おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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日本実業出版社
発売日 : 2010-02-25
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
いかにして私たちが社員のモチベーションを高める「しかけ」を創り出してきたか、なぜ、弊社の若者は生き生きと働いているのか、曽山がまとめてくれた本書で、ご理解いただけるのではないかと思います。
~Amazonより~
21世紀を代表する会社を創る」を目指し、急成長を続けるサイバーエージェント。しかしながら、その道のりは平坦ではありませんでした。2003年、同社は社内制度の強化に乗り出します。離職率30%を超えていたベンチャー企業は、いかにして「働きがいのある会社」といわれるまでになったのか。「やる気」と「成果」を生み出すしかけを探ります。
経営者のあなた、これから経営者になるあなたにオススメです。サイバーエージェントだけの特別なこと、ではなくて参考にしてみてください。
【響いた抜粋と学び】
著者の曽山は株式会社サイバーエージェント取締役人事本部長。上智大学文学部英文学科卒業。伊勢丹を経て、1999年にサイバーエージェントに入社。インターネット広告事業本部統括を経て、2005年に人事本部人事本部長就任。2008年より現職です(執筆当時)
藤田さんは株式会社サイバーエージェント代表取締役社長CEO。青山学院大学経営学部卒業。インテリジェンスを経て、1998年にサイバーエージェントを設立、代表取締役に就任。2000年3月、東証マザーズに株式を上場(執筆当時)。
今まで藤田晋さんの書籍は多数読んできました。
渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫) [文庫]
藤田晋の成長論 [単行本]
憂鬱でなければ、仕事じゃない [単行本(ソフトカバー)]
起業家 [単行本]
今回の書籍は藤田晋さんの会社サイバーエージェントの取締役人事本部長の視点の書籍です。
本音の対話なくして最高のチームなし、チームワークや組織の和を重視する当社に起こりやすい問題です、ストレートにいう、率直に伝える、本音で話すことが大事、短絡的に、ただの仲良しにならないように。
職場内で仲良しこよしをやる必要はないかもしれませんが、チームワークとして、組織として、相手を傷つけるとは別に本音の会話は必要ですね。うわべだけの付き合いだけでは組織として殻を破りきれないのではないでしょうか。
ネガティブに考え、ポジティブに生む、前向きな人が多く、また評価されやすい当社に起こりやすい問題です、ポジティブ過ぎる風土は過度の楽観を生み出し、大きな問題点を見過ごしてしまう。
当社では、人事制度設計の基本として、「挑戦と安心はセットで考える」ことを大事にしています、会社の成長のために挑戦してもらうには、安心して働けるような基盤も必要です、挑戦だけでは社員は疲弊してしまいますし、安心だけでも社業の成長は鈍化するでしょう。
このあたりも参考になります。一般の業界だけでなく介護業界も同様ですね。ポジティブの方が優れている印象がありますが、決してそうではなくて、裏表の関係です。どちらも必要なんですね。
また、挑戦と安心というのも表裏一体ですね。
事業を任せられるような強さをもっている人材でも、向いている方向がばらばらだと意味がなくて、組織として意思統一することが重要、組織のことを考えず、独立しているような仕事の仕方をする人は、会社にとっては難しい、本人は大いに成果を上げているつもりかもしれないけれど、そういう人の存在自体が全体のパフォーマンスを落としてしまう、そういう意味でも、採用するときには会社や業界の変化に対応できる素直さも重要だよね。
これは介護業界にありがちな気がします。
自分が考える介護観、福祉観と組織の考えるそれらが違うと仕事を辞める人が多い気がします。自分自身の考えを大切にするのはもちろん大事です。その一方で感じるのは、組織の末端にいる人が自分の考えばかりにとらわれるのもいかがなものか、ということですね。
自分の考えを押し通すのならば、組織を作る側に回れるようにする、のも必要かと思います。
【編集後記】
今日は休みなのですが、どうしても日程調整ができなかった担当者会議が一件あります。
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日本実業出版社
発売日 : 2010-02-25
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