おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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![]() | 日本文芸社 発売日 : 2014-06-20 |
【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
より短い時間で、より高い成果を上げる──。
世界で通用する働き方とは! ?
外資系女性下着メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンを
19期連続、増収増益に導いたレジェンド経営者、吉越浩一郎が、
グローバル化時代を生き抜くために、世界の会社で求められる働き方を解説。
「残業ゼロ」「デットライン」など、スピード・効率・実行を重視する
「吉越流超効率仕事法」の極意がわかる。
これからリーダーを目指す人が知っておくべきスキルが満載!
ビジネスマンに不可欠な「世界の常識」が身に付く。
備えさえあればグローバル化も怖くない。
今すぐ長時間で非生産的な「日本式ガラパゴス仕事」を脱しよう!
□仕事はゲームと割り切り、全力を投入する
□残業ゼロで心も体も最高の状態にする
□思い切った決断はするな。日々の小さな判断を重ねよ
□担当者に考えさせれば、2分で上司の仕事は終わる
□スピードアップにはデッドラインをどんどん付ける
私が主張している「残業ゼロ」というのは、生産性を上げるための活動です。
限られた時間内で常に「より短い時間で、より高い成果を上げる」ことを目指して働いている人は、
知らず知らずのうちに実力が高まっています。
ダラダラと働いてきた人にとっては、転職など望むべくないのですが、
毎日少しずつでも生産性を高めようと努力を続けた人は、
それなりの実績を出すことになりますし、どこに行っても通用します。
世界の会社はそういう人材を求めています。(はじめにより)
【響いた抜粋と学び】
著者の吉越さんはドイツ・ハイデルベルク大学留学後、1972年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。
極東ドイツ農作物振興会、メリタジャパン、メリタ香港の勤務を経て、1983年、トリンプ・インターナショナル(香港)に入社。1987年、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、1992年、同社の代表取締役社長に就任。「デッドライン」「残業ゼロ」「早朝会議」など、スピード・効率重視の即断即決経営を武器に、在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出されます。
主な著書は『デッドライン仕事術 (祥伝社新書) [新書]』、『「残業ゼロ」の仕事力 [単行本]』(日本能率協会)、『仕事ができる社員、できない社員 [単行本(ソフトカバー)]』、『結果を出すリーダーの条件 (PHPビジネス新書) [新書]』(PHP研究所)、『日本人は日本を出ると最強になる 海外で働こう、学ぼう、暮らしてみよう! [単行本]』(幻冬舎)など多数です(執筆当時)。
今の世の中、ほとんどの業界は外国の影響を受けずにやっていくことは事実上不可能です。
A社でもB社でもC社でも通用する普遍的な能力を身につけてきた人だけが、再就職を勝ち取れます、部門を立て直した実績がありマネジメント能力が高いという人なら、外の世界でも通用します。
日本では「転職してきたヤツはよそ者」という扱いをされますが、世界の大企業の大部分は「よそ者」が経営をしているのです、それはいろいろな「道場」で稽古してきた者の方が実力的にも強いはずですし、精神的なしぶとさも持ち合わせているからです。
介護業界では外国人労働者の問題が当てはまります。日本で働く人がいないのなら、世界から、というのは異業種では当たり前にやってます。
介護業界でのみ働いていた人には見えない非常識が異業種には見えることがあります。
これは業界内でも同じで、とある病院・施設でしか働いたことがない人がいたとします。違う病院・施設に行くとそれまで当たり前だったことが非常識だ、ということに気づくことがあります。
日本での仕事は、長く勤めた人がエライ、みたいな風潮がありますが、今後はどうでしょうか。
医療・介護の現場も同じです。
同じところに長く勤めた人がエライのではなくて、あくまでお客様によりよいケアができる人がエライわけです。
※ エライという表現が適切かどうかは別として。
フランスの試験には、「イグザム」と「コンクール」の2種類があります、イグザムというのは、一定点数以上を取れば合格する試験です、自動車運転免許のように、たとえば80点以上取った人は全員合格というのがイグザムです、それとは違って、もう1つのコンクールというのは合格者人数が決まっている試験です。
ケアマネの試験についてはこの両方を兼ね備えていますね。
合格基準点を満たした人が合格するイグザムと毎年合格者数を調整している、人数が決まっているコンクールの要素があります。
仕事においては正解があるわけではありませんから、論理的に考えて自分で正解を求めていく必要があります、これは「1+1=2」のような答えのある問題だけを教えられる教育では身につかない能力です。
日本の労働者は均一的に高く、末端で働いている人に至るまで献身的に働いています、ですが、日本のホワイトカラーは、簡単に海外の人に負けてしまいます。
日本のブルーカラー、つまり単純労働者の質は世界一高いと言われています。
これは義務教育からのマニュアル遵守が根底にあるためと思われます。
工場だとか配達だとかマニュアルがある仕事はもちろん、サービス業でもある程度の型があるものについては質が高いと言えますね。マクドナルドだとかセブン&アイがそうです。
世界的に見たらレベルが高いです。
それではホワイトカラー、知的労働者のレベルはどうか、といいますと、これは世界的に見るとこれからのレベルです。
介護業界はどうでしょうか?
均一のサービス提供部分ではレベルが高いと思われますが、個別化などの踏み込んだサービスについてはこれから、と言えるのかもしれません。
仕事が厳しいのは当たり前のことで、結果を出すことも当たり前です、結果を出して、それに喜びを感じるようになるのが仕事というものなのです。
業績を上げているりリーダーの言うことは聞く、業績を上げていないリーダーの言うことは聞かない、当り前のこと、ですが、これが世の中の現実です、政治家が国民の信頼をなくしているのも、成果を出していないからです、やるべきことをきちんと実行し結果を残していれば、国民は政治家を信頼し、政治家の言うことを聞くようになります。
稲盛和夫さんの書籍でも同じことが書かれています。
仕事の成果は新たな仕事、とあります。それが最終的に報酬を生み出す、ということですね。
介護業界にここは当てはまるのか、どうか、ということですね。
介護保険法の枠に入っている部分については新たな仕事といっても限度があるので、報酬アップにはつながらないかもしれません。
しかし、介護保険法外のことであればまだまだ可能ですね。ここをどう考えるのか、ということですね。
1 デッドラインを付けて少しでも早く、効率を上げて仕事をやろうとしたか。
2 1分、1秒も無駄にしない気持ちで集中して働いたか。
3 頭をフル回転させて解決法を考えていたか。
ヨーロッパのホワイトカラーの人たちは、体がヘトヘトになるまで働くことはありません、残業はせず体力は温存しています、そのかわりに、就業時間中の8時間は集中して頭を酷使しますので、頭はヘトヘトです。
締め切りを考えて仕事をすることは大切です。お客様の声を無視してスピードアップというのは論外ですが、メリハリをつけて仕事をすることは必要です。
ケアマネジャーの仕事はある程度個人の裁量があります。その一方で認定結果については市町村役場に合わせる必要があります。
できることは先にやり、認定結果など個人の裁量で調整できないことには合わせることですね。
各市町村役場に審査会の日程を聴けば結果が出る日がわかりますから、ある程度は調整できますけどね。
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【編集後記】
本日は職場の忘年会です。あっという間の一年だったな、と振り返ります。12月も2週目です。予定通り仕事が進んでいます。この調子で来週もです。
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