こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
昨日1冊しか紹介できなかったので更新です。
↓↓↓
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朝日新聞出版
発売日 : 2014-08-20
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【出会い】
札幌市の大通り駅にある文教堂で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「俺はまだ本気出していないだけ」というマンガがヒットし、映画化までされました。
その背景としてあるのは、毎日を流されるように生き、
何かに打ち込む事の無い人々が世にあふれているという事実です。
そして、彼らは「いつか本気出す。まだ本気出してないだけ。」と永遠に言い続けるのです。
現在、日本に生きている殆どの人は
会社からの給料をもらうためにやりたくもない仕事をこなし、
なんとなく毎日を生きています。
もしかしたら、あなたも同じような毎日を惰性で生きているのではないでしょうか?
しかし、これはあなたが悪いのではありません。
実力を完全に無視した年功序列制度によって、無能な上司が高給を取りながらのさばる。
仕事で大きな成果を出したとしても、自分の給与には殆ど跳ね返る事がない。
新しい企画を提案した所で、定年逃げ切りしか考えていない上司は積極的に取り組まない・・・。
こんな状況で本気で仕事をしろという方が無理な話です。
しかし、本書を手にする方は、このような世の中に違和感がある方だと思います。
そして、どこかで「もう少し本気を出してみたい」と感じているはずです。
振り返ってみてください。
あなたの中学生時代、高校生時代、大学生時代、新入社員時代・・・
「あの時、もっとアレをがんばっていれば、今頃すごい事になっているのにな」
と考えるような事は無いでしょうか。
そうです。
常に私たちは、過去に本気で物事に取り組まなかった事に対して後悔をしているのです。
現代は本気を出す事を無意味だと感じる世の中、本気を出す事がダサいと思われる世の中です。
ですが、こんな世の中にあなたも流されてしまっては、
5年後10年後に「100%後悔する人生」が待っています。
今の時代に「本気で生きる」という事は、端から見たらダサい事なのかもしれません。
周囲からは変に思われるかもしれません。
ですが、重要なのは自分がどう生きたいか、どのように自己満足を追求できるかなのです。
【響いた抜粋と学び】
著者の小玉さんは2003年、新潟大学卒業後、キヤノンマーケティングジャパン株式会社に入社。就職後、趣味で行っていたバンド活動が業界関係者の目にとまり、2008年にサラリーマンのままメジャーデビュー。同時期に社内では優秀社員として表彰され、花形部署であるマーケティング部に異動。デジタルカメラの国内マーケティングを担当します。2011年、インターネットを使った副業の収入が1億円を超えると、これが会社にバレてしまい退職しました(執筆当時)
ちなみに僕と同い年なんですね。
会社をクビになったときのことはこちらに書いてあります。
↓↓↓
クビでも年収1億円/小玉歩
クビでも年収1億円 コミック版/小玉 歩
その他の書評はこちらです。
↓↓↓
3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由―自由とお金を引き寄せるこれからの人づきあい/小玉 歩
仮面社畜のススメ/小玉歩
今回の書籍で一旦執筆活動は休止する、というのが本書最後に書かれています。
一時休止前、最後の大作です。
終わりを意識するということは、何かに本気で取り組む際にはとても重要だと考えています、今の環境がいつまでも続くという認識は完全なる幻想です、すべては刻々と変化しており、今まで当たり前だったことが、これからは当たり前ではなくなることが山ほどあるわけです。
高齢者介護の世界でもこの言葉をもっと浸透させたいですね。
5年前までは、3年前、1年前、3か月前、1週間前。
つい最近まで自分でできていたことができなくなってしまう。
こんなことは往々にしてあります。
現実を受け止められない、本人・家族。その中でケアマネジャーが入り込むわけですね。
年齢を重ねると今までできていたことができなくなる。
これは当たり前なんです。
若い時にできていたこと、走ることが年を重ねるとできなくなる、当然です。筋力の衰えです。
そして、それは脳にも当てはまります。
当然なんです。
ですが、受け止められない、受け入れられないんですね。
そして、それが不幸の始まりにさえなります。
会社の最大の目的は利益を生み出すことです、会社が社員のことを考えているなどというのは大間違いで、ストレスがつのらない程度に給与を微妙に上げたり、福利厚生を若干よくしたりしながらも、基本的には社員への支払いは可能な限り抑制することが前提です。
何もしていないのに不平を言うことは、無意味どころか、自分自身の評価を下げ、会社での居場所をなくす可能性すらあります。
職場の環境は、流動的です、誰か一人の異動だけで、がらりと変わります、さらに言えば、人間関係は職場だけではありません、上司との関係なんて、あなたの長い一生、たくさんの人間関係の中のほんの小さな一部分でしかないのです。
このあたりはなるほど~、なんて思って読んでましたね。
介護業界の給料が少ない、待遇が悪い、というのはある意味で必然なんですね。
だって、企業側からすると、企業の利益を出すことが第一です。
従業員に最大限出していくと、企業側の利益が減少します。
そうなると、事業の拡大ができなくなってしまいます。
さらに、介護業界の金銭の仕組みは保険料を対象となる人たちから回収して、そこからサービスを生み出すわけです。
従業員の給料をあげる、ということは保険料をあげることなんです。
いいんです。確かに必要な給与をあげるのは適切なことなんです。
その一方でジレンマが生じます。サービスを受けているのは対象者の2割なんですね。8割はサービスを利用していないという現実です。
2割の人たちのために8割の人たちの保険料まであげちゃっていいの? ってことになるんですね。
本当にあなたが成長したいのであれば、相手の役職が下であろうが、年齢が下であろうが関係ありません、そこに無駄なプライドを挟む必要はありません、どんな相手であっても初対面からずっと敬語で接するべきです。
すべての「結果」の根本は、「思考」なのです、そして「思考」というものは周囲の環境や自分が属するコミュニティによって形作られます、ですから、「付き合う仲間の平均収入が自分の年収になる」という現象は、所属するコミュニティで思考が同質化する現象によって起こるのです。
批判されるから、叩かれるから、といった実はたいしたことのない理由で、不本意な道を選択するのは、貴重な人生の無駄遣いだと私は思います。
無難な思考や行動を選んだところで、あまり損害はないと思うかもしれません、しかし、その結果は10年後、20年後に出てきます、その頃に、後悔しても残念ながら遅いのです。
今回はハッとする言葉が目立ちます。
相手の年齢に関係なく敬語を使う、なんて今までの読んできた書籍にはなくてハッとしましたね。
今まで小玉さんのイメージって会社人生なんて最悪だぜ、さっさと独立しようぜ、みたく感じていたのなら、それはちょっと違うんですね。
実力をもっていることが大前提です。
実力なしに文句を言っているのならば、それは戯言なんですね。
一時的にどうしても必要なお金を貸してあげるのは、その人を一瞬だけ助けられるかもしれません、しかし本当にその人を助けたいと思うのであれば、お金を貸すと共に、そもそもそのようになった原因を一緒に取り除いていくことをしなくてはいけないのです。
本を読んで、著者の経験を追体験したまではいいのですが、自分が成功したつもりになってしまっている、これでは、宝の持ち腐れです、ぜひ、本を読んだら実践をしてみてください、実践するために読むからこそ、真剣に読むのであって、真剣に読むからこそ自分のスキルアップにつながるのです。
読書とは何か、ということなんですね。
資格取得とは何か? ということなんですね。
実力をつけること、そして、”実践すること”。これが大前提です。
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