こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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径書房
発売日 : 1998-09
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【出会い】
帯広図書館のビジネス書コーナーで目に留まりました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
楽しむ方法はいくらでもある、着飾ってクラブに行ったり、夜遅くまで羽目をはずして騒いだりしなければ楽しめない、なんて考えていない?
人生なんてつまらないもの、と決めこんで、暗い顔をしてすごすか、それとも、楽しいと感じることをどんどんやってみるか、それはあなたが決めること。
たとえば、あなたが年収300万円だとして、だから人生がつまらないのか? それともか、年収300万円でいかに楽しむかを考えるのかで、人生が変わります。
【響いた抜粋と学び】
著者のパット・パルマーさんは心理学者でアサーティブ・トレーニング・センター所長を経て、現在、ハワイ州マウイ島在住です(執筆当時)。
本書は1998年に出版された書籍で、手に取ってもらうとわかりますが、怒ろう/パット パルマー
と同様ページ数は少なく39ページです。
……あっという間に読み終えることができる書籍になっております。
怒ろう/パット パルマー
と同様、シンプルな内容で、絵本のように絵と文章が組み合わさっていますが、深い内容となっております。
冒頭にあったように、僕たちは今テレビやインターネットを通じて、様々な情報を手に入れられるようになりました。これは年収300万円以下のいわゆるワーキングプアでもです。
ワーキングプアと呼ばれる層であってもスマホを持つことができ、情報を入手できます。
すると、自分の倍以上給料を稼ぐ人がいたり、自分より豪勢な食事、旅行、住まい、などを知ることができます。すると、人は自分と他人を比べ、不幸になってしまうわけです。
国民が幸福だと感じている指数が高い国にブータンがあります。そこでは多くの国民が豪勢な生活をしているのかと思えばそうではありません。僕たちよりも限られた資源で生活しているわけです。
なのに、なんで幸せなんでしょうね? モノが豊富だから、情報が豊富だから幸せになる、というのは幻想だってことじゃないでしょうか?
実際に、ブータンの国民が他国の状況を知った瞬間、幸福の指数が下がったなんて報告があります。実は井の中の蛙でいる方が幸せでいられるのかもしれませんね。
あなたの耳が本当に喜ぶ音はどんな音だろう、あなたの耳は、どんな言葉を聞きたがっているだろう。
鼻の匂い、ハーブの香り、木の匂い、魚や肉を焼く匂い、あかちゃんのやさしい匂い、そして恋人の特別な香り、さあ、いろいろな香りを楽しもう。
いろいろなものを口にするたびに、私たちは遠くまで旅をする、南国の風を感じ、民族の古い歌を聞き、豊かな森の匂いをかぐ。
シルクのスカーフ、パイル地のタオル、洗いたての木綿のシーツ、いろいろなもので、肌をそっとさすってみて、リラックスして、自分の身体を感じてみて。
楽しみ方、幸せの感じ方の例を挙げています。冒頭にあるように豪勢なパーティに参加することだけが幸せではありません。楽しみではありません。
他人の楽しみを知って、それがあなたの楽しみだと錯覚しているのかもしれませんよ。
五感をフルに活用して、もう一度外を眺めてみてはいかがでしょうか? 外にでて、音を聴いて、匂いをかいで……衣服を味わってみてはいかがでしょうか?
人生を楽しむのに、遅いということはない、自分が美しいと思うものをみつけ、自分をの楽しませる方法を探しだす、そして、自分の力で自分を幸せにするんだ。
今からでも遅くありません。まずはやってみましょうよ。他人のものさしはあなたを幸せにしない!!
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径書房
発売日 : 1998-09
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