こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
世界的不況の中、快進撃を続ける「ニトリ」。不況こそ最大のチャンス! というその独特の経営理念はどこから来るのか?
似鳥社長と百百代さんの商売について。経営者のあなたやヤフオクやAmazonマーケットプレイスを使ってせどりをしているあなたに参考になります。
【響いた抜粋と学び】
著者の木下さんは政界、財界、芸能界などのルポルタージュや小説を執筆する作家です。
「いまの状況では、社員を雇うカネもないだろう。お嫁さんがいれば、ただでいっしょに働いてくれる。相談もできる。ご飯も作ってもらえる。子どももできる。だから、丈夫で長持ちするのを選べ」。
「恋愛するのは、かまわない。しかし、結婚と恋愛は別だ。恋愛は短いものだけど、結婚は50年。同じひとといっしょにいて、そのひとと幸せになれるかどうかだから」。
百百代さんとの馴れ初めが書いていました。現代で結婚の理由にこんなことを言っていたら怒られるかもしれませんね(笑)
もともと、似鳥さんは別の女性との結婚を考えていましたが、百百代さんを選ぶことになりました。その理由が仕事ができそう、だとか前の女性は美人すぎて、商売をしたら嫉妬されるんじゃないか、なんてことでした。
女性選びのコツも書かれています。
今経営者でこれから結婚を考えるあなたの参考になるかと思います。
「おまえ、百百代さんと結婚しろ。好いお嬢さんじゃないか」
「でも、おれはまだ百百代さんと二回しか会っていない。今日で三回目だよ」
「おれたちは、今日、はじめて百百代さんに会った。おまえは、すでにその三倍も会っている。それで充分だ。明日の朝までに返事をしろ」。
似鳥さんのご両親の言葉も破天荒ですよね。これで結婚が決まる、って……。でもそのおかげでニトリが躍進したんですよね。
「まあ、うらやましい。こんな椅子を買って、座れるお客さんって、本当に幸せですね」、この一言を聞いた顧客は、迷わず答える、「じゃあ、これ、いただくわ」、とにかく、一人のお客さんでも、似鳥家具店に入ってきたからには逃がさないのが、百百代のポリシーだった。
百百代の才能は、ただ売るだけのものではなかった、顧客の要望を取り入れたコーディネート能力も優れていた、購入してくれた顧客が、後日、似鳥家具店に来店してくれては喜んでくれる。
結婚する際に家具を購入してくれた夫婦に子どもが誕生すると、子どもの机やベッドを買ってくれる、家を新築しては、新しい家具を一式そろえてくれる、今度は、子どもが成長し、結婚するときに家具を用立ててくれる、孫が生まれ、小学校に入学するときには机を買ってやる、こうして、家族から家族へと受け継がれていくのが家具屋であり、それが百百代の狙いでもあった。
このあたりは百百代さんの商才について書かれています。藤田田さんの書籍でもネクタイを売るコツがありました。
それはお客様(女性)がネクタイを手に取った瞬間です。
「上品なものを選びましたね」
この一言です。
お客様の自尊心をくすぐるわけです。このコツと百百代さんの言葉は似ています。商品を購入することが素晴らしいこと、その商品があることで生活が豊かになること、をイメージしていただくことがコツなんでしょうね。
3つめのところについてもマクドナルドの戦略と同じです。ハンバーガーを食べて育った子どもが親になり、子供と一緒にハンバーガーを食べにくる。三十年戦略です。
契約を終えた似鳥は、店の壁にかかっている鏡を見て、にやりとした、<やはり、笑顔であれば、いいことがあるんだな。おかげで、りんごやあめ玉どころか、店を建設する資金を調達してしまった>。
ここは銀行に融資してもらうときのことです。最初、浮かない表情で行ったときに必要な資金を融資してもらえませんでした。そこで、似鳥さんはバシッと決めて、バッチリ笑顔、それで必要な融資を得られたわけです。
人間関係と一口に言っても、社員同士の人間関係ではない、パートと店長、担当者とパート、パート同士の関係といろいろある、似鳥は、人間のエネルギーはだれもがみな同じだけもっていると思っている、それを、いらないところで使ってしまうので、エネルギーが発揮できるかどうかがちがってくるのだと思っている。
ホントそのとおりです。人間関係のことで、派閥だとかイジメだとかしょーもないことで力を使うからお店は成長できないわけです。
「儲けようと考えていたら、お客さんは逃げています。店側が『儲けてやろう』と身がまえていたら、そんなところに近づきませんよね。逆に買い物をしてお客さんのほうが『儲かった』と思うようでなければなりません。だから、まずは心の中から『儲けたい』という思いを取り除かなければいけないんです」。
ここがポイントです。商売はお客様がいかに幸せになるか、です。お客様を幸せにするお店が儲ける……つまり信じてもらえるのです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
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徳間書店
発売日 : 2013-06-28
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著者の木下さんは政界、財界、芸能界などのルポルタージュや小説を執筆する作家です。
「いまの状況では、社員を雇うカネもないだろう。お嫁さんがいれば、ただでいっしょに働いてくれる。相談もできる。ご飯も作ってもらえる。子どももできる。だから、丈夫で長持ちするのを選べ」。
「恋愛するのは、かまわない。しかし、結婚と恋愛は別だ。恋愛は短いものだけど、結婚は50年。同じひとといっしょにいて、そのひとと幸せになれるかどうかだから」。
百百代さんとの馴れ初めが書いていました。現代で結婚の理由にこんなことを言っていたら怒られるかもしれませんね(笑)
もともと、似鳥さんは別の女性との結婚を考えていましたが、百百代さんを選ぶことになりました。その理由が仕事ができそう、だとか前の女性は美人すぎて、商売をしたら嫉妬されるんじゃないか、なんてことでした。
女性選びのコツも書かれています。
今経営者でこれから結婚を考えるあなたの参考になるかと思います。
「おまえ、百百代さんと結婚しろ。好いお嬢さんじゃないか」
「でも、おれはまだ百百代さんと二回しか会っていない。今日で三回目だよ」
「おれたちは、今日、はじめて百百代さんに会った。おまえは、すでにその三倍も会っている。それで充分だ。明日の朝までに返事をしろ」。
似鳥さんのご両親の言葉も破天荒ですよね。これで結婚が決まる、って……。でもそのおかげでニトリが躍進したんですよね。
「まあ、うらやましい。こんな椅子を買って、座れるお客さんって、本当に幸せですね」、この一言を聞いた顧客は、迷わず答える、「じゃあ、これ、いただくわ」、とにかく、一人のお客さんでも、似鳥家具店に入ってきたからには逃がさないのが、百百代のポリシーだった。
百百代の才能は、ただ売るだけのものではなかった、顧客の要望を取り入れたコーディネート能力も優れていた、購入してくれた顧客が、後日、似鳥家具店に来店してくれては喜んでくれる。
結婚する際に家具を購入してくれた夫婦に子どもが誕生すると、子どもの机やベッドを買ってくれる、家を新築しては、新しい家具を一式そろえてくれる、今度は、子どもが成長し、結婚するときに家具を用立ててくれる、孫が生まれ、小学校に入学するときには机を買ってやる、こうして、家族から家族へと受け継がれていくのが家具屋であり、それが百百代の狙いでもあった。
このあたりは百百代さんの商才について書かれています。藤田田さんの書籍でもネクタイを売るコツがありました。
それはお客様(女性)がネクタイを手に取った瞬間です。
「上品なものを選びましたね」
この一言です。
お客様の自尊心をくすぐるわけです。このコツと百百代さんの言葉は似ています。商品を購入することが素晴らしいこと、その商品があることで生活が豊かになること、をイメージしていただくことがコツなんでしょうね。
3つめのところについてもマクドナルドの戦略と同じです。ハンバーガーを食べて育った子どもが親になり、子供と一緒にハンバーガーを食べにくる。三十年戦略です。
契約を終えた似鳥は、店の壁にかかっている鏡を見て、にやりとした、<やはり、笑顔であれば、いいことがあるんだな。おかげで、りんごやあめ玉どころか、店を建設する資金を調達してしまった>。
ここは銀行に融資してもらうときのことです。最初、浮かない表情で行ったときに必要な資金を融資してもらえませんでした。そこで、似鳥さんはバシッと決めて、バッチリ笑顔、それで必要な融資を得られたわけです。
人間関係と一口に言っても、社員同士の人間関係ではない、パートと店長、担当者とパート、パート同士の関係といろいろある、似鳥は、人間のエネルギーはだれもがみな同じだけもっていると思っている、それを、いらないところで使ってしまうので、エネルギーが発揮できるかどうかがちがってくるのだと思っている。
ホントそのとおりです。人間関係のことで、派閥だとかイジメだとかしょーもないことで力を使うからお店は成長できないわけです。
「儲けようと考えていたら、お客さんは逃げています。店側が『儲けてやろう』と身がまえていたら、そんなところに近づきませんよね。逆に買い物をしてお客さんのほうが『儲かった』と思うようでなければなりません。だから、まずは心の中から『儲けたい』という思いを取り除かなければいけないんです」。
ここがポイントです。商売はお客様がいかに幸せになるか、です。お客様を幸せにするお店が儲ける……つまり信じてもらえるのです。
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発売日 : 2013-06-28
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