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ある日、「誰にもいえない」ことに襲われる――ノイローゼの時代/佐藤条二(さとう じょうじ)

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 佐藤条二
総和社
発売日 : 2014-06-26









【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
13歳のときに「強迫観念」(強迫神経症)により突然ノイローゼになった著者が、21歳で受験勉強を治療に応用し東大に合格した闘病体験をもとに、他人事では済まない強迫観念の怖さと、絶対に苦悩を克服できる人間の可能性を説く、渡部昇一氏激賞作品。

【響いた抜粋と学び】
著者の佐藤さんは十代前半より強度のノイローゼ(強迫神経症)におちいり、八年間の苦悩と煩悶の果て自殺の瀬戸際まで追いつめられました。その後、森田療法と禅の哲学によってノイローゼを克服して立ち直り、某大学を中退して東大入試に挑戦し、文科一類に合格。東大法学部卒業後、企業勤務を経て、大学教授。国際政治学者として著書の執筆、翻訳、講演、テレビ出演等、多彩な活動を展開しています(執筆当時)。

精神病の患者には自分自身がおかしい、異常であるという認識が欠落しているのに対し、強迫観念患者は自分が悩んでいることがらが馬鹿げている、不合理だと理性的に認識しておきながら、それでもなおかつ悩まずにいられないのである。

強迫観念の人は、周囲から異常な目で見られるのを極度に警戒するのである。

精神病と強迫観念の違いについてです。

たとえば、宇宙人が来て私と交信をしている、地球を征服しに来るから私が説得していると話すのは精神病の人ですね。
※ 実際にできる人がいたらごめんなさい

(人間の知力自体が病の原因)……健康な生活を送り、より良い人生を全うしたいという、人間が本来持っている理想心・向上心・生存欲の裏返しなのである。

強迫観念とは、手をきれいにしないとバイキンが繁殖して病気になってしまうからキレイにしなきゃ、という想いが行き過ぎた状態ですね。

(森田療法とは?)……治療の原則として、薬物はまったく用いず、純粋に精神的指導によってのみ治していくものである。まず患者をテレビ・ラジオ・新聞などのまったくない個室の中に閉じこめ、外部と遮断された環境の中で、寝床の中に患者を横にならせたままにし、不安・苦悩・煩悶、すべて起こるがままにまかせ、患者を徹底的に悩み苦しませる。一週間ほどしてこの状態を突破できると、患者を個室から出し、まず最初は軽作業を行わせ、これを漸次重労働にもって行き、その間に毎晩日記を書かせて心境の変化を記録させ、これに医師が色々批判を書き加えて、強迫観念が単なる観念的な誤想に過ぎないことを、患者に悟らせていくのである。

(絶対的に生きるとは?)……「絶対的に生きるというのは、何々だから生きる、善だから生きる、楽しいから生きる、というようなことではなく、直接に端的に生きるのです。楽しかろうが、苦しかろうが、ただ生きるのです。なすべきことをなすのです。目まいしながら、数をかぞえながら生きるのです」。

西洋医学の功績は計り知れないです。
日本の平均寿命世界一は西洋医学のおかげといっても過言ではありません。

しかし、その一方で国民は、自身の体調不良等はすべて”クスリ”や”注射”で”しか”治せない、と思っているとも言えます。

これは功績があまりにも大きすぎたことが要因かと思います。

血圧が高い、じゃあ、血圧を下げるクスリを出すよ。

血圧は下がりますが、それで健康かどうか? そもそもなぜ血圧は高くなったのでしょうか? 塩分の取りすぎ? 運動不足? 原因はわかりません。

しかし、それまでの状態から血圧が上がるということは何らかの要因があるはずなんですね。

それを解決しないで、クスリで血圧だけをコントロールする、ということが正しいかどうかは僕にはわかりません。

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【編集後記】
昨日の昼から立て続けに新規等の相談や今後の相談等ありました。仕事が増えることはうれしいかぎりです。本日は喜んで働かさせていただきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
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発売日 : 2014-06-26

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