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「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 /岩田 松雄

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こんにちは。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
※ モテキにハマりすぎて読書が進まなかったので、再更新記事でお願いします。
明日から通常通りの更新です。
↓↓↓

著者 : 岩田松雄
サンマーク出版
発売日 : 2012-10-09









【出会い】
帯広図書館のビジネス支援コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
あなたは、リーダーや社長になるのは、特別な人たちなのではないか、と思っていませんか、そんなことはないのです、私は、誰でも頑張ればリーダーになれるし、社長になれると思っています。

「ついていきたい」とまわりの人が思う姿にあなたがなっていたとするならば、みんなに推される形で自然にリーダーに選ばれることになるから、リーダーになろうとするのではなく、まわりに推されてリーダーになる、私はこれが、理想のリーダーの姿だと思っています。

本書では、私がどんなことを考え、どんなことをしてきたかを語っていきたいと考えています、こんなリーダーもいるのだ、こんなリーダーシップの考え方もあるのだ、ということを発見しながら読んでいただければと思います。


経営者や中間管理職のあなたにオススメです。自分にはリーダーシップがない、カリスマ性がない、なんて悩んでいませんか?

リーダーシップに必要なのは謙虚さです。


あなたの認識していたリーダーシップを考え直してみましょうか。

【気になった抜粋】
リーダーの重要な役割のひとつに、部下を育てる、というものがあります、意思決定の瞬間は、実は部下を育成できる絶好のチャンスでもあります、なぜなら、リーダーにとって一番求められているのは何かを「決める」ことだからです。

【響いた抜粋と学び】
著者の岩田さんは株式会社アトラス(女神転生シリーズのですよね?)の代表取締役社長、株式会社タカラ常務取締役イオンファレスト(ザ・ボディショップ)の代表取締役と歴任していきます。その後、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとして「100年後も光り輝くブランド」を掲げ、業績を右肩上がりに成長させます。

実績十分、リーダーとして数々の会社を渡り歩く岩田さんからリーダーについて学びましょう。

カリスマ性の有無はまったく関係がない、むしろ、謙虚さを持っている、何かがうまくいったとしたら、「それは運が良かったからだ」「部下が頑張ってくれたからだ」と受け止める、逆に、うまくいかなかったときには、「全て自分の責任だ」と捉える、そうした謙虚な姿勢を持ち、人格的にもすぐれたリーダーを『ビジョナリーカンパニー2』では、「第五水準」のリーダーと定義していました。

まずリーダーについてです。リーダーというと、イメージするのはなんでしょう? ゴレンジャーシリーズのレッドですか? 生まれつきの人を惹きつける力とカリスマ性、熱血漢なんていうのをイメージしますか?

そのイメージが強いですよね。しかし、企業において、リーダーとは、リーダーシップとは、カリスマ性に頼るものではありません。

参考書籍はこちらです。
↓↓↓
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 [単行本]
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 [単行本]


時を刻む人に頼るよりも時計を開発する……だったかな。一人の偉大な天才に頼るだけでは30年存続する企業はできない。仕組みを作らなければならない。

人を治める前にまず、自分を修める必要があるのです、自分を修めることもできないのに、人を治められるはずがありません。たくさんの挫折経験を持ち、苦しい体験を持った人こそ、リーダーになるべきなのです、苦しんでいる人の気持ちがわかるからです、その気持ちを理解した上で、行動ができるから。

地位や権力を手に入れると、甘い誘惑が構えています、接待交際費がたくさん使えるようになります、車がつきます、給料が上がります、部下が100人になります……、一見するといいことばかりですが、それに飲み込まれたら、どっぷりと権力の世界にのめりこむことになる、ある意味、私は試されていたのでした。


地位や権力を手にして、人が変わってしまう人はよくいますね。それだけ地位や権力は実際の権力もあるし、その副作用も強いのだと思います。

自分を修める力が試されるんでしょうね。

私は自分の意見を言う前に、必ず先に部下から意見を聞くようにしていました、そうすると、部下独自の意見が出てくるのです、できれば、年次の低い社員から聞く、リーダーが指名してあげるのです、そして、リーダーは最後にしゃべる。

上の人が最初に意見や方針を話してしまうと、下っ端って
「あ~そうなんだ~」
と思ってしまって、意見や感想を出せなくなるんですよね。
どうせ、自分みたいな下っ端が言っても聞いてもらえないし、しょーもない意見だと笑われても嫌だし……。そんなことを思ってしまいがちですよね。

多くの場合、部下が頭を悩ませているのは、ポジティブなことではありません、ネガティブなことであることがほとんどです、だからこそ「何か困ったことはない?」が有効になるのです、部下は自分からはなかなか困ったこと言いにくい、でも、リーダーのほうからこういった声かけが絶えずあれば、相談してみようと思うでしょう。

これは必要ですね。悩んでいる人が自ら
「私は今〇〇で悩んでいます」
って打ち明けるのって稀ですよね。リーダーから聴いてくれると助かりますね。


人は一度言えばわかる、なんてことはまずありません、覚えたり、習慣にすることは、実は極めて難しい、だから、何度も何度も語りかける必要があります、そこに、書く意味が出てきます。

これはそのとおりです。頭だけで覚えていられる、なんて思っているのは傲慢なだけです。人は忘れます。だからこそ、記憶しようと行動するのです。

重要なことは、スキル系だけいくら高めても、いずれ限界がやってくる、ということです、高めるべきは人間性であり、人間の徳とでもいうべきもの、人間性そのものをしっかり鍛えておくことが大切になるのです。

なるほど。ただ、別の書籍の意見なんですが、実力もないのに人間性を高めても”ただのいい人”に終わってしまいます。
神田昌典さんあたりが話していたような気がしますが、まずは圧倒的な実力をつけること、自分を磨くことです。

人間性を磨くのはそのあととあります。

この抜粋も読み取り方によっては、まずは人間性を高めること、と勘違いしそうですが、そうじゃないと思います。まずは圧倒的な実力、スキルを磨くことです。
介護の仕事で言えば、介護技術・知識、看護面にも精通し、現場で実力を発揮することです。でないと、人間性を高めるだけでは、ただただ”いい人”で終わる可能性があります。
※ 介護現場で言えば、そのようなキャラはお客様の癒やし系になって必要不可欠という考え方もありますが。

基本的に私のスタンスは、極めてシンプルです、それは、できることはできるだけすぐにやってしまう、ということ、人は物事をすぐに忘れてしまうものです、だから、すぐにやる、本当に時間をかけなければいけないことを除けば、すぐに動く。

そうなんですよね。ケアマネやっていても、デイの相談員を兼務して、認定調査員をやっていて、思うんですが、やると決めたことをその場でやっていかないとズルズル仕事がたまっていくんですよね。
目の前にきた仕事はその場でやっていく必要があるんです。

考え事をしたり、戦略的なことについてじっくり思いを巡らせたり、何かを文章にまとめたりする、そうしたアウトプットには細切れの時間がいくらあってもダメなのです、大事なのは、いろいろなものをまとめて考えられる時間、一時間の空き時間ではなく、最低三時間はほしい。

細切れの時間で読書をしたり、思いついたことをメモすることはできても、重要なことを考える、まとめる、といった作業はやはり長時間を要しますね。

細切れは所詮細切れであり、足してもつぎはぎだらけ、と認識しなければなりませんね。

人は決して強くない、完璧な人間などいない、時に弱さを見せることもある、それはあっていいし、当たり前のことだ。

なんだろう、勇気がふつふつと湧いてきませんか? 人間は弱いし、できないことがあるんだ、それが当たり前だって言われると、しかも岩田さんのように実績のある人に言われると、そうか、自分はダメじゃないんだ、と思えますね。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 岩田松雄
サンマーク出版
発売日 : 2012-10-09

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