おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
![]() |
講談社
発売日 : 2003
|
【出会い】
職場の同僚からお借りしました。ありがとうございます。”主任”、”課長”、”部長”……と今読み進めています。
【本書紹介のねらい】
社内政治や人事、サラリーマン人生をうまく進めていきたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の弘兼 日本の漫画家。山口県岩国市出身。有限会社ヒロカネプロダクション代表取締役。徳山大学客員教授です。
松下電器産業(現・パナソニック)勤務を経て、1974年『ビッグコミック』(小学館)掲載の「風薫る」にてデビューします。代表作は『課長島耕作』シリーズほか、『人間交差点』『黄昏流星群』など。サラリーマンとしての経歴を生かし、現代社会に生きる様々な大人達の生活や、葛藤をテーマとした作品を描いています。大手企業のサラリーマン経験がある漫画家は当時はまだ少なく、その先駆けとなった人物の一人でありました(執筆当時)。
漫画を読んでいると、松下電器をもとにしているのかな……と思っていました。会長の吉原さんだとか、愛人の子供が会社にいるだとか、で著者の経歴見ると、やっぱりね、って感じです。
※ 松下幸之助さんの書籍では愛人とのことなど一切書かれていませんが、愛人の子供を入社させた、というのは公然の秘密のようです。
僕はとりあえず、若い順から読もうと思って今回の「ヤング島耕作」から読み始めましたが、なんと今では「学生島耕作」もあるんですね。
あらら。
ま、それはそのうち読ませていただきましょう。
時代背景から何から僕はこの作品の虜になってきていますね。
「特に素晴らしいのは北朝鮮だ!! 主体思想のもとに自給自足経済を成功させ理想的な国家として存在しているじゃないか!!」。
特にびっくりしたのがここです。当時の日本はもちろん世界にもインターネットが普及していないので、各国の情報がわからなかった。
北朝鮮が楽園のように思われていたなんて信じられますか?
そして、そんな風に思われていたわけですから拉致事件についても、北朝鮮がやったなんて夢にも思わなかったようですね。
「社会というのはそんな青くさい正義感を振りかざすところじゃないんだ」。
これは島耕作が研修期間か何かのときに引き取った家電製品を先輩社員が川に捨てたことについての疑問を別の先輩に話したところ、言われた言葉です。
介護の現場では粗大ゴミを川に捨てるなんてことはないにしても不本意な介護、というのはあるんじゃないでしょうかね。
認知症でいわゆる問題行動があるお客様に対しての介護について、その場しのぎの対応(施錠するなど)をさせられる場面もあるでしょう。
そんなときに、島耕作のようにそれは違う! と言い切れるのか、それとも先輩には逆らわない方がいいや、こっちの方が楽だし、ってなるのか。
さぁ、あなたはどちらでしょうか?
「その選択がいいかどうかはわからないけど……。人間はガマンするために生きているのではない、そのことだけは確かだと思う」。
人間という高等動物は他の哺乳類と違って唯一、反省する動物でもあるが唯一学習しない動物でもある。
1つめの抜粋は縁故入社した後輩に対しての言葉です。ホントは入りたくなかった会社に親のメンツもあって入らせてもらって、でも仕事は面白くないし、やりたくない。
でも、親のメンツもある。そんな状況で結局は退職を決意する後輩に対しての言葉です。
2つめの言葉も深い言葉ですよね。耳の痛い言葉ですよ(笑)
「仕事って人に言われてやるもんじゃないのよ。自分で問題意識を持って問題点を見つける! それが出来なきゃ……」。
ホントその通りです。
「組織に生きるということは自分に全く落ち度がなくても突然責任を取らされるというケースも覚悟しておかなければならないということだ。組織に守られているという安全性とセットになってその危険性をしょいこむ……それがサラリーマンなんだ」。
なるほど。サラリーマン社会の厳しさを思い知らされるところですね。守られている、という安心感とともに、組織の責任を自分が負うこともある、という理不尽さ。
それがサラリーマンか。
なるほど。
読み終えて、記憶に残るのは、女性関係が多すぎ!! ってかさ、後々の話になるけど、ヤクザがでてくるし、女性関係もかなり出てくるし、内容的にはサラリーマン社会を舞台とした土竜(モグラ)の唄 1~最新巻(ヤングサンデーコミックス) /高橋のぼる
だよなぁ。
サラリーマンもヤクザも人と人との関わりだから、究極的には変わらないんじゃないか。なんて思いましたよ。
こちらは僕のメルマガです。
↓↓↓
「介護業界のウラのうら」
ブログでは書きづらかった内容を配信します。
介護業界の秘密、認定調査の裏ワザ、資格取得についてなど、現場の職員だから書けることをお伝えします。気軽にご登録してくださいませ。登録した日を0日として一日目、三日目、五日目と奇数日に配信されますよ!
『介護業界ウラのうら』
登録ページはこちらです。
↓↓↓
http://cttform.jp/Qm/fr/kai5/kaigo5
【編集後記】
本日は早朝と夕方に「NEXT READING」読書会を開催します。仕事ではモニタリング訪問1件です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
![]() |
講談社
発売日 : 2003
|