おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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ダイヤモンド社
発売日 : 2013-11-01
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。昨日、書店組合主催のサン・ジョルノ記念で堀江さんが帯広に来てくれたため、改めてブログを読んで再編集しました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
思えば僕は、ずっと前から知っていた、働いていれば、ひとりにならずにすむ、働いていれば、誰かとつながり、社会とつながることができる、そして働いていれば、自分が生きていることを実感し、人としての尊厳を取り戻すことが出来るのだと、だからこそ、僕の願いは「働きたい」だったのだ。
僕は生まれ変わったわけではない、悔い改めたわけでもない、ただゼロに戻り、もう一度スタートを切って働こうとしている、それだけなのだ。
~Amazonより~
誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。
堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。
【本書の主な目次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
おわりに
堀江さんの再スタートを体感して、今日の仕事の糧にしましょう。経営者、中間管理職、平社員、すべての人に通じるものです。堀江さんの哲学です。
※ 手法よりも考えが多くて、参考になるかと思います。
【響いた抜粋と学び】
著者の堀江さんは実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。既得権益者と徹底的に戦う姿が若者から支持を集め、『稼ぐが勝ち』(光文社)がベストセラーに。しかし2006年1月、33歳のときに、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決を下されます。先日出所しました(執筆当時)。
先日ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えたそしたら意外に役立った/堀江 貴文 を読んで、堀江さんの書評の中にカーネギーやナポレオン・ヒルのような原理・原則系の書籍がなかったのを、堀江さんらしいな、と思っていました。
彼の書籍は自分の考えですとか手法に特化したものが多いと感じています。
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?/堀江貴文 が特にそうですが、刑務所の中で考えた新しいビジネスについての書籍です。
しかし、今回の書籍はそんな中で初ではないでしょうか? 堀江さんの哲学が満載です。Amazonで売れ続けている訳がわかります。
※ 個人的に好きな書籍は君がオヤジになる前に/堀江貴文 です。
勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない、努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと、なにもかも忘れるくらいに没頭すること、それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。
人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない、順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ。
僕にとっての勉強とは「説得のツール」だったことだ、子どもとは、大人の都合によっていくらでも振り回される、無力な存在だ、しかし、勉強という建前さえ掲げておけば、大抵のわがままは通る。
まずは努力についてです。堀江さんの体験談も本書には書かれており、文字通り”ハマって”います。ハマっているときは、あなたも記憶にあるかもしれませんが、苦しさというのはありませんね。ただただ、そのことをやりたくてやりたくて仕方ない、という状態です。
3つめの抜粋についても納得です。子供にはほとんど自由はありません。大人の、親の生き方に左右されます。その中でも「勉強」ができるかできないか、というのはウエイトが大きいです。
我が家を思い出してみてもそうです。勉強ができるとテレビの時間やゲームの時間など比較的決まりがゆるくなりますが、できていないと、成績で結果を残していないとそのあたりの取り決めも厳しくなりますね。
多くのビジネスマンは、自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えているのだ。
なるほど。確かにサラリーマンの仕事はそうですね。仕事の質よりかは、その時間を交換していますね。
経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。
成功したければ挑戦すること、挑戦して、全力で走り続けること、その全力疾走のことを、人は努力と呼ぶ、僕は、堀江貴文は、どうやら滑稽なくらいに不器用な努力の人らしいのだ。
失敗なんか怖れる必要はない、僕らにできる失敗なんて、たかがしれている、たとえ最大級の失敗が襲ってきてもマイナスにはならず、ただゼロに戻るだけだ、それは怖いことでもなんでもない。
このあたりは堀江さんが言うと説得力強いんですよ。起業して成功して、逮捕されて転落して、それらを体験している堀江さんが言うから挑戦も失敗もなんてことはない、というのに説得力があります。
20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉/千田琢哉 にも書かれていましたが、サラリーマンの極刑なんて所詮クビ、とありました。
堀江さんの「失敗」と呼ばれるものも、確かに逮捕されて自由を失いましたが、まだ生きています。やり直すことができるのです。
僕からのアドバイスはひとつ、「全部やれ!」だ、ストイックにひとつの道を極める必要なんてない、やりたいことは全部やる、節操がないとか一貫性がないとか批判されようと、全部やりきる、僕はそうして生きてきた、なぜなら、人は「ここでいいや」と満足してしまった瞬間、思考停止に突入してしまうのだ。
なるほど。僕もどちらかというと次々興味が湧いて、いろんなことに手を出すほうですので、参考にします。全部やってしまおう。
仕事もお金も喜びも、それを独り占めしたところで心は満たされない、みんなとシェアするからこそ、ほんとうの幸せを実感できるのだ。
堀江さんらしくない、と言ったら申し訳ないですが、すごく納得するところでした。たった一人で成功しても心は満たされない。家族と、仲間と、それらをシェアできるからこそ喜びも倍増なんですね。
講演の最後、質疑応答では質問させていただきました。
「格差が縮小されるのはあと何年くらいか?」
ということについての堀江さんの答えは
「わかりません!」
の一言です。
なぜなら、本当にわからないし、予測することに意味がないからなんですね。堀江さんは映画を例にだしていましたが、僕は機動戦士ガンダムで例に出します。
要するに、宇宙世紀0079と言って西暦だったら2079年の時代に携帯が普及されていなければ、スマホもない。フロッピーディスクにムービーを入れているとかありえない、状況。アムロの父ちゃんが使っているテレビなんて昭和にあったテレビで液晶テレビじゃない、つまりは予測なんてできないんだよ、ということでした。
レイズナーというロボットアニメくらいになると、文明が大した発達していないのに、1980年代で火星基地ができちゃってるし、まぁ、すごいよね。
予測に意味がない、じゃあ、僕たちはなにをやるのか? ということについて、堀江さんはシンプルに答えます。
今、やるべきことをやるんだよ、過去を悔やむとか過去に悩むなんてことはつまりは考える暇があるってことだから考える暇あるんなら行動すれよ、ってことでした。
今日からの活力になりますわ。
【編集後記】
本日は子供たちも僕も休みなのでゲーセン行ってメダルゲームやってきます。
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