Quantcast
Channel: 朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 957

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!/苫米地 英人

$
0
0

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 苫米地英人
徳間書店
発売日 : 2012-06-21









【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書を読んで頭のゴミを捨てれば、バカな上司がいても給料が安くてもイライラ、モヤモヤしなくなります、寝不足でも思考が冴えて、仕事や勉強に集中できます。

~Amazonより~
頭のゴミの掃除を始めよう。ゴミが出ない頭になって、澄み渡った心境、クリアな一瞬で物事を理解できる頭脳で生きて行こう。

仕事にやりがいを感じないあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の苫米地さんは認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIインターナショナル日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会代表理事です(執筆当時)。

脳の専門家として有名ですね。

本当の集中とは、リラックスした集中です、静かなる集中です、頑張らなくても、緊張しなくても、エイッと気合を入れなくても、すーーっと集中状態に入っていける、そして仕事や勉強がサクサク進む、それが本当の集中です。

人間は感情から強い支配を受けています、不都合なことがあると怒りにとらわれ、理不尽なことがあるとショックを受け、思考と行動が感情に左右されます、「感情的になってはいけない。冷静にならないといけない」と思っても、多くの人は感情の波立ちによる思考と行動の乱れを完全にコントロールすることができません。

抽象度を上げて感情というゴミを捨てるには、どうすればよいのでしょう? 実はそのために欠かせないことがあります、それは、ゴールを持つことです、そして、常にゴールのために行動することです。

自分が本当に重要だと思えるゴールを意識し、そのゴールに向かって進もうとすれば、それだけで頭のゴミはかなり減ります。

ゴールがないから、あなたの一瞬一瞬がゴールのためではないから、感情に振り回されてしまうのです。目指すべきは、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」という気分ではありません、目指すべきはゴールです。

本当のゴールとは、自分が心から実現したいゴールです、自分が心からやりたいことに向かっているなら、常に密度高く集中して仕事を進められるのです。

やりたいことをやるから、集中力も、生産性も、能力も上がるのです、やりたいことをやるから、マイナスの感情に振り回されることがなくなるのです。


ゴール設定の基本は、「かっこつけて本音にフタをしないこと」です、本音にフタをするのは、他人の目を気にしている証拠だからです。

ドリーム・キラーを撃退するいちばんの方法は、夢を他人に話さないこと、釈迦が言った「自帰依自灯明」、つまり「自らを拠り所にする」のです、「今ここにいる自分」を拠り所とし、自己評価とエフィカシーを自分で決めるのです。

集中力の上げ方だとか、気合の入れ方、気持ちの切り替え、ということではなくて、根本は何か? ということです。あなたが集中できない根本の原因は
「やりたくないことをいやいややっている」
ということに過ぎません。

それをやらないと、明日から食べていけない……
そう思い込んでいる、というところだと書かれていました。

実際、現代日本において、今日仕事を辞めたとして明日からただちに飢餓するかどうか? ということです。

本書を読んでいて、やりたいことを見つける方法は書かれていなかったような気がしますが、こちらについては(これが大事だよね!)、本田健さんがよく話していますが、子供の頃に夢中になってやっていたことを思い出してみよう、とのことでした。

親戚が集まったとき、親御さんとひさしぶりにあったとき、旧友と再会したとき、自分がどういうことにハマっていたか確認してみよう!

ゴール設定については、貧しい人を助けたい、だとかそんなことは言わなくていいのです。豪邸に住んで毎日ご馳走を食べたい、というゴールでも構いません。

要は他人の目を気にしないで、ということと、いらんことを他人に喋る必要はないのです。

自分自身の価値観だと思い込んでいるものが、実は他者から刷り込まれた価値観であり、自分のモノサシで生きていると思いながら、本当は他人から与えられたモノサシで生きている、それがあなたの真の姿です。

他人のモノサシに頼らないこと、自分の価値観で生きること、そして、自分が本当に欲しいもの、自分が本当に理想とする姿を知ること、そのゴールに向かって、自分が本当にやりたいことをやって生きていくこと、頭のゴミを根こそぎ掃除するためには、それ以外に方法はありません。

ゴミでいっぱいの「これまでの自分」を一度ゼロにする、そして、自分が本当に望むものを自分のモノサシで選び直す、それが「自分を変える」ということです。


自己紹介をしてみると、あなたは他人のモノサシで表現されると気づかされるのです。自分とは何者か? それはすべて他人の評価からできている、と本書を読むと改め知らされます。

他人の目を気にしない、自分の価値観を持つ、ということが大切なんですね。

【編集後記】
本日は朝の読書会、「NEXT READING」読書会です。仕事では担当者会議1件と認定調査1件です。夕方も帯広図書館で「NEXT READING」読書会開催です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。

著者 : 苫米地英人
徳間書店
発売日 : 2012-06-21

Viewing all articles
Browse latest Browse all 957

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>