して『なりたい自分』にはなれませんよ」と。

自分を変えることができないのは、当たり前なのです、なぜなら、内部表現には現状を維持しようという力、つまりホメオスタシスのフィードバックが強烈に働いているからです。

もっとも大事なのは、「私は一瞬にして生まれ変われる。なりたい自分になれる」と本気で信じることでしょう、そういう強い意志がなければ、ホメオスタシスの強烈な抵抗に負けてしまいますから、がんばりましょう!


最初のことで記事が長くなったので、最後は3つ一気にいっちゃいましょう。実際、人が変われないのは、現状維持プログラム、ホメオスタシスの影響が強いです。
だからこそ、もしあなたが、福祉職のあなたが、給料をもっともらい、安定した生活をしたい!! と強い意志を持つことが必要になるのでしょう。
もし、あなたが本気ならば、手に取ってみてはいかがでしょうか?


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 苫米地英人
講談社
発売日 : 2007-07-24

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