おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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筑摩書房
発売日 : 1999-09
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
バブル期から今日に至るまで「自己責任」や「規制緩和」がいわれ続けている。こうした市場原理主義的な政策と、無節操な公的資金投入を繰り返した結果、デフレが深刻化している。長期停滞から抜けだし、失業や年金不足といった将来不安を解消するには、セーフティーネット(安全網)を張り替え、大胆な制度改革につなげていくことが不可欠だ。ハイリスク社会に警鐘を鳴らし、「市場か政府か」という二元論を超えた、第三の道を具体的に提唱する。
【響いた抜粋と学び】
著者の金子さんは、日本の経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。専門は、制度経済学、財政学、地方財政 論。経済理論学会所属。修士 (経済学)(東京大学)です(執筆当時)。
こちらの書籍も社会福祉士基礎研修Ⅲのレポート作成のために購入してみました。
「将来の不安を解消するために必要な政策は何か」という問いに対して、政府や主流経済学者たちの政策的主張である「減税」と答えた人はわずか13%、「財政赤字の解消」も12%であったのに対して、「福祉や年金制度の整備」が36%、「雇用の安定」が35%で合計すると71%に上っている、以上の結果は、新たに買うべき大量生産されたモノがなくなって経済が成熟段階に入る一方で、雇用不安や年金制度の動揺がデフレの悪循環を生み出していることを示唆している。
本書は1999年に出版された書籍です。介護保険導入前なのでそういった意味でも興味深いところです。
今回の質問の結果を見てみると、なーんか他人任せっていう印象があるんですよね。
福祉や年金制度の整備を求めているなら確かに「減税」にはつながらないですよね。
介護保険制度……さらに問題なのは、療養型病床郡つまり老人病院を介護保険制度に移行させて、特別養護老人ホーム(特養)の不足を老人病院で穴埋めしようとしている点である、老人病院は、明らかに特養よりも待遇が悪くて寝たきりを増やす、いわゆる社会的入院問題が生ずる。
使用料の一割負担の導入によって低所得者層へのサービス低下が生じるのではないかと懸念されている。
ここはケアマネの試験でも勉強したところだなぁ、って思いました。療養型については廃止する、と言いながら結局は今でも続いています。
もともとは社会的入院の解消のための介護保険でした。
※ 結局さ、医療費増大を懸念して介護保険にしたんだけど、出処が違うだけで同じ税金なんだよね。うまく国民は騙されているようにも思いますよ。
2つめの抜粋については、やっぱりその通りなんですよ。低所得者層だと月額1万円くらいも払いたがらないのでサービスにつなげるのが難しいことがあります。
だからといって、完全無料というのも難しい選択ですね。
【響いた抜粋と学び】
著者の金子さんは、日本の経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。専門は、制度経済学、財政学、地方財政 論。経済理論学会所属。修士 (経済学)(東京大学)です(執筆当時)。
こちらの書籍も社会福祉士基礎研修Ⅲのレポート作成のために購入してみました。
「将来の不安を解消するために必要な政策は何か」という問いに対して、政府や主流経済学者たちの政策的主張である「減税」と答えた人はわずか13%、「財政赤字の解消」も12%であったのに対して、「福祉や年金制度の整備」が36%、「雇用の安定」が35%で合計すると71%に上っている、以上の結果は、新たに買うべき大量生産されたモノがなくなって経済が成熟段階に入る一方で、雇用不安や年金制度の動揺がデフレの悪循環を生み出していることを示唆している。
本書は1999年に出版された書籍です。介護保険導入前なのでそういった意味でも興味深いところです。
今回の質問の結果を見てみると、なーんか他人任せっていう印象があるんですよね。
福祉や年金制度の整備を求めているなら確かに「減税」にはつながらないですよね。
介護保険制度……さらに問題なのは、療養型病床郡つまり老人病院を介護保険制度に移行させて、特別養護老人ホーム(特養)の不足を老人病院で穴埋めしようとしている点である、老人病院は、明らかに特養よりも待遇が悪くて寝たきりを増やす、いわゆる社会的入院問題が生ずる。
使用料の一割負担の導入によって低所得者層へのサービス低下が生じるのではないかと懸念されている。
ここはケアマネの試験でも勉強したところだなぁ、って思いました。療養型については廃止する、と言いながら結局は今でも続いています。
もともとは社会的入院の解消のための介護保険でした。
※ 結局さ、医療費増大を懸念して介護保険にしたんだけど、出処が違うだけで同じ税金なんだよね。うまく国民は騙されているようにも思いますよ。
2つめの抜粋については、やっぱりその通りなんですよ。低所得者層だと月額1万円くらいも払いたがらないのでサービスにつなげるのが難しいことがあります。
だからといって、完全無料というのも難しい選択ですね。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問1件です。実績とモニタリングの打ち込みも引き続き行います。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
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筑摩書房
発売日 : 1999-09
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