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世界最終戦争/石原 莞爾

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 石原莞爾
毎日ワンズ
発売日 : 2011-04









【出会い】
GEO帯広東4条店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
石原の戦争論はそれが世に出てから今70年が経過した、その後の歴史の経過を見れば彼の予言が必ずしもすべてが的中したわけではない、彼の述べた「これから30年後に最後の決戦戦争がはじまり、その戦争は20年続いて50年以内に世界が一つになるだろう」という予言は実現しなかった。

~Amazonより~
満州事変を成功させた男が描いた「1970年日米決戦」のシナリオ。

封印されていた戦争論に興味があるあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の石原さんは明治40年陸軍士官学校入校、大正7年陸軍大学卒業後、ドイツに留学しフリードリヒやナポレオンの戦術研究に傾注し一家を成します。帰国後、関東軍参謀となり、昭和6年9月18日、満鉄(日本資本)爆破を企て、これを口実に満州(現中国東北部)全土を武力制圧、翌年3月1日に満州国を誕生させました。この事変を機に「軍事の天才」「アジアのロレンス」などと称されるようになります。しかし昭和12年勃発の日華事変に際して停戦を主張したため拡大派の東条英機と鋭く対立、昭和16年東条陸相によって予備校に編入されました(執筆当時)。

日米戦争、最終戦争、世界統一、今読んでみるとスケールのでかさを感じます。

石原は東条英機と対立し敵対したため、左遷され予備役となり、昭和17年郷里の山形県鶴岡市に隠棲してからは、ライフワークである東亜連盟の活動に没頭した。

サイパンが日本本土防衛の最重要地点である、と早くから着眼していたのはただ一人、石原莞爾だけだったのである。

満州国の理論的指導者は石原莞爾であり、その意味において実質的な責任を負っていたのは彼であったが、連合国によって戦犯からはずされたために罪は問われなかった。


著者の石原さんについての簡単な補足です。

彼は当時の首相、東条英機さんと対立していたんですね。このあたりの歴史は学校ではなかなか教えてもらえないので貴重ですね。

武力の価値が他の手段にくらべて高いほど戦争は男性的で力強く、太く、短くなるのであります、言い換えれば陽性の戦争――これを私は決戦戦争と命名しております、ところが色々の事情によって、武力の価値がそれ以外の手段、すなわち政治的手段に対して絶対的でなくなる――比較的価値が低くなるにしたがって戦争は細く長く女性的に、すなわち陰性の戦争になるのであります。

一つは敵を撃つこと――損害を与えること、もう一つは損害に対して我慢することです、この見地からすると次の決戦戦争では敵を撃つものは少数の優れた軍隊でありますが、我慢しなければならないものは全国民となるのです。

戦争本来の真面目は武力をもって敵を徹底的に圧倒してその意志を屈伏せしむる決戦戦争にある、決戦戦争にあっては武力第一で外交内政等は第二義的価値を有するにすぎないけれども、持久戦争に於ては武力の絶対的位置を低下するに従い外交、内政はその価値を高める。

持久戦争は両交戦国の戦争力ほとんど相平均しているところから生ずるものであり、その戦力甚だしく堅隔ある両国の間には勿論容易に決戦戦争となるのは当然である。

戦争の終結という事は国家対立の解消、すなわち世界統一を意味している、最終戦争は世界統一の序曲に他ならない。

世界史的に見ると、もう一回大きな戦争があるよ、それは第三次世界大戦で言うなれば最終戦争。この戦争によって世界が統一される、というのが石原さんの話。

機動戦士ガンダムの世界では「地球連邦政府」なんてのがあったくらいだから、ありえなくもないのかな。

人種も言葉も文化も何もかも違う人たちが集まっている地球において世界を統一するってどういうことなんだろうな、って実感できないですね。

読んでても内容が難しくて唸るばかりでした。

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【編集後記】
本日はあかりデイサービスの夏祭り最終日です。我が家の次男も見学に来ます。
夕方はザ・本屋さんWOW店でビブリオ・バトル参加です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 石原莞爾
毎日ワンズ
発売日 : 2011-04


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