こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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祥伝社
発売日 : 2013-03-27
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【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書では、・日本が本当は貧しい国である理由はなんなのか? ・貧しい国である根本的な原因はなんなのか? ・どうしたら豊かな国になることができるのか? を明らかにしていきます。
~Amazonより~
40万PV、大反響のTwitterまとめ
「本当は『貧困』な日本社会。」のTweet主「@May_Roma」こと谷本真由美氏による
同テーマによる書き下ろし書籍が待望の刊行!
ロンドン在住、元国連職員の著者が見た
「日本は世界で"かわいそうな国"だと思われている」衝撃の現実。
若者の自殺、「社畜」的働き方、「人付き合い地獄」の社会、
「みんなで不幸になろう」という足の引っ張り合い、
グローバル人材なんて育つはずもないおかしな教育、
何でも人任せで自分で考えない「クレクレ詐欺」。
空気を読み過ぎて「セルフ洗脳」に陥る日本人たち。
こんな日本人の「貧しさ」を、世界の現実と対比させながら問いかける。
「自分が日本でかかっていた洗脳。
競争しなくてはいけない、家族や友より仕事、
進歩は偉い、田舎はださい、自販機とコンビニは重要、
電車とバスは定時でなければいけない、
痩せてなければいけない、群れなければいけない、
流行は追わないといけない。
どれも自分を不幸にしていた。」
(May_Roma 2012-03-20 04:57:45)
日本のことだけでなくて世界にも目を向けていきましょう。
【響いた抜粋と学び】
著者の谷本真由美(@May_Roma)さんはシラキュース大学大学院修士課程修了。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連食糧農業機関(FAO)などを経て、現在はロンドンの金融機関で情報システムの品質管理とITガバナンスを担当中。その傍ら、ロンドン大学教授である夫とともに日本人の英語指導にも携わっています(執筆当時)。
ツイッターで人気の谷本真由美(@May_Roma)さんの書籍です。以前、日本に殺されず幸せに生きる方法/谷本真由美 を読ませていただき、興味を持っていたので、今回も楽しみにページを開きました。
若年層で死因トップが自殺となっているのは、なんと先進7ヵ国で日本のみなのです、20代以下の若者の就職失敗による自殺が増加していると指摘されています、前途ある若者が、仕事や就職のことで自殺してしまうのが日本なのです。
なるほど。大東亜戦争当時の日本と状況が似ているのかもしれませんね。あのころは自殺ではなくて特攻含めた戦死ですが、前途有望な若者が国のために犠牲になったこと事実は同じかもしれません。
あのころに比べ、生活の質は上がり、豊かになっているはずなのに、若者の閉塞感は変わらない、というか増加しているのかな。
物やお金は朽ちるから、家族や時間、友人などを大事にしなくてはいけない、仕事は生活の最優先事項ではないというのを、体験からわかっているのです。
労働は、あくまで自分の時間や体力や知力を相手に「販売」し、「対価」としてお金を受けとる「活動」にすぎません、働いた分の報酬をもらうという「取引」なのです。
このあたりは利他のすすめ/大山泰弘 や日本でいちばん大切にしたい会社/坂本 光司 にありますが、働くことで、ほめられること、愛されること、必要とされること、役に立つこと、が満たされる、ということに僕は共感しますので、今回の抜粋のような割り切ったものについては……。
本質はそうかもしれませんが、機械的に行うかどうか、というところで僕は腑に落ちないですね。
「ノマド」が増える世界というのは、決して夢ばかりではありません、平凡でこれと言った才能がない多くの人にとっては、「稼ぎにくくなる世界」が到来する「悪夢」なのです。
なるほどね。ノマドのメリットばかりではなくてデメリットにも注目しなければなりませんね。
卒業式や入学式を通して礼儀や集団行動が身につくのだ、という方もいるかもしれませんが、たかだか数時間の行事の練習でいったい何が身につくというのでしょう? それよりも、世の中の仕組みを学んだり、何か生活に役に立つこと、例えば地震が起きた時にサバイバルする方法や、救急救命法、金融商品の選び方、労働法などを学んだ方が、ずっと役に立つのではないでしょうか?
日本の学校での学生の勉強料や、行事の多さ、規律の多さなどを考えると、掃除まで強制する必要はあるのかな、という気がします、掃除のやり方や他人と協力することは、家庭でも教えることができますし、地域で年齢の異なる人と清掃やボランティア活動に取り組むことで学ぶことだって可能です。
すごく極端な部分ですね。僕は儀礼や儀式は大事だと思いますし、掃除を行うことは大切だと思います。どっちか一方を学ぶのではなくて両方学べばいいような気がしますが……。
家庭で掃除を教えるのって難しい気がしますが……。
変えるべきなのは、組織の仕組み、社会の仕組み、仕事の仕組みなど、要するに「仕組み」=「やり方」=「考え方」なのです。
外国で食べていける仕事とは、簡単に言うと、1.言葉や文化的な違い、地縁、血縁なく稼ぐことができる仕事、2.人手が足りない仕事、3.日本人であるメリットが生かせる仕事、の3つです。これからの日本に必要なもの……1.働き方を変える、2.自分のこととして考え行動する、3.多様性を受け入れる。
参考までに読んでいただければ、と思います。世界で活躍していくには、幼少期からの英語学習や留学が必須ということが書かれていました。
日本でいかにして活躍していくかを考えるのもいいのかもしれませんね。
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