おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
![]() |
ぱる出版
発売日 : 2013-03-14
|
【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
正社員・アソシエイト社員・準社員・アルバイトはどこへ行った?ついに1兆円企業へ。急成長するユニクロ(ファーストリテイリング)に新卒入社した著者が見たもの―。
【響いた抜粋と学び】
著者の大宮さんは1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職。退職後、編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターに(執筆当時)。
柳井さんの書籍は、
現実を視よ/柳井正
一勝九敗
成功は一日で捨て去れ
成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
と読んでいますし、
ユニクロ帝国の光と影
のように柳井さん以外の人が書いたユニクロについての書籍も目を通しています。今回の書籍は実際に働いていた人の話です。
大学時代の部活の後輩でユニクロでバイトをする、という人がいて、かなり厳しいというのを聴いたことがありました。挨拶をしっかりする、研修がかなりすごい、ということもそういえば言ってました。
言葉を交わしたかどうかは覚えていないが、「腰が低くてきさくなオヤジさん」という印象を受けた、新入社員に対しても言葉遣いは丁寧で、雑談にも応じ、「一緒にがんばりましょう」的なことを話していた、マスメディアで目にするにこやかな柳内そのままなのだ。
ここの部分はそのまま抜粋しています。
※ 柳井さんの漢字間違っているんですね。
柳井さんはやはり印象としてはきさくな感じですが、仕事では豹変するそうです。これはこの抜粋の後に書いていました。経営者はだいたいそうじゃないかな、なんて思っていました。
「今でもユニクロに行くと、自分が手に取った商品はたたんじゃうもん。商整しちゃうの。家の洗濯物も立ってたたんじゃう。座ってたためない! Tシャツとかも正面に襟を出すたたみ方になっちゃう。ある意味、職業病だよね」。
ユニクロではありませんが、愛知県にいたときに一度だけ、とあるアパレル関係の大手チェーン店で派遣として働いたことがあります。
そのときも商整をしました。僕もホントに短時間でしたがやったおかげで、たたみたくなるんですよね。これを毎日のようにやっている人であれば、そうなるだろうなぁ、なんて思っていました。
柳内のいう「会社と一緒に成長していく」社員は全体の1割程度であり、彼らは確かに幸せだろう、残り9割が幸せになれないのは自業自得で「仕方ない」のだ。
この部分については納得ですね。柳井さんにしろ渡邉美樹さんにしろ、志のかなり高い人の元で働く、ということはそういうことなのかな、と感じます。
30代半ばになると「急がば回れ」という諺の意味が少しはわかるようになる、焦っていろいろ手をつけても、何も身につかずに終わってしまうと経験的にわかってくるからだ、勉強や仕事だけでなく、人間関係でも当てはまる。
僕も30代前半ですので、なるほどなぁ、と思って読んでいました。いろんなことに挑戦するのが好きなのですが、そろそろ、一点集中する時期がくるのかな、なんて思っていました。
「スタバはユニクロほど時間管理が厳しくありません。カスタマーファースト、真っ先にお客様という方針が浸透しています。ユニクロはCSとは言いながらも、『この時間内にこの作業をやらなくちゃいけない』という意識が強いですね。接客は二の次になりがちです」。
ユニクロ町田店を訪れていた客は、知らず知らずのうちにあの和気あいあいとした雰囲気を楽しんでいたと僕は信じている、全国どこでも同じように見えるユニクロ店舗で忙しく働くスタッフ個々人の表情に注目してほしい、そこに安心と自信が感じられるだろうか。
こちらを読んでいて高齢者介護の現場はどうだろうなぁ……なんて思っていました。雑務が飽和して時間に追われた現場においてお客様のことを真っ先に考えることができるのだろうか。そのような状況でお客様がほんわかできる雰囲気を作ることができるのだろうか、そんなことを思ってしまいました。
小売業ももちろん大変です。その前提で、介護の現場ではモノを売る、というよりサービスを売る、サービスを買っていただく、という状況です。人件費をいかに減らして、良質なサービスを提供できるか、です。
その一方で考えることが給料以外での働きがいなんでしょうね。
【編集後記】
本日は義母の誕生日です。60歳還暦です。夕方からお祝いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
![]() |
ぱる出版
発売日 : 2013-03-14
|