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日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地/水津 陽子

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こんにちは。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 水津陽子
日経BP社
発売日 : 2014-09-20










【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~

しんしんと雪の降る2月。夜のとばりが下りると同時に、茅葺き屋根が光り輝く。
ライトアップされた白川郷は神秘的な空気に包まれている。寒空の下、その美しさに上がる感嘆の声。
だが近年、その声には耳慣れない言葉が数多く含まれるようになった――。

白川郷や上高地、乗鞍、立山などの起点となる岐阜県高山市。以前は案内板やパンフレットは日本語だけで、
外国人観光客にとって観光しやすい町とは決して言えませんでした。
ところが、現在では年間20万人を超える外国人観光客の誘致に成功しています。

その背景には、観光ホームページや道路標識の多言語化、100人超のボランティア通訳者など、
きめ細かな対応と戦略がありました。冒頭の文章で描いているように、白川郷をはじめ、
高山市の周辺が今以上に外国人観光客で賑わう日はそう遠くないでしょう。

もっとも、高山市は長年にわたる努力によって多くの外国人を呼び寄せるようになりましたが、
対策が不十分なために、後れを取っている観光地は少なくありません。
政府は、東京オリンピックが開催される2020年に訪日外国人旅行者数で2000万人の高みを目指すとしています。
そのためには、より一層の対応が不可欠です。

本書は、外国人旅行者が見た日本の魅力、日本人が気づいていない観光資源について、
地域再生を本業としている著者が分析し、まとめたものです。

日本人には当たり前で何気なく思える風景や地域資源でも、外国人観光客のフィルターを通して見れば
極めてクールで、極めて日本的だと感じるものはいくらでもあります。身近であるがゆえに見落としている
外国人旅行者獲得の糸口。その答えを、ぜひ本書にてご確認ください。

「日本が世界に訴えるべき観光資源、日本の価値、魅力とは何か?
それは、意外にも私たち日本人が考えている範疇の外にあるのかもしれません」

著者が本書で述べている意味が、きっと分かると思います。

【響いた抜粋と学び】
著者の水津さんは合同会社フォーティR&C代表で経営コンサルタントです。合同会社フォーティR&C代表です。
地域資源を活かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究、執筆等を行っています(執筆当時)。


先日の「NEXT READING」読書会で読み解きました。


(富士山の次に人気がある場所は?)……高山市の2013年の観光入込客数は394万5000人、外国人の述べ宿泊客数は、過去最高の22万5000人(前年比49%増)となりました、人口9万2000人という一地方都市の数字としては、群を抜いています。外国語のパンフレットの作成や歩行者誘導案内看板の多言語化など、言語のバリアフリー化を推進。例えば、「Rent a bicycle」とすると命令形になってしまうので、「Rent-a-bicycle」に改めるべきという指摘や、地図で言語によって振ってある番号が違うと、多国籍のグループでまち歩きする時に不便だという指摘などでです。ホームページは驚異の11カ国後対応。



23歳のときに愛知県で派遣社員として働いていたことがあります。そのときに岐阜県出身の人と知り合いました。


僕の中では岐阜と言えば

「下呂」

と思っていましたが、その当時で

「飛騨・高山の方がいいよ」

と言われたのを思い出しました。



なるほど。


外国人が来る、ということで、パンフレットや案内表示などを多言語化してわかりやすくしているんですね。


介護の世界では、外国人というのはなかなかいないかと思いますので、

認知症が深くなっても読めるようにルビを自然に振っておく、ということでしょうかね。


(外国人はなぜ「RYOKAN」が好きなの?)……例えば、日本では当たり前のように思っている、宿の玄関にあるその日の宿泊者の名前を書いた看板、外国人ゲストはまずここに自分の名前があることで非常に感激するそうです。貞千代では、外交人に対して宿泊の記念に江戸木札にゲストの名入れをしてプレゼントしていますが、これも外国人にはとても好評だと言います、各部屋にはお風呂がついていますが、檜や黒御影石を使った2つの共同浴場に入る体験は特別のようです。外国語対応については、早くから英語のホームページを開設、館内に必要な案内を英語で表示するなどしましたが、スタッフが皆英語が堪能というわけではありません。

介護施設でもこのあたりの対応をするところがありますね。


認知症が深い方など、施設入所に否定的な方に対して、

「ようこそ〇〇様」

というように、旅館のようなおもてなしをすることがあると聞いたことがあります。


貞千代の最大の魅力はおもてなしです。

というのは、お風呂に入って体もたいして拭かずにびしょびしょで出てきた外国人観光客を怒らない、というのもお客様にとっては魅力なんだとか。


認知症ケアにおいても、”怒らない”というのは基本です。

同じサービス業です。


共通点がありそうですね。



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【編集後記】

本日は溜まりに溜まった書類整理です。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。

著者 : 水津陽子
日経BP社
発売日 : 2014-09-20


 

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