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大堀ユリエ ゆとり世代 昭和脳 上司 部下/大堀ユリエ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 大堀ユリエ
光文社
発売日 : 2012-04-17












【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。

【本書紹介のねらい】
ゆとり世代をうまく仕事に結び付ける方法、ゆとり世代と関係をうまく作っていく方法を教えます。

【気になった抜粋】
今のコたちは、大人に対等に接してほしいと望んでいるのでしょう、しかし、そもそもの実力やキャリアが違うのに、「上から目線で注意しないでください」はおかしすぎる話、そんな要求はただちに却下です。


【響いた抜粋と学び】
著者の大堀ユリエさん、本書帯にあるように24歳の美人すぎる居酒屋経営者です。(株)ジェイアール東海パッセンジャーズに入社し、その後銀座のクラブと異色の経験をした中で「昭和脳上司」のいい面と悪い面を学んびます。その経験を東京・神田で「ガールズ居酒屋 つばき」で生かしています。

私のお店では、スタッフとして10代のコも働いています、皆さんの感覚ですと、「24歳も19歳も変わらないじゃないか」と考えるかもしれません、しかし、ご自分の若いころを思い出せば理解できると思いますが、、この年代の5歳差はかなりのギャップを感じるものです、年下からすれば、私は「ただのおばさん」です。

これは実際、どの世代についても言えるんですね。高齢者介護の場面でも80歳も90歳も同じ、じいちゃん・ばあちゃんでしょ? なんて思ったら大間違いなんです。たとえば、大東亜戦争のときに子供だったのか、成人していたのかで全然違うんですね。兄弟が徴兵されたのか、自分が徴兵されたのか、出陣したのか、イメージが変わります。
現代も同じわけで、5歳も違えば人気のある歌手やアイドルだって変わりますよね。

100メートル以上先にいて、銀座の街中でもう米粒くらいにしか見えないのに、ずっと手を振り続けたこともありました、もちろん、お客さんに対する礼儀ですし、見えないのに手を振る”根性”が大事なのはわかります、特に、私も理由を聞きませんでした、しかし、このような『意味のないこと』を強要したり、「昔からの決まりだから」という理由だけでやらせたりすると、ゆとり世代部下はきっとついてこないと思います。

最初は何も具体的なことを言わないで、「トイレ掃除しといて」とだけ指示すれば、そのコのやる気や性格がわかります、抽象的な指示は、リトマス試験紙としては最高の役割を果たしてくれますね。

こういうのを読む限り、ゆとり世代とは超現実思考なのかな、と思います。でも、なんとなく、こういうふうになる気持ちはわかりますね。子供の頃って抜粋にあるような気持ちだとか美徳ってなんのこっちゃ? って思いますよね。

ただ、これから介護においてもビジネスの場面でも活躍したいのなら表面上だけでなく、裏の裏まで、隅々まで洞察して、感じ取れる社員になることが必要ですね。
※ もし独立したいのならなおさらです。

「女なんだから」という枕詞は、昭和脳を具現化した象徴的な一言です、昭和のころは女性蔑視文化が残っていたので、男目線の価値観を押しつけても通用する世の中でした、しかし、85年に男女雇用機会均等法が成立したことも相まって、グングンと女性の強さが増していき、昭和時代とは比べものにならないほど、現代は男女平等に近づいています。

差別や蔑視というのはやっちゃいけないことなんだけど、僕はこの抜粋を読んで手放しで賞賛できないですね。なぜなら、女性と男性は根本的に同じではないのです。違いがあるのです。だから、差があることは当たり前なのです。再度言いますが、だからと言って蔑視、軽視はやっちゃいけませんよ。
育児、子育てというのは大切な仕事です。現代は子育ては保育士などのプロに任せて、女性も働くのが美徳のように作られている気がします。
そうじゃなくて、家事・育児も素晴らしい仕事で、賞賛すべきことだと思ってます。

「あいつはあまり出来が良くないけど、結婚したからボーナス多めにつけるか」「あいつはよくやっているけど、独り身だから、このくらいのボーナスで大丈夫だろう」、『結婚』というプライベートな要素を持ち出して、仕事に結び付けるのはおかしいですよね? 仕事のことは、仕事だけで評価してください、結婚しているか、していないかを、仕事上の判断基準にするのはやめましょう。

これは確かにそう思うんだけどさ。でも、企業の給料の分配ってちょっと違うんだよね。仕事頑張ったとか、成果を出したからその分の給料ではなくて、働いている人が明日も同じように働けるために給料を分配しているんだよね。だから扶養手当だとか、利益だとかに関係の無いものがあるんだよね。
大堀さんの言うような制度にするのは時間がかかるかもしれないなぁ。

最近の風潮として、どんな場面でも『お客様は神様』状態になっていると感じます、あまりにも度が過ぎています、『お客様は神様』ですが、神様はルール違反などしません、なんでもかんでも言うことを聞いていたら、いいように扱われておしまいです。

これは響いたなぁ。そうですよね。お客様が神様だったら、神様はそんなしょーもないルール違反なんてしないよね。これはいい学びでした。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 大堀ユリエ
光文社
発売日 : 2012-04-17

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