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成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする“技術" /村田 裕之

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 村田裕之
日本経済新聞出版社
発売日 : 2014-06-19








【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
本書は、こんな悩みのある方、必読の一冊です。

1. 最近注目のシニア市場で何かビジネスがしたいが、
具体案がまだない。
2. 上司からの指示でシニアビジネスに取り組むことになったが、
何から始めればいいのか分からない。
3. シニア層をターゲットとした新企画を練っているが、
試行錯誤していて、パッとしたものが出せないでいる。
4.すでにシニアビジネスに取り組んでいるが、
なかなかうまくいかず、苦戦している。

本書は、こうした悩みを抱えている企業の皆さんに、
実践的ですぐに役立つビジネス上の秘訣を「体系的」にまとめたものです。

本書の内容は、シニアビジネスの第一人者である筆者が
過去15年間に、多くの企業の担当者から寄せられた質問や相談と、
実際の事業現場での苦い体験をもとに構成しています。

つまり、業務の現場で同じ悩みを持ち、日々悪戦苦闘している人たちの声が、
本書の構成と中身に反映されているのです。

したがって、本書をお読みいただければ、皆さんが抱えている業務上の悩みを解決し、
直面している事業上の壁を乗り越えるのに、きっとお役に立つものと確信しています。

〈目次〉

はじめに シニアビジネスでお悩みの皆さんへ

第1章 シニアの消費行動はいかにして起きるか?
――消費のトリガーは「年齢」ではなく「変化」

第2章 いかにしてビジネスチャンスを見つけるか?
――シニアビジネスの基本は「不」の解消

第3章 いかにしてシニアビジネスを発想するか?
――シニアシフト時代の水平思考の仕方

第4章 いかにしてシニアのニーズを把握するか?
――市場調査では見えてこないシニア市場

第5章 いかにしてシニア「個客」にうける商品開発をするか?
――団塊世代は、団〝壊〟世代

第6章 いかにしてシニアの消費心理を踏まえた商品提案をするか?
――財布のひもが緩むカギは「解放段階」と「家族との絆」

第7章 いかにしてシニア顧客にリーチするか?
――スマートシニアに対する賢いアプローチのコツ

第8章 いかにしてシニア「個客」をあなたの「顧客」にするか?
――重要なのは「お金の報酬」より「心の報酬」

おわりに 超高齢社会に明るい未来を感じる瞬間

【響いた抜粋と学び】
著者の村田さんは民間企業勤務後、仏国立ポンゼショセ工科大学院国際経営学科修了。日本総合研究所等を経て、2002年3月村田アソシエイツ設立、同社代表に就任。06年2月東北大学特任教授、09年10月東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター特任教授。シニアビジネス分野のパイオニアであり、多くの民間企業の新事業開発に参画し、シニア向け事業をプロデュースしてきました。高齢社会研究の第一人者として講演、新聞・雑誌への執筆も多数です(執筆当時)。

焼け跡世代よりも上の世代は、戦争体験という強烈な原体験があります、物の乏しい、貧しい時代を知っているので、もったいない精神が強く、安易に新しいものへ目移りをしない傾向があります。

(1)リーズナブルな価格でそれなりの食事や喫茶が楽しめる
(2)生活に役立つ情報が多く得られる
(3)健康維持、教養・スキル向上のための機会が多い
(4)新たな友人をつくるきっかけが多い 

「欲しいものが関連づけられてすぐそばに置いてある」という商品陳列による売り方をする店が増えています、また、「歩くのが面倒」という人に対しては、タブレットで商品を見せ、その商品の売り場がどこにあるかを教えてくれます、必要であれば店員がその商品を売り場から持ってくるというサービスも実施しています、足腰の弱っているシニアにとって、必要な商品を探して広い売り場を歩き回るのは大変な重労働なので、こうしたサービスは重宝がられるでしょう。

高齢者の世代ではインターネットは年齢が高くなってから出てきました。

・高齢になって下肢筋力低下となり、行動範囲が狭くなる
・高齢になり、視力が低下し見えづらくなる

これらの解消にはタブレットやパソコン、インターネットが大活躍です。
ただし、残念なことに高齢の方の生活には今までインターネットが存在していなかったので、高齢者が使うのは難しいことが難点です。

若い世代が近くにいて、代わりにネットを使ってネットスーパーやタブレットを使って電子書籍や広告を見る、ということができると高齢者の生活の質が上がりそうです。

社会の高齢化が進むと一人暮らし世帯が増えます、この世帯が求める価値のキーワードは「小型(小口)」「軽量」「健康」「安心」「手軽」「高品質」です。このように親子孫3世代が近居すると、あたかも大家族のような消費行動が起きやすくなり、互いに遠く離れて別居している時よりも新たな需要が生まれやすくなります、こうした需要をうまくすくい取ることで、新たなビジネスチャンスをつかむことができます。

高齢者産業では

・大量消費
・大量生産

の若い世代からは逆を行きます。

食事にしても、若い世代のように多くは食べられません。どうせ食べられないのなら少しの量でいいから美味しいものを、となります。
すると高級店でシニアセットを割安で販売すればいいわけです。

駅弁だとかもそうかもしれませんね。

飲み物もそうで、少ない量を100円(税込)と支払いが簡単で手軽な量にしておくことでシニア世代の消費が増えるかもしれませんね。

団塊シニアのマーケティングはこちらも参考になります。
↓↓↓
ダン S ケネディの団塊シニアマーケティング 容赦なき戦略/ダン・S・ケネディー

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