こんばんは。岡本大輔です。
夜の再紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
ブルーの吸い込まれるような表紙が気になったのと著者の渋井真帆さんの書籍はページ数の少ないものが多かったのに、本書は厚めだったのでどのような内容か気になって帯広図書館で借りました。
※ この記事は平成24年7月12日公開記事を再編集したものです。
【本書紹介のねらい】
女性起業家のあなたへ。何をやってもダメだと嘆いてばかりのあなたへ。
選ぶ自由があなたにはあります!
【気になった抜粋】
人手と人材との違い……人手は言われたことを言われた通りにする働き方をする、
人材はビジネスにおける正解のない課題に対して考え、発想し、それらをビジネスや現実の制約の中で
形にしていく働き方をしていく、どちらが優秀ではなく役割が違う。
人材になるには自分で努力する必要がある。
思考力を増やすにはアウトプットを増やす……何かテーマを決めて勉強会をする。
I see you 前に身体を傾けて、とても興味深く楽しそうな表情で、身体をきちんと相手の方へ向けて、深く大きくうなずき、相手の目、または鼻筋の中央に視線を向けて、相手に自分の話をどんどんさせるという目的のための質問を主体に話の内容を構成する。
プロフェッショナルの基準……仕事を通して期待されている役割をどう果たそうとしているのか?
自分のところに通過するときに何らかの新たな価値を付加できるか?
仕事も愛も異文化コミュニケーション。
リピートの鍵……会いに行く。
【響いた抜粋と学び】
現実のビジネスで評価されるには、想いがどう形になってアウトプットされているか?
本人が頑張ったかどうかが大切ではなく、顧客が納得するクオリティなり価値なりをアウトプットすることが重要。
僕が出版し、介護支援専門員でありながらセミナー講師や作家を行うことで現場の仕事を一般にも浸透させることができるでしょうし、介護の仕事はお金にならないというところを解消する一つの手段になると考えています。
この想いを口で言うだけだとそれはカラオケで熱唱して満足しているに過ぎないのでそれを形にしなければなりません。
僕は2年前から本を出版したいと考えていました。
しかし、出版したいという想いはあっても、行動がなかった……
つまり、出版したいとはつまり、本を書きたいということ。そのときの行動とは何か?
ずばり、「本を書くこと」です。小さな一歩は何か?
最初の1ページを書き始めることです。
2年くらい想いはあっても書き始めることができていませんでした。
そして、今年の6月からこのブログの記事を加筆・修正をしながらブクログのバブーで電子書籍作成に至っています。
現在45ページまで書いています。ページ数よりかはどれだけ、読者のあなたに心を響かせられるか? 気持ちを伝えられるか? だと感じています。
現在執筆中の電子書籍は無料公開しています。
※ 平成24年7月12日当時
人手と人材との違い……人手は言われたことを言われた通りにする働き方をする、人材はビジネスにおける正解のない課題に対して考え、発想し、それらをビジネスや現実の制約の中で形にしていく働き方をしていく、
どちらが優秀ではなく役割が違う。人材になるには自分で努力する必要がある。
介護現場において人手と人材を考えてみたとき、これは難しい問題だと
僕は感じたのです。
ティッシュ配りなど仕事そのものが人手が適切なものというのが介護現場においてあるのか? 僕は考えてみました。
僕はトイレ掃除やフロア掃除などの環境整備が人手の仕事になると感じます。
それを介護スタッフ以外の掃除スタッフを雇えるかどうかと考えると難しいと感じます。
だとするとどうなるか? 介護スタッフがやりますよね。
それはいいんですが、介護の仕事自体はどうなのか?
オムツ交換や入浴介助などある程度決められたことを決められたようにする……人手が適する側面がある一方でその人その人に合った介護方法で介護を提供する人材が適する側面があります。
ここでふと思いついたのがその人その人に合った介護方法を見つけ出すのが人材の仕事であり、決められた介護方法で介護するのが人手の仕事なのか?
理想を言えば決められた介護方法で介護しながらも常に今目の前にいるお客様に適した介護は何か? を追求できる介護職が求められている。
とすれば介護現場に人手の側面しかない職員はこれから10年働き続けることが難しいのではないかと感じます。
人間を相手にするということは常に変化するということです。
変化するお客様を見て瞬時に判断し行動する……。
この行動は本書でいうならば人材が行うこと。人材が得意とすることです。
常に変化する目の前のお客様に柔軟に対応するには僕たち福祉職は人手から人材になる必要がある。
しかし、他の業界もそうですが今は会社で人手から人材になるよう教育を保証できない。どうしたらよいのか?
これから10年介護業界で活躍する人材になるには仕事で必要な技術・知識を喜んで自腹で勉強できること。
仕事以外の時間にすすんで自己研鑽できること。
「会社がやってくれない!」
「会社が金を払ってくれない。」
これはすべていいわけです。
あなたの人生はあなたが作るのです。
あなたは人手の介護をやり続けますか?
それとも身銭を切ってでも精進して人材の介護をやりますか?
「苦労することがツライとは一度も思わなかったけれど、おばあちゃんは一度だって自分で選択することができなかった。夢に向かって挑戦するなんてそれこそ夢だった。おばあちゃんは恋だって知らない。だから真帆ちゃんがうらやましい。同じ苦労をするなら、自分で選択して、行動して、挑戦して、そして苦労したかった。」
この部分を読んで僕の涙腺は刺激されました。著者の渋井さんと同じです。自分はなんて幸せな状況に身を置きながらわがままばっかり思っていたのだろう……そう思ったのです。
大正生まれの渋井さんのおばあさんは生まれたときからどこかの家に嫁に行くことは決められていました。
物心ついたとき、姉が亡くなったため、姉の夫のところに嫁にいくことが決められていたのです。
おばあさんに決定権はありませんでした。
あなたが介護を仕事にするのは誰が決めたのですか?
きっと、あなた自身ですよね?
僕たちのお客様の世代やもっと上の世代、明治、江戸、侍の家に生まれれば侍、商人の家に生まれれば商人、侍の子が商人を目指すこれが許されなかった時代。
僕たちには選ぶ自由がある。
僕は中学生・高校生のときの自分を思い出しました。
授業の中で”将来の夢・目標を書きなさい。”とありました。
当時、僕には何一つ夢や目標はありませんでした。
「こんなの書けないよ」
と思ってイヤイヤ授業を受けていました。
将来やりたいことなんて決めるの面倒だから誰か僕を見て
「あなたに適切な夢はこれです!」
って教えてくれたらいいのにな。目標を決めてくれたらいいのになと
本気で思っていました。
その後、とりあえず、介護関係の大学に進み、とりあえず介護の仕事に携わり一度介護の仕事を離れ、とりあえず、また福祉の仕事を始めてもう一度高齢者介護の仕事に携わり気付いたことがあります。
僕には選ぶ自由がある。
この当たり前が素晴らしいことだったなんてこのとき改めて気付いたのです。
僕が本を出版する。
これも選ぶ自由ってのことです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は
削除させていただきます。
今、僕たちは無数の選択肢から何をやればいいのか悩んでいます。その一方で過去を紐解くと選択肢がない中で、決められたレールを歩むことを求められた時代があったのです。
僕はこのブログでも朝の勉強会でも仲間に介護業界初の自己啓発本を出版して、読む人に働く意欲や介護へのやりがいを感じて現場の底上げに貢献したいと考えています。