こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
![]() |
ダイヤモンド社
発売日 : 2001-12-14
|
【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著『マネジメント――課題、責任、実践』のエッセンスを、初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書。本書は、マネジメントの仕事とは実践であり、成果を出すことであると明確に規定する。そして、そのためにマネジメントが果たすべき使命と役割、取り組むべき仕事、さらには中長期的に考えるべき戦略について、具体的に解説する。組織で働く人に、新しい目的意識と勇気を与える書。
経営者、中間管理職のあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者のピーター・F・ドラッカー さんはビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家として知られる。東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいちはやく知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマーキング」「コアコンビタンス」など、おもなマネジメントの理念と手法を考察し、発展させてきた。フランクフルト大学卒。現在、米国クレアモント大学院大学教授です(執筆当時)。
訳書の上田惇生さんは1961年サウスジョージア大学経営学科、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事を経て、現在、ものつくり大学教授、学校法人国際技能工芸機構評議員。「はじめて読むドラッカー」三部作の編集・翻訳ほかドラッカー著作のほとんどを翻訳。ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身といわれています(執筆当時)。
(マネジメントの役割?)……「その組織は何をなすべきか、昨日は何か」、それら組織の中核の機関がマネジメントである。①自らの組織に使命を果たす。②仕事を通じて働く人たちを活かす。③自ら社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。④マネジメントは管理する。すでに存在し、すでに知られているものを管理する。同時に、マネジメントは起業家とならなければならない。成果の小さな分野、縮小しつつある分野から、成果の大きな分野、しかも増大する分野へと資源を向けなければならない、そのために昨日を捨て、すでに存在しているもの、知られているものを陳腐化しなければならない、明日を創造しなければならない。
まずは本書タイトルの”マネジメント”についてです。
”マネジメント”と聴くと「管理」と思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
”マネジメント”の真髄は「管理」ではありません。「管理」はその一部です。
”マネジメント”で最初に確認するのは、あなたの組織の使命は何か? 何を成すべきものなのか? というところです。つまり、使命や目的を達成するためにあるのが”マネジメント”なんですね。
”マネジメント”は起業家、というところもポイントです。企業家ではなくて、起業家です。新しいことをやっていくことが起業と捉えるならば、絶えず明日を創造していくということは新しいことに常に挑戦していくことなんですね。
一般的なサラリーマン組織の管理職のように上層部からのイエスマンは、つまりマネジメントをしていない、といえるでしょうね。
(マネジャーとは何か?)……「組織の成果に責任を持つ者」である。専門家として組織に貢献している人たちである。誰がマネジャーかを明らかにすることが緊急の課題となっている。マネジャーを見分ける基準は、貢献する責任である。
多角化のマネジメント……多角化に成功する条件は、市場、技術、価値観の一致である。①自力開発、②買収、③分離、④合弁。
先の抜粋に合わせて”マネジャー”についてです。マネジャーは”責任”を 持つことなんです。当然と思われるかもしれませんが、これはつまりあなた自身の責任だけでなくて組織の責任としてありますから、部下の仕事についても責任を持つこと、ということですね。
さらに話をすすめると、マネジャーは”専門家”というところもポイントですね。福祉業界で言えば、介護福祉士や社会福祉士、看護師、介護支援専門員、といった資格……専門家はいます(資格があるからマネジャーという定義ではありませんが……)。
資格+貢献する責任というところなんですね。
マネジャーという名の、経営者、社長の手足となっているイエスマンはマネジャーにはなりえない、と捉えるかどうかなんですね。
経営者、社長がしっかりした理念をマネジャーに落とし込んでいるのならば、その限りではないのかな。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
![]() |
ダイヤモンド社
発売日 : 2001-12-14
|