おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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PHP研究所
発売日 : 2013-07-03
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【出会い】
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ
の抽選で当選しました。ありがとうございます。
7月はこれで4冊当選です。今月は素晴らしいです。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
あなたの体の筋肉は、本来のやわらかさを保っているでしょうか? それとも、あちこちが固くなり、痛みがある状態でしょうか? もし、肩コリや腰痛などの症状があるなら、きっとこの本はお役にたてると思います、コリをとって、本来のやわらかい筋肉に戻し、「気持ちのいい体」になるための本ですから。
この本でお話しする「セルフ整体」とは、筋肉をゆるめて痛みを取る「ミオンパシー」を自分でできるようにしたものです、お金もかからず、道具も必要ありません、誰でも安心・安全に取り組める簡単な整体法です。
腰痛や肩コリに悩まされるあなたに必見の書籍です。マッサージを受けている、カイロプラクティックに通っている……もしかしたら、その効果は一時的で根本の解決になっていないとしたら、そして本日紹介する方法ですぐに治せるとしたら、あなたはやりたいですか?
【響いた抜粋と学び】
この手の書籍で読んだことがあるのは、身体のホームポジション/藤本靖
というものです。2冊に共通しているのが図が多いことです。
なので、もっと詳しく知りたい方は本書を手に取る方がいいと思います。
著者の鮎川史園さんは整体院「いぎあ☆すてーしょん代官山」の院長をしており、セルフ整体マスターインストラクターです。もともとはWeb関係の仕事をしていましたがハードワークで体調を崩し、当院の総院長である松尾毅さんと出会ってから、その想いに共感し、活動に参画しました。
整形外科ではレントゲンやMRIをとって痛みの原因を探ろうとしますが、ほとんどの場合、本当の原因はレントゲンにうつりません、骨の異常が発見されたとしても、骨は痛みを感じませんし、神経自体も痛みを感じることはできませんから、「神経が圧迫されて痛い」というのも誤りなのです。
肩コリ、腰痛の対症療法として、「筋トレ(腹筋)しなさい」「ストレッチ、けん引をしなさい」「マッサージをしなさい」と言われたことがあるかもしれませんが、これらは根本的な解決にならないどころか、悪化の原因となる可能性が高いのです。
なるほど。確かに理屈を聴くとそうですね。骨は痛みを感じない、神経自体も痛みを感じない。ふむふむ。
<急性的な痛み>たとえば炎症の痛みです、炎症物質が流れきってしまえば、痛みは治まります、通常は、長くても1週間も経てば痛みは引いていくはずです。
<慢性的な痛み>すでにお話しした、筋肉が縮んで固くなることによる痛みです、慢性的な肩コリ、腰痛がその代表です。
「急性的な痛み」は、筋肉をゆるめるやり方では解決することができません、「慢性的な痛み」であれば、あらゆる部分の痛みがこの方法で解決できます(ただし、内臓疾患など病気が原因で慢性的に痛みがある場合は、病気を治すことが先決です)。
どちらの痛みなのか判断するポイントの一つは、痛みが続いている期間です、2週間とか1ヶ月も痛みが続いているのなら、それは炎症の痛みではありません、もう一つは、痛みがラクになる温度です、冷やしてラクになるなるなら炎症の痛みですが、あたためてラクになるなら、慢性的な痛みと言えます。
痛みについて、とセルフ整体が活用できるかどうかです。結論を言うと、慢性的な痛みの時に活用可能です。また内臓疾患が原因の痛みであれば、それも治すことができないようです。
「リリカWebシンポジウム」で発表されたデータによると、腰椎の飛び出した部分を手術で取っても、37.8%の人は痛みが取れていません、頚椎に至っては52.6%もの人に痛みが残っています、11歳~59歳の人の約20%は、痛みを感じていませんがヘルニアになっています、60歳以上の人では約40%です、つまり、同じ症状でも痛みが出る人と出ない人がいるということであり、ヘルニアと痛みの因果関係が認められないということです。
腹筋運動をすると腰痛になるのかというと、一般的な腹筋運動では腹筋だけでなく大腰筋や大腿直筋といった腰痛に関係のある筋肉に不可をかけることになるからです。
ヘルニアについてです。なるほど……。6割の人が腰椎の飛び出した部分を手術をして取って痛みがなくなった、と考えるのか、4割は治っていない、と考えるのか。
固くなった筋肉をゆるめるには、マッサージは向いていません、筋肉が固くなるしくみを考えれば、おわかりですよね、もむ、叩く、こするなどすれば、筋肉はより一層守ろうとして固くなります。
実は、筋肉が固くなるしくみは、直接的な負荷(刺激)だけで発動するわけではありません、体調や精神状態も深く関係するのです、筋肉を本来のやわらかさに戻し、痛みのない快適な生活を送るには、睡眠や栄養、空調、ストレスなどもぜひ重視してくださいね。
いわゆる肩たたき、肩もみはさらに固くしてしまいます。また、睡眠や栄養、空調、ストレスなども関係するんですね。
セルフ整体では、筋肉がゆるむ姿勢を90秒間維持するわけですが、この「90秒」には理由があります、90秒間筋肉をゆるめて変化がなければ、それ以上ゆるめても変化しないということがわかっているのです、痛みが消えない場合は時間を伸ばすよりも、別の姿勢を探してゆるめたほうが効率がいいと言えます。
セルフ整体も筋トレと同じように、同じ部位に関しては3日に一度くらいがちょうどいいです、毎日やってしまうと、せっかくゆるんだのを邪魔してしまうことになります。
本題のセルフ整体についてです。もんだり、叩いたり、というこはせず、筋力のロックされた状態を解除してゆるめるのが目的です。
早速、読み終えて肩コリのひどい妻にやってみようと声をかけていましたが、その前に不慮の怪我をしてしまい、敢なく中止です。残念!
この手の書籍は試してナンボなんですが……。
【編集後記】
雨の日が続きますね……。我が家では家庭菜園のところにコンポストを導入しましたので、これから自宅で出る生ゴミは畑の肥やしになります。楽しみです。
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