こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ の抽選で当選しました。ありがとうございます。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書は、「学って楽しい」と思える子、「勉強が好き!」と思える子、そしてどこまでも嬉々として学びつづける力を備えた子に育てるために、親ができることは何なのか……、それに対するひとつの答えをまとめたものです。
中学受験を控える子供を持つ親御さんや資格取得に向かっているあなたにオススメの一冊です。
単なる勉強の本だけでなくタイトルに”育て方”とあるようにコミュニケーションの取り方や食事の習慣などについても言及していますので、特に母親のあなたは参考になるでしょう。
※ イクメンのあなたにも参考になりますよ!
【気になった抜粋】
聞く力を育てるためには、まずまわりにいる大人が聴いてあげること、すなわち、子どもに「聞いてもらってうれしい」という経験をさせることがファーストステップです。
【響いた抜粋と学び】
著者の江藤 真規さんは長女、次女と東大を現役合格し、その後なんと江藤さん自身も東大の大学院を合格しています。
子どもたちの受験時の対応と自身の大学院受験のときの体験をもとに本書は書かれています。
江藤さんはこの経験をもとにコミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得し、現在、講演や執筆活動を積極的に行なっています。
我が家でも先日、長男と妻が勉強のことで大ゲンカになっていました。
「俺は勉強なんてやりたくないんだ。ずっと遊んでいたいんだ!」
と泣き叫ぶ長男。
中学校に入ってからソフトテニス部に入り、その傍らゲームやテレビを優先させ、休みの日は友達と遊ぶ。家庭学習は一日5分程度。やらないよりマシなくらい。
残念ながら中間テストの結果は全教科50点未満。
改めて、勉強というのはやったらやった分だけ成果が出るものと認識しました。
話し合いの結果、夜9時~10時までの1時間勉強の時間に充てることになりました。
苦手だった英語の勉強は、まず単語の書き取りから始まりました。
これは早速成果が出て3日くらいすると、
「授業がわかるようになってきた」
と喜んでいました。
東大をはじめとした大学合格を自分の人生におけるひとつのスタートとしてとらえている、どこまでも勉強しつづけることのできる子とは、一体どんな若者なのでしょうか、私が確信しているのは、「勉強が好き!」「学ぶことは楽しい!」という感覚が、彼らの身体には染み込んでいるということです。
僕自身も学生時代は勉強大嫌いだったので、長男の気持ちがよくわかります。なんのために勉強するのかがわかりませんでしたし、それに明確に答える大人もいなかったように思います。
僕自身の勉強は28歳のころから本格的に始まりました。中小企業家同友会の中堅幹部学校でのグループワークを経験し、介護業界だけでなく異業種もけっして待遇がよいわけではないことを知りました。
介護業界で働き続けるには、資格取得は必須だと感じ、介護支援専門員、社会福祉士の資格をまず取得しようと考えたのです。
今は3年前に始めた早起き・読書の習慣のおかげで
「勉強(読書)が好き!」「学ぶこと(知らないことを知ること)は楽しい!」
と思えるようになりました。
※ 学生時代の勉強って漢字の書き取りやひたすら計算というイメージがありますからね。
最後までがんばれた3つのエネルギー源:1つめは、未来の姿をイメージすることができたからでしょう、2つめは、「私、受験します!」と宣言したことです、3つめ、「人に対する感謝の気持ち」です。
ここも納得です。まずは合格した自分をイメージするというのは大事ですね。
僕も介護支援専門員の資格取得前は、僕がもし〇〇さんの担当だったらこのような対応をしている、とイメージを膨らませていました。寝る前は必ず想像していましたよ。
そして、受験宣言、合格宣言です。
「今年合格します!」
むしろ、
「合格しました!」
と過去形で宣言することですね。すでに合格したと脳に思わせることでそれに相応しい状態にしました。
介護支援専門員や社会福祉士などの資格取得に向かって、勉強時間の確保で家族の協力や職場ではもちろん、シフトの調整などしていただきました。ありがたいことです。
努力と成果は、階段状になっていて、努力しても、成果が出ない日々がずっとつづいて、ある日突然、「わかった! なるほど」となるわけです、その「わかった! なるほど」というときに、階段をひとつ昇るように、急に力がつくのです。
ここは、僕はバケツの水をイメージしています。水をためていても最初はたまったかたまらないかわかりません。努力し続けることで努力の水があなたの能力のバケツにたまっていき、バケツから水が溢れたときに成果が出てくるのです。
江藤さんがおっしゃるように勉強してすぐに成果は出ないのですが、続けていくとある日突然急上昇したイメージになりますね。
だから、最初は成果が出なくても構わずにやり続けることですね。
楽しむことに成果は求めない……勉強や習いごとは、楽しむことが第一とよく言われます、ですから、「どうしても、楽しませなければいけない」とか「楽しみの先にこんな力をつけさせよう」と親はずるいことを考えしまいます、しかし、成果を出すために楽しむようでは、本当の楽しさを味わうことができません。
これはついつい、親は打算的になってしまいますよね。気を付けなきゃなぁ。
たとえば、子どもが勉強をしていてわからないところにぶつかったとします、このとき、怒っても意味はまったくありません、逆に、「やらなくていいよ」でもいけません、「いま、すごくつらいよね」と、まずは共感してあげます、そのうえで、「何がわからないのか整理してみようか」とわからないことを具体化してみてください。
子どもの「なぜだろう?」に、ひとつひとつ正解を与えるのではなくて、「一緒に考えてみようよ」という姿勢は、その先の学びを深めます。
ついつい、親は子供に対して感情的になってしまいがちですので、参考になりますね。
※ 子供も感情をぶつけてくるので、イライラしてしまいそうですが、抜粋を参考にですね。
役割分担を持たせて任せることで、家族のメンバーの一員であり、家族がチームとして成り立っていることを伝えていきたいものです、極端に言えば、お風呂掃除をサボったらその日は全員お風呂に入らない、これぐらいやってしまってもいいのではないでしょうか。
このあたりは勉強だけでなく習慣についても言及しています。学びや気づきというのは仕事や人生に役立つものでなければ意味がないと僕も思います。
勉強はしっかりやって成績はいい、でも家の手伝いができない、困っている人がいても手を差し伸べられない、それでは人間としてどうか、ってなりますよね。
江藤さんは勉強、受験、という部分だけでなく人間としての面もしっかりしています。
ちなみに我が家でもアルバイトということで長男・長女はゴミ集めや米とぎ、食器洗いなど分担しています。以前はお小遣いということで何もしなくても学年が上がるごとにお金をあげていましたが、社会の構造を考えたときに、何でもタダでもらえるものはない、と考えてそれは止めにしました。
反発もありましたが、今ではよかったと思っています。
※ ちなみにバイト代から鉛筆や消しゴム、ノートなどある程度の学用品も買ってもらっています。自分で使うものは、自分で買う、を早いうちから身に付けてほしいからです。
自分のお金で買ったものは大切にしますからね。
朝食を食べるか食べないかというのは、「朝食を食べたくない」とか「この子は食が細い」という問題ではありません、習慣の問題です、食事を用意する親に責任があると思うのです。
「クラスのみんなが朝ごはんを食べていないのに、なんでうちは朝からこんなにあるの?」と、特に思春期のころはよく娘に言われることもありました、でも、基本的な生活習慣は、面倒を見ている親が実権を握っているのです、ですから、「よその家がどうであれ、うちは朝食を食べるのがルールよ!」という主義を貫きました。
心の状態は、食に出ます、心が健康でないとき、子どもは食べません、極端に食べないこともあります、それは、子どもからのSOSのサインでしょう。
ここは素晴らしいですね。食事が人間を作るというところは激しく同意です。そして、他の家がどうの、友達がどうか、というのは関係ないです。そのとおりです。
なんで食事なの? と思われた方がいるかもしれませんが、勉強するにあたり、大切なのは勉強する習慣を身につけることです。そして、その習慣は勉強だけでなく、朝起きる習慣、ご飯を食べる習慣、大人であれば、飲酒・喫煙、コーヒーだとかも含まれます。
必要な習慣を取り入れ、不要な習慣をやめる、というのは試験勉強に必須です。
職場の同僚も話していましたが、親が勉強していると子供も勉強するようになるのです。
だから、今年介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士と資格取得を予定しているあなたは子供に隠れてコソコソ勉強なんてやめて、子供の前で堂々と勉強すると、子供も大人になっても勉強はするものだ、と肌で感じて、自然と勉強するようになりますよ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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実務教育出版
発売日 : 2013-07-23
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【出会い】
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本書は、「学って楽しい」と思える子、「勉強が好き!」と思える子、そしてどこまでも嬉々として学びつづける力を備えた子に育てるために、親ができることは何なのか……、それに対するひとつの答えをまとめたものです。
中学受験を控える子供を持つ親御さんや資格取得に向かっているあなたにオススメの一冊です。
単なる勉強の本だけでなくタイトルに”育て方”とあるようにコミュニケーションの取り方や食事の習慣などについても言及していますので、特に母親のあなたは参考になるでしょう。
※ イクメンのあなたにも参考になりますよ!
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聞く力を育てるためには、まずまわりにいる大人が聴いてあげること、すなわち、子どもに「聞いてもらってうれしい」という経験をさせることがファーストステップです。
【響いた抜粋と学び】
著者の江藤 真規さんは長女、次女と東大を現役合格し、その後なんと江藤さん自身も東大の大学院を合格しています。
子どもたちの受験時の対応と自身の大学院受験のときの体験をもとに本書は書かれています。
江藤さんはこの経験をもとにコミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得し、現在、講演や執筆活動を積極的に行なっています。
我が家でも先日、長男と妻が勉強のことで大ゲンカになっていました。
「俺は勉強なんてやりたくないんだ。ずっと遊んでいたいんだ!」
と泣き叫ぶ長男。
中学校に入ってからソフトテニス部に入り、その傍らゲームやテレビを優先させ、休みの日は友達と遊ぶ。家庭学習は一日5分程度。やらないよりマシなくらい。
残念ながら中間テストの結果は全教科50点未満。
改めて、勉強というのはやったらやった分だけ成果が出るものと認識しました。
話し合いの結果、夜9時~10時までの1時間勉強の時間に充てることになりました。
苦手だった英語の勉強は、まず単語の書き取りから始まりました。
これは早速成果が出て3日くらいすると、
「授業がわかるようになってきた」
と喜んでいました。
東大をはじめとした大学合格を自分の人生におけるひとつのスタートとしてとらえている、どこまでも勉強しつづけることのできる子とは、一体どんな若者なのでしょうか、私が確信しているのは、「勉強が好き!」「学ぶことは楽しい!」という感覚が、彼らの身体には染み込んでいるということです。
僕自身も学生時代は勉強大嫌いだったので、長男の気持ちがよくわかります。なんのために勉強するのかがわかりませんでしたし、それに明確に答える大人もいなかったように思います。
僕自身の勉強は28歳のころから本格的に始まりました。中小企業家同友会の中堅幹部学校でのグループワークを経験し、介護業界だけでなく異業種もけっして待遇がよいわけではないことを知りました。
介護業界で働き続けるには、資格取得は必須だと感じ、介護支援専門員、社会福祉士の資格をまず取得しようと考えたのです。
今は3年前に始めた早起き・読書の習慣のおかげで
「勉強(読書)が好き!」「学ぶこと(知らないことを知ること)は楽しい!」
と思えるようになりました。
※ 学生時代の勉強って漢字の書き取りやひたすら計算というイメージがありますからね。
最後までがんばれた3つのエネルギー源:1つめは、未来の姿をイメージすることができたからでしょう、2つめは、「私、受験します!」と宣言したことです、3つめ、「人に対する感謝の気持ち」です。
ここも納得です。まずは合格した自分をイメージするというのは大事ですね。
僕も介護支援専門員の資格取得前は、僕がもし〇〇さんの担当だったらこのような対応をしている、とイメージを膨らませていました。寝る前は必ず想像していましたよ。
そして、受験宣言、合格宣言です。
「今年合格します!」
むしろ、
「合格しました!」
と過去形で宣言することですね。すでに合格したと脳に思わせることでそれに相応しい状態にしました。
介護支援専門員や社会福祉士などの資格取得に向かって、勉強時間の確保で家族の協力や職場ではもちろん、シフトの調整などしていただきました。ありがたいことです。
努力と成果は、階段状になっていて、努力しても、成果が出ない日々がずっとつづいて、ある日突然、「わかった! なるほど」となるわけです、その「わかった! なるほど」というときに、階段をひとつ昇るように、急に力がつくのです。
ここは、僕はバケツの水をイメージしています。水をためていても最初はたまったかたまらないかわかりません。努力し続けることで努力の水があなたの能力のバケツにたまっていき、バケツから水が溢れたときに成果が出てくるのです。
江藤さんがおっしゃるように勉強してすぐに成果は出ないのですが、続けていくとある日突然急上昇したイメージになりますね。
だから、最初は成果が出なくても構わずにやり続けることですね。
楽しむことに成果は求めない……勉強や習いごとは、楽しむことが第一とよく言われます、ですから、「どうしても、楽しませなければいけない」とか「楽しみの先にこんな力をつけさせよう」と親はずるいことを考えしまいます、しかし、成果を出すために楽しむようでは、本当の楽しさを味わうことができません。
これはついつい、親は打算的になってしまいますよね。気を付けなきゃなぁ。
たとえば、子どもが勉強をしていてわからないところにぶつかったとします、このとき、怒っても意味はまったくありません、逆に、「やらなくていいよ」でもいけません、「いま、すごくつらいよね」と、まずは共感してあげます、そのうえで、「何がわからないのか整理してみようか」とわからないことを具体化してみてください。
子どもの「なぜだろう?」に、ひとつひとつ正解を与えるのではなくて、「一緒に考えてみようよ」という姿勢は、その先の学びを深めます。
ついつい、親は子供に対して感情的になってしまいがちですので、参考になりますね。
※ 子供も感情をぶつけてくるので、イライラしてしまいそうですが、抜粋を参考にですね。
役割分担を持たせて任せることで、家族のメンバーの一員であり、家族がチームとして成り立っていることを伝えていきたいものです、極端に言えば、お風呂掃除をサボったらその日は全員お風呂に入らない、これぐらいやってしまってもいいのではないでしょうか。
このあたりは勉強だけでなく習慣についても言及しています。学びや気づきというのは仕事や人生に役立つものでなければ意味がないと僕も思います。
勉強はしっかりやって成績はいい、でも家の手伝いができない、困っている人がいても手を差し伸べられない、それでは人間としてどうか、ってなりますよね。
江藤さんは勉強、受験、という部分だけでなく人間としての面もしっかりしています。
ちなみに我が家でもアルバイトということで長男・長女はゴミ集めや米とぎ、食器洗いなど分担しています。以前はお小遣いということで何もしなくても学年が上がるごとにお金をあげていましたが、社会の構造を考えたときに、何でもタダでもらえるものはない、と考えてそれは止めにしました。
反発もありましたが、今ではよかったと思っています。
※ ちなみにバイト代から鉛筆や消しゴム、ノートなどある程度の学用品も買ってもらっています。自分で使うものは、自分で買う、を早いうちから身に付けてほしいからです。
自分のお金で買ったものは大切にしますからね。
朝食を食べるか食べないかというのは、「朝食を食べたくない」とか「この子は食が細い」という問題ではありません、習慣の問題です、食事を用意する親に責任があると思うのです。
「クラスのみんなが朝ごはんを食べていないのに、なんでうちは朝からこんなにあるの?」と、特に思春期のころはよく娘に言われることもありました、でも、基本的な生活習慣は、面倒を見ている親が実権を握っているのです、ですから、「よその家がどうであれ、うちは朝食を食べるのがルールよ!」という主義を貫きました。
心の状態は、食に出ます、心が健康でないとき、子どもは食べません、極端に食べないこともあります、それは、子どもからのSOSのサインでしょう。
ここは素晴らしいですね。食事が人間を作るというところは激しく同意です。そして、他の家がどうの、友達がどうか、というのは関係ないです。そのとおりです。
なんで食事なの? と思われた方がいるかもしれませんが、勉強するにあたり、大切なのは勉強する習慣を身につけることです。そして、その習慣は勉強だけでなく、朝起きる習慣、ご飯を食べる習慣、大人であれば、飲酒・喫煙、コーヒーだとかも含まれます。
必要な習慣を取り入れ、不要な習慣をやめる、というのは試験勉強に必須です。
職場の同僚も話していましたが、親が勉強していると子供も勉強するようになるのです。
だから、今年介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士と資格取得を予定しているあなたは子供に隠れてコソコソ勉強なんてやめて、子供の前で堂々と勉強すると、子供も大人になっても勉強はするものだ、と肌で感じて、自然と勉強するようになりますよ。
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発売日 : 2013-07-23
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