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「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える/長尾一洋

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 長尾一洋
実務教育出版
発売日 : 2013-07-09










【出会い】
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ  の抽選で当選しました。ありがとうございます。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
私は長年、「可視化経営」(経営の見える化)というテーマを提唱してきましたが、「仕事のゲーム化」を進めるうえで、可視化経営というフレームワークが必要なことを、本書を通してご理解いただければと思います。

ゲームには”魔力”とも言えるような力があり、時間をつぶす娯楽以上に人間にとってのさまざまな効用があります、なんとかこのゲームの力、効用を仕事の分野に応用できないか、つまり「仕事のゲーム化」を真剣に考えるべき時期に来ていると思います、その背景には、急激な経営環境の変化があります、その変化のなかで働く人のモチベーションを高める新たな仕掛けが求められています。

不況、リストラ、低成長……仕事をするのが嫌になる現状を打破するためには僕たちファミコン世代が夢中になれるゲームを取り入れた仕事を展開しよう!
平社員よりも経営者向けの書籍になります。独立して会社を作りたい人にもおすすめします。


【響いた抜粋と学び】
今でこそゲームをしなくなった僕ですが、小学生の頃はスーパーマリオブラザーズから始まり、ドラゴンクエストⅣ、ファイナルファンタジーⅣ、に続いてドラクエやFFは熱中しました。
ドラクエはⅦまで、FFはⅥまで。ちょうど中学生になってからゲームは買ってもらえなくなったこともあり、熱が冷めてきました。
 
どちらかというと僕はファイアーエムブレムやスーパーロボット大戦系が大好きでよくやっていました。プロ野球チームをつくろうやプロサッカーチームをつくろうもゲームボーイとゲームボーイアドバンス版でやってましたね。

RPGで言うと、なんといってもロマンシングサガシリーズです。ⅡとⅢは戦闘の途中で新しい技を閃く、という斬新なスタイルに魅了されました。
※ サガフロンティアはやっていません。

僕のゲームはスーパーファミコンでほぼ終わりを告げたのです。

それだけゲームに熱中した僕が今はゲームやテレビはほとんど見なくて、かわりに読書と書評にハマっているわけですから、人生ってわからないものです。

「ドラゴンクエスト」は、最初に面倒な説明を受けなくても、何をしたらよいかが子どもでも理解できるようになっています、これは、人を夢中にさせるゲームの大きな特徴といってよいでしょう。

ファミコンのドラクエを思い出しました。正面をむいたままSFC版になってセーブできるようになり、余裕でクリアして、ガラケーでもドラクエⅠとⅡをやってクリアできましたね。あの頃は社会人になっていたから簡単でしたし、小学生の頃のリベンジを果たした感覚でした。

徹夜でゲームをして過労死した人の話を聞いたことがあるでしょうか、本人が面白い、楽しいと思って自ら夢中で取り組んでいることで過労死することはありません。

確かにそうですね。
※ 韓国かどっかで何日間も寝ないでゲームをやって死んだ人の話は聞いたことがあります。

僕もゲームは熱中すると止まらない方だったのでわかります。中学受験前には第4時スーパーロボット大戦を12時間ぶっ続けでやっていて(しかも学校を休んで)、高校のときにはテスト前にロマンシングサガⅡを徹底的にやりこんで(同じく12時間くらい)、マラソン大会の翌日か何かで学校が休みの日はファイアーエムブレムを12時間くらいぶっ続けでやりこみましたね。
ご飯とトイレ以外はすべてゲームにつぎ込みました。すごい魔力ですわ。

理屈抜きに人を夢中にさせるゲームづくりのノウハウを、ゲーム以外の分野に応用して、楽しみながら自ら進んで取り組む仕掛けをつくり出すことを「ゲーミフィケーション」といいます。

「仕事のゲーム化」には、仕事を面白くする、楽しいものにするという効果があります、しかし最終的には、その取り組みが人を成長させたり、企業の経営戦略の実行を加速させて成果につなげるものでなければなりません。


さてさて、僕のゲームの思い出ばかり話しても仕方ないので、本書についてです。本書は経営の可視化(経営の見える化)を話すだけあって、図解を盛り込んでいます。豊臣秀吉の事例が出ており、単純なゲームの話だけにとどまらないのですが、教科書のようでとっつきにくい印象があります。
横文字でブログ風にすればよかったのかなぁ……? もっと教科書みたくなるか?

僕自身は仕事のゲーム化というか、部活で走り込みをしていたら、頭の中で経験値が10増えたとか、勝手に考えて、自分をゲームに置き換えてレベルアップのファンファーレを鳴らしていましたが……、そんな単純なものでもないようですね(笑)

将来ビジョンには、「真・善・美」を感じるストーリーを用意したいものです、「真」とは、本物であるという意味です、「善」は世のため人のためになる社会性のことで、「美」とはその名のとおり、美しく、カッコよくという意味です。

ゲーム化において大事なのはビジョンです。将来のビジョンとして参考になるのが「真・善・美」です。
振り込め詐欺のような悪い手法をしない、違法なことはしない、ということですね。

「富士山ビジョン」とは、第一に「日本一をめざそう」ということです、そして第二に、富士山のように美しくてかっこいいものにしいようということです、どうせビジョンを描くなら、「あ~、すごいですね」とか「こうなったら、すばらしいですね」と、人が共感・共鳴できたり、感動を受けるようなものにしましょう。

ここも面白い発想ですね。富士山のように一番を目指し、優雅な姿を描く。なるほど。

黒帯は目立つから意味があります、見た目でわからなければ「おれも黒帯めざして頑張ろう」とは、だれも思いません、つまり、せっかくレベルが上がっても、そのことを自分しかわからなければ動機付けにならないということです。

本書にもありましたが、スターバックスのブラックエプロンや軍隊の階級などはここに含まれます。
人を動かす 新装版 [単行本] で言うところの
「自己の重要感を満たす」
ということでしょうね。

その他にもたくさん紹介したい事例など7があるのですが、それは本書にてお楽しみください。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 長尾一洋
実務教育出版
発売日 : 2013-07-09

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