おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
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PHP研究所
発売日 : 2012-09-07
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本では、「うすうすわかっているけど、どうしようもないと思っていること」=「囚われ」をみんなで突破して、組織が進化していくプロセスと方法を共有するべく書かせていただきました。
~Amazonより~
リーダーシップがない、部門間連携が悪い……組織風土の問題はどこも同じ。それらを根本から変えていく方法を現場を熟知する著者が伝授。
【響いた抜粋と学び】
著者の森田さんは大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、経営コンサルティング会社アクセンチュア(当時、アンダーセンコンサルティング)のチェンジマネジメントグループにて、人と組織のコンサルティングに従事。2000年、シェイク社を創業、同代表取締役社長に就任。「自律型人材」育成企業として企業研修事業を展開。2009年9月、会長に就任。2010年9月よりシェイク社フェロー(現職)。2010年10月、イマココミライ社を創立(執筆当時)。
先週の「NEXT READING」読書会で読み解かせていただきました。会社が良くならない理由よりかは、コミュニケーションをどうやってとっていけばいいのか? というところに焦点があたった書籍に感じます。
私たちの目や耳は、自分が好きなもの、「今まで大切だと感じてきたもの」を圧倒的に優先しています、その「今まで」を優先するがゆえに、無意識に見えなくしていたり、聞こえなくしたりしていることが、あるはずなのです。
「今まで、『これがいいんだ』と思っていたことは、本当に、それでいいのだろうか?」と考えてみることです。それができないと、死角の存在に気づくことはできません。「あの人は聴く耳を持っていない」と判断されて、周りの人も本音で話してはくれません。
目に見える個人成果ばかりを重視すると、目に見えない大事なこと―たとえば、他部署との連携、部下とのコミュニケーション、部署内の情報共有、社長の意思を社員にきちんと伝えるといったこと―が、個人成果に特化した効率化のために軽視されるということ。
人間の耳というのは便利なもので、聴きたくない話は聴こえないようになっていますね(耳というか脳の問題?)。介護現場でも、その逆で難聴のお客様も聴こうと意識していれば比較的小さな声でも聞き取れています。
意識の問題って大きいですね。
(デンマークと日本の違いって?)……デンマーク:「教育のゴール」、「社会に参画する主体的な大人を育てることだ」。例、運動会を今年は開催するかしないか、子どもたちが決める(種目)。不平や不満があるならそれを自分たちで解決していこうという考え方がある、「自分自身が社会とどう関わってそこからどのような満足感を得るか」ということです。日本:「教育のゴール」、「いい大学に入ること」や「いい会社に入ること」。
僕はあまり北欧神話を信じない方ですが、ここの抜粋に「目的」については確かに、と思います。今までの日本はいい高校、大学に行って、いい会社に入ることで、不自由ない人生が待っている、と信じられてきました。バブル期についてはそれが正しい、という状態でした。
現代は、残念なことに勉強できる、というのは一つのスキルであって、それだけでは働いていけない状況になっています。
(沈黙の時間を大切にする?)……質の高い対話を行うための9つのポイント、対話の中でも、葛藤があったり、衝突が起きた時には、誰とも話さず、一人でじっくり考える時間を10分でもいいので作りましょう。
介護現場でもありませんか? お客様が一瞬考えるのに黙っているときに、次々と話しかけてしまう、なんてことが。自分が逆の立場だったら、かなりウザイなぁ……って感じると思うんですよ。考えたい時に話しかけられることが。
お客様の立場になって考えてみるワークとしてやってみるのもいいかもしれませんね。
(関係性が変わる瞬間)……場の空気が変わる4つの瞬間……相手の気持ちが感じられたとき、自分の知らなかった相手の背景が見えたとき―。人と人との関係性が変わる瞬間は、心に引っかかっていた過去の体験やそのとき相手が感じていたことを聴くことから、始まることが多いようです。その人の意外な一面が見えて、その人への見方が変わったり、その人がしてきた振る舞いやこだわりの理由が理解できたとき、今までの謎が解けたような感覚になり、急にその人に対する人間としての愛情がわいてきたりします。
相手のこと、意外な過去を知ったときに相手への見方が変わりますね。今まで表面上でしか見えなかった相手の内面が少し見えてくる感じがしますね。
介護現場ではアセスメントといって、お客様の生活歴を知ることができますが、それは従業員同士にもある程度は必要なのかもしれませんね。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問1件と認定調査1件です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
【響いた抜粋と学び】
著者の森田さんは大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、経営コンサルティング会社アクセンチュア(当時、アンダーセンコンサルティング)のチェンジマネジメントグループにて、人と組織のコンサルティングに従事。2000年、シェイク社を創業、同代表取締役社長に就任。「自律型人材」育成企業として企業研修事業を展開。2009年9月、会長に就任。2010年9月よりシェイク社フェロー(現職)。2010年10月、イマココミライ社を創立(執筆当時)。
先週の「NEXT READING」読書会で読み解かせていただきました。会社が良くならない理由よりかは、コミュニケーションをどうやってとっていけばいいのか? というところに焦点があたった書籍に感じます。
私たちの目や耳は、自分が好きなもの、「今まで大切だと感じてきたもの」を圧倒的に優先しています、その「今まで」を優先するがゆえに、無意識に見えなくしていたり、聞こえなくしたりしていることが、あるはずなのです。
「今まで、『これがいいんだ』と思っていたことは、本当に、それでいいのだろうか?」と考えてみることです。それができないと、死角の存在に気づくことはできません。「あの人は聴く耳を持っていない」と判断されて、周りの人も本音で話してはくれません。
目に見える個人成果ばかりを重視すると、目に見えない大事なこと―たとえば、他部署との連携、部下とのコミュニケーション、部署内の情報共有、社長の意思を社員にきちんと伝えるといったこと―が、個人成果に特化した効率化のために軽視されるということ。
人間の耳というのは便利なもので、聴きたくない話は聴こえないようになっていますね(耳というか脳の問題?)。介護現場でも、その逆で難聴のお客様も聴こうと意識していれば比較的小さな声でも聞き取れています。
意識の問題って大きいですね。
(デンマークと日本の違いって?)……デンマーク:「教育のゴール」、「社会に参画する主体的な大人を育てることだ」。例、運動会を今年は開催するかしないか、子どもたちが決める(種目)。不平や不満があるならそれを自分たちで解決していこうという考え方がある、「自分自身が社会とどう関わってそこからどのような満足感を得るか」ということです。日本:「教育のゴール」、「いい大学に入ること」や「いい会社に入ること」。
僕はあまり北欧神話を信じない方ですが、ここの抜粋に「目的」については確かに、と思います。今までの日本はいい高校、大学に行って、いい会社に入ることで、不自由ない人生が待っている、と信じられてきました。バブル期についてはそれが正しい、という状態でした。
現代は、残念なことに勉強できる、というのは一つのスキルであって、それだけでは働いていけない状況になっています。
(沈黙の時間を大切にする?)……質の高い対話を行うための9つのポイント、対話の中でも、葛藤があったり、衝突が起きた時には、誰とも話さず、一人でじっくり考える時間を10分でもいいので作りましょう。
介護現場でもありませんか? お客様が一瞬考えるのに黙っているときに、次々と話しかけてしまう、なんてことが。自分が逆の立場だったら、かなりウザイなぁ……って感じると思うんですよ。考えたい時に話しかけられることが。
お客様の立場になって考えてみるワークとしてやってみるのもいいかもしれませんね。
(関係性が変わる瞬間)……場の空気が変わる4つの瞬間……相手の気持ちが感じられたとき、自分の知らなかった相手の背景が見えたとき―。人と人との関係性が変わる瞬間は、心に引っかかっていた過去の体験やそのとき相手が感じていたことを聴くことから、始まることが多いようです。その人の意外な一面が見えて、その人への見方が変わったり、その人がしてきた振る舞いやこだわりの理由が理解できたとき、今までの謎が解けたような感覚になり、急にその人に対する人間としての愛情がわいてきたりします。
相手のこと、意外な過去を知ったときに相手への見方が変わりますね。今まで表面上でしか見えなかった相手の内面が少し見えてくる感じがしますね。
介護現場ではアセスメントといって、お客様の生活歴を知ることができますが、それは従業員同士にもある程度は必要なのかもしれませんね。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問1件と認定調査1件です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
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PHP研究所
発売日 : 2012-09-07
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