おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
![]() |
サンマーク出版
発売日 : 2011-01-17
|
【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。元々の書籍は昨年の読書会で仲間が紹介していたのを借りて読みました。改めて文庫版があるのを発見して読みたくなって借りました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本当の幸せってなんだ?
介護職は給料が上がれば幸せなのか? 働く時間が短くなれば豊かになるのか? 僕たちが求める幸せってなんだ?
【気になった抜粋】
「人を見るときの極意を教えよう。第一の真実にもとづいて人を見る、ということじゃ。つまり、肉体を超えた素晴らしい存在として、宇宙に愛されている存在として、その人を見るということじゃ」。
「自分のことも裁かんようにな。君が悪いのではない。君が引き寄せただけじゃ。『自分が悪かったのだ』などと、自分を責めんことじゃ」。
「本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそのまま味わうのじゃ」。
「『何々さえ幸せであればいい』と愛の対象を限定してしまうと、それはエゴになるのじゃ。それは本当の愛の姿ではない。宇宙はすべての人間、すべての生物、すべての存在に合いを注いでいる。これが愛の姿じゃ」。
【響いた抜粋と学び】
著者の野口嘉則さんは「幸せ」と「人間学」の専門家でうs。元々対人恐怖症だったんですが、大学入学後に心理学や成功法則、東洋哲学の研究と実践により克服した経歴があります。
現在、ツイッターや公式ブログを通じて「幸せな生き方」や「人間学」「自己実現」に関するメッセージや情報を発信中です。またポッドキャストではリスナーが97万人を超えるそうです。
野口嘉則 ツイッター
野口嘉則 公式ブログ
「人に認められることを目指すということは、周りの人間の価値観に振り回されることになる。たとえば、もし君が戦国時代に武士として殿様に仕えていたとする。周りから認められるために、君はどうすればいい?」……「では君が平安時代の貴族だったらどうする?」。
時代によって、求められるものが変わります。大東亜戦争当時、求められた男性は軍人です。それが1945年8月15日、すべてが変わりました。価値観がひっくり返ったのです。
現代では軍人と結婚したい、という女性はほぼいませんね。
介護の仕事で話すと、やれ、介護福祉士だ、社会福祉士だ、ケアマネだ、と資格が乱立している傾向があります。もしこれらの資格が意味を成さなくなった場合、一瞬にして有資格者たちは力を失う可能性があるわけです。
※ いきなりそんなことがあるのかどうかは別としてね。
「『人から認められたい』という衝動も、怖れからきていたのじゃ。その怖れとは、人から見限られることへの怖れ、相手にされなくなることの怖れ、つまり、つながりを失ってしまうことへの怖れじゃ」。
バトルロワイヤル2を劇場で友人と見ていたときに印象に残ったセリフが
「人は死ぬのが怖いんじゃない。忘れられるのが怖いのよ」
という言葉でした。
死ぬことよりも、死ぬことによって、自分自身の存在が忘れられるのが怖い……だから日本では墓地に埋葬するだけでなく、喪主のところに仏壇を置いて、亡くなった方を忘れないようにしているのだろう、と僕は思っています。
「怖れに支配されないためには、まず自分の中の怖れを認めることが必要じゃ」。
「人間は怖れによって行動するとき、本当の幸せから遠ざかっていく。本当の幸せは、愛に生きるとき、もたらされる。われわれは、愛に生きるとき、幸せに人とつながることができるのじゃ」。
本書では繰り返し「怖れ」と「愛」について詳しく解説してくれます。あなたの心の中はどうですか? 怖れが支配していませんか?
まずは恐れていること自体を認めることです。
「目標を持たずに生きている人たちはどうなんですか? 愚痴や不満ばかり言っている人たちです。彼らは幸せをあきらめているんじゃないですか?」「目標に向かって、さまざまな壁を乗り越えながら生きるくらいなら、愚痴や不満を言いながら生きるほうが、よほど気楽で幸せだ。そう信じているのじゃろうな」。
なるほど。愚痴や不満をもらして生きるのが不幸だ、というのも一方的な価値観なんですね。
「真に賢い人間は、『自分にとってなにが一番大切なのか』を知り、『その一番大切なものを大切にするためにはどうすればよいのか』を考える。一番大切なものを一番大切にするためには、目標や計画を修正しなければならんこともある。それも勇気が必要じゃがな」。
なるほど。主軸となるものを見失ってしまっては進むべき方向を誤ってしまいますね。あなたにとって一番大切モノってなんでしょう? ちょうど日曜日で仕事が休みの人も多いでしょうから考えてみましょうか。
【編集後記】
今日は仕事が休みです。天気が良ければ次男と公園めぐりです。昼食は恒例のホットケーキです。わーい。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
![]() |
サンマーク出版
発売日 : 2011-01-17
|