おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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岩波書店
発売日 : 2008-01-22
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。弱者を食いものにし一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめず、この流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」とは何か。
貧困問題を考えたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の堤さんはニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号取得。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・NY支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇、以後ジャーナリストとして活躍。現在はNY‐東京間を行き来しながら執筆、講演活動を行っています。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか』(海鳴社)で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞受賞しました(執筆当時)。
社会福祉士基礎研修Ⅲの中でホームレスのことでのレポートがあります。
その予備知識として今日、ホームレスになった 平成格差社会編/増田 明利 を読み解きました。
さらに、本書も参考になるかと思い読み解きました。
「家が貧しいと、毎日の食事が安くて調理の簡単なジャンクフードやファストフード、揚げもの中心になるんです。多くの生徒は家が食糧配給切符(貧困ライン以下の家庭に配給される食料交換クーポン、フードスタンプ)に頼っていますから、この傾向はますます強くなりますね」。
「貧困地域ほど無料―割引給食に登録する生徒の数は多くなります。裕福な地域の子どもたちは親が低カロリーで栄養価の高い手作りのランチを持たせる余裕がありますから」。
学校給食という巨大マーケットを狙うファーストフード・チェーンも少なくない、政府の援助予算削減にともない、全額無料では提供しきれずにマクドナルドやピザハットなどの大手ファーストフード企業と契約する学校も増えている。
貧しい国民ほど安価で手に入るジャンク・フードや加工食品に依存してゆくからだ、経済的弱者がそれらの産業を潤わせるアメリカで、「貧困」と「肥満」は同義語になりつつある。
恐ろしい……。マンガ 読んだらヤセる本 には
「人は半年前に食べたものでできている」
とありました。
この場合、貧困、経済弱者はさらにそうなるように仕組まれていることになります。
昨今はスーパー等で格安の食料が増えていますが、その手の食品はすべて揚げ物やらジャンクフードになるんですね。
で、食べると美味しいんですが、食べた気がしないんですね。食べても食べても食べられます。
栄養がスカスカなんでしょうね。それでいてカロリーだけ高い……。
「本来健康というものは、バランスの取れた食事、運動、睡眠の三つで維持されるものです。ですが多くのアメリカ人がサプリメントさえ飲んでいれば大丈夫と思い込んでいるんです」。
これもどうかと思いますが……。
マスメディアに洗脳されていて、残念なことに医者や看護師など専門職さえも間違った栄養学を平気で話しています。
※ もともと、医者も看護師も栄養学のプロじゃないので仕方ないと言えば、仕方ないですが……。
「規制緩和」「民営化」「自己責任」などのキーワードと共に加速していった流れの中で、日本の中間層にいた人々は過労死やリストラの犠牲となり、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」「医療制度の崩壊」「派遣社員」「教育格差」などの言葉がメディアにあふれるようになったのだ。
アメリカでは、政府が大企業を援護する規制緩和および福祉削減政策に切り替えてから、普通に働く中間層の人々が次々と破産するようになった。
これは今日、ホームレスになった 平成格差社会編/増田 明利 の話と重なりますね。
ホームレスになった経緯はリストラや仕事が少なくなって収入が減ったことが原因となっています。
今後日本でも政府のやり方によって破産していく中間層が増えるかもしれませんね。
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【編集後記】
本日はモニタリング訪問2件です。あとは各事業所からの実績とモニタリング報告の打ち込みです。
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