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ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由/岩田 松雄

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 岩田松雄
アスコム
発売日 : 2012-10-08








【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 /岩田 松雄
「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方/岩田松雄
と読んで感銘を受けていたので、即購入でした。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
私がこの本を書く目的は、一言で言えばみなさんを元気づけることです、ひとりでも多くの人が、自分のミッションを意識して生きるようになれば、世の中はもっとすてきでよくなるはずです、本書を通じてそんな世界の実現に役立てたら、これほどの喜びはありません。

あなたが今の仕事をする目的は何か? 経営者、中間管理職、一般職、すべての人に読んでいただきたい一冊です。

【響いた抜粋と学び】
著者の岩田さんは元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。リーダーシップコンサルティング代表。1982年に日産自動車入社。製造現場、飛び込みセールスから財務に至るまで幅広く経験し、社内留学先のUCLAビジネススクールにて経営理論を学びます。帰国後は、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ ビバレッジサービス常務執行役員を経て、2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。3期連続赤字企業を見事に再生させます。2009年スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任しています(執筆当時)

何のために働くのか? どこに向かってビジネスをしているのか? その持続的な問いかけが、従業員ひとりひとりに深く染み渡り、終わりのない努力を続けているからこそ、他者との「違い」を生み出し、一流に見えるのです。

ブランド力のある一流の会社は、「どうやって儲けるか」ではなく、「そもそも企業は何のために利益を出すのか」というミッションを大切にします。

「私たちは人々のお腹を満たしているのではない。心を満たしているのだ」、コーヒー・ビジネスではなく、「ピープル・ビジネス」を追求する、すると、お客様の心を満たしていたつもりなのに、やがて、お客様からも心を満たされるようにさえなる。


経営者にとって大切なことは、ミッション、ビジョン、そしてパッションだとよく言われます、私は、この中でもミッションが重要だと考えています、ミッションさえしっかりしていれば、よいビジョンが描け、強いパッションは自然とわき上がってくるはずです。

研修の教育では、コーヒーの淹れ方や基本的な接客はもちろん、ミッションについてもかなりの時間話し合われます、つまり、「何をありなさい」ではなく、「なぜそれをやるのかを考えなさい」というスタンスを貫きます。

本書を読んでいて響いたのは”ミッション”についてです。なぜその仕事をするのか? ということです。
介護業界に身を置くあなたにも問いかけたいのですが、
「あなたはなぜ介護の仕事をしているのでしょうか?」

今日食べるためのご飯のために働きますか? 家族の生活費のために介護の仕事を選んだのですか?

もちろん、それも仕事をする上で立派な理由の一つです。

岩田さんが推奨するのはもっと深いところです。

新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦/稲盛和夫 の稲盛和夫さんを思い出しました。

いかにして生きるのか? 岩田さんの書籍からもただ働く、どうやって働くか、よりも”何のために働くのか”を主に置いています。

早速、あなたが今の仕事を選んだ理由を考えてみてはいかがでしょうか?

私は「お客様を友人と接するように迎えましょう」とお願いしました、にもかかわらず、お客様を疑う監視カメラがお店にはある、言っていることとやっていることを一致させようと思いました、自分たちの理念を守るために、もし万引き率が上がっても仕方がないと腹をくくったのです、ところが、カメラを外したあと、逆に万引き率は下がりました、カメラを取り外す代わり、店員さんたちがお客様に目を配り、声をかけて接客を丁寧に行うことによって、万引き被害を減らせたのです。

ここは興味深いところでした。監視カメラに限らずですが、自動化することでスタッフの仕事は確かに効率的で楽になります。その一方で万引きが増える、というマイナス面があります。

介護の仕事では万引きというのはないかもしれませんが、人と人との触れ合いの時間が削られることによって、お客様の不満が増えることが予想されます。

人件費の削除、経費削減、もちろん健全な経営をする上でそれらは必要です。その一方で現場の負担を大きくしすぎることでの弊害もあると考えられます。

このあたりのバランスをいかにとるのかが経営者に求められることかもしれませんね。

磨かなければならないのは、社内での経歴ではなくて、どこに出ても役立つ自分のスキルなのです、同じ会社で働き続けるということは、その事実に気づかないリスクでもあります。

强いミッションを持って働いていた岩田さんならではの言葉です。同じ場所で働くこと自体が悪いわけではありません。転職をすすめているわけではありません。
介護業界も同じで、いつどんな理由で退職するかわかりません。特に女性の場合、夫の転勤などで今の職場を辞めざるを得ないときあるかもしれません。

そんなときに、その職場でしか通用しないのか、それともかどんな職場でも通用するよう自分の介護技術を磨いているのか、は大きな違いがあります。

ミッションを作る7つのヒント……働き方ではなく、働く目的を考える、「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する。

時間を有効活用する7つのポイント……切り替え時間を早くする。

働く目的という部分が本書の大半を占めますが、そればかりではなくて、実践のヒントもあります。想いだけで、行動を変えなければいけません。本書にはそのヒントも満載です。

成功はゴミ箱の中に/レイ・A・クロック の中に
「未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる」
とあります。
僕は本書を読んでいてふと思い出しました。

今の自分にけっして満足はしない、日々成長していく、何歳になってもそれは変わらない。ビジネスで成功している人ほど年齢を重ねても新しいことに挑戦していきます。

松下幸之助さんは80歳を超えてからアメリカに行って学んだといいます。
※ 医者同伴だった記憶があります。

まだまだ、若い僕たちもその姿勢が必要だということではないでしょうか?

【編集後記】
本日は仕事が休みです。今月最後の休みです。妻も仕事が休みなので二人でゆっくりします。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 岩田松雄
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