こんばんは。岡本大輔です。
夜の再紹介はこちらです。
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【出会い】
働く女の胸のウチ/香山リカ
を以前紹介していてコメントが意外に多かったのでブログ読者の心にひっかかるものがあるのかなと思い、帯広図書館で借りてみました。
【本書紹介のねらい】
今、現在自己研鑽をしていてなかなか成果が出ないと苦しんでいる方にオススメの一冊だと思います。
本書を読みながら今やっていることは本当にいいのか? 自分を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
【気になったポイント】
ムダなジカンとかコミュニケーションからしか、心のゆとりは生まれない。
高度成長時代、バブル時代と現代の20代、30代が得られる収入はまったく違う。
現在生きている70代以上の高齢者はネットを使いこなしたり起業する人はほとんどいないが、自分の能力を最大限に生かすことができる、問題は生きる力のないいまの若い世代が高齢者になったときどうなってしまうのか?
【響いたポイントと学び】
2011年時感じたベストセラーの傾向……すぐに感動したり、すぐに元気になってもらうもの。深い味わいを求められていない?
より簡単に、より速く、よりお得なというブーム。
「いま求められているのは、1時間で読めてあとに残らない本」。
今まさに書籍作成している僕にとって、重要なことを聴くことができました。
柴田トヨさんがベストセラーになったことも書かれていました。
深い味わいよりかは即効性のあるものが好まれる。
それは生きている人の趣向というより、現代のスピード社会に疲れ果ててしまっている、そんな実態を垣間見た気がしました。
今買ってどこでもいいからページを開いた瞬間、いい言葉が載っていて、それを読んでワッと元気になれる。
勇気が湧く。そんな書籍が今求められている。
読者のニーズに応えようとすると僕が書きたいものは書けないのかもしれない。
僕が書きたいのは介護を通して、人間を深く追求するものだからです。
追求して、追及して、考えて、考えて、深く考察して、人間とは何かを考えていくのが僕自身だからです。
今回の抜粋を読んでも絶望には至りません。
即効性のある書籍を市場が求めていてもそれと同じくらいD・カーネギーの「人を動かす」は売れ続けています。
P・ドラッカーや松下幸之助の書籍も売れ続けています。
スピード社会がもたらしたこのスピード感は読書にまで浸透していますが、現代社会と同じで速さだけでなく
深い味わいを楽しむことも求められています。
僕がどちらをやりたいのかというと、もちろん後者になります。
抜粋するまでには至らなかったのですが、本書では勝間和代さんを例に出し、彼女を真似して時間を最大限以上に使い身も心もボロボロになって精神科を受診する人がいることを話しています。
朝活や自己研鑽についてどうしてそこまでやるのか?
と話しています。
「〇〇がやっているから」
という理由だけで、結局あなたは何がやりたいのか?
と本書を読んでいて香山さんからメッセージを受け取りました。
僕自身はは
「〇〇がやっているから」
がきっかけで早起きや読書を始めたのは間違いないですが、今、現在は楽しくて楽しくて仕方ない、これから、人生を深く追求する上で欠かすことのできないこと、僕が好きで、得意で誰かを喜ばせられること、それが介護業界で働きながら
【早起き×読書×出版】
をすること。
と感じています。
改めて本書を読んで自分が本当に早起きしたいのか? 読書したいのか? 何のためにしているのか?
を考えさせられました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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