おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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日刊工業新聞社
発売日 : 2013-07-26
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【出会い】
30代で人生を逆転させる1日30分勉強法/石川和男
の石川和男さんから紹介で著者の弓削 徹さんから献本していただきました。ありがとうございます。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
環境ビジネスの選び方から参入手順、失敗しない売り方の仕組みづくりの方法など、コンサルティングの過程で体得した成功のためのノウハウにくわえ、全国の中小企業さんを取材した事例を本書にわかりやすくまとめたつもりです。
本書に取り上げる事例も、本業について日頃から熟慮し、それを成長産業である環境ビジネスにひもづけるにはどうしたらよいかを、経営者が時間さえあれば考えつづけた結果だと思います。
これからの30年、50年、環境問題の解決策を日本が低難しつづけ、おおげさにいえば環境技術立国として世界を救う役割を果たせると信じています、日本が敬愛され、世界へ価値を発信していくのに、環境ビジネス以上の分野はありません。
これからの日本を支ええる分野……環境ビジネス。成長産業につなげるためにはどうしたらよいのか、実践例を踏まえて考えていきましょう。
平社員よりも経営者や中間管理職必見ですね。教科書タイプの書籍です。
※ 将来経営者になる平社員は読んでおいて損はないですよ。
【響いた抜粋と学び】
著者の弓削さんはSONY、サントリー、オリンパス、雪印などの製品開発、広告、販促キャンペーンを成功させ、「製造業なら弓削」との評価を得ています。そして「ノートパソコン」の名付け親なんです。
びっくりです。
現在はものづくりマーケティングをテーマに、活動しています。
モノづくり企業が、自社の技術や既存製品を生かして、少しだけヨコへ足を伸ばすようにストレッチすれば、新規事業の成功確率はグンと高まるのです。
ストレッチには、自社の技術を伸ばすことだけではなく、既存製品を環境対応へと変化させるという2番目の視点もあります。
本業の技術を伸ばすばかりではなく、既製品を環境対応へ変化さえることも本書で言う”ストレッチ”になるのでしょう。
また自社技術を伸ばすだけでなく、変化させることも含まれるんですね。
例えば、ホテル事業をしている会社がホテル事業のノウハウを生かしてシニアマンションを作るというのがここでいうストレッチなのかな。場合によってシニアマンションを有料老人ホームにするだとか、環境対応に変化させること、という風に僕はとらえました。
ニッチのほか、地域密着、個別対応もキーワードとなりえます、販売先を、地域密着というかたちで絞り込んでいる取り組みなども成功している印象です。
多くの人が「いいんじゃない?」というアイデアよりも、10人のうち9人が反対するけれど、提案した1人が「ぜったいに実現したい」とねばるアイデアのほうが成功に近い、そんなものではないでしょうか。
「あの会社が成功したビジネス」「儲かりそう」を追いかけていたのでは、ニッチを掘り当てることはできません、中小製造業は、狭く高度化した技術を売り物にするべきです、大手企業が固定観念からあきらめている技術課題、めんどうだからやりたくないという技術こそが、チャレンジすべき分野です。
参入するときは、ぜひ大手やその他の会社がやり始めたときよりも、大企業がやらないような狭い部分で勝負を仕掛けるといいでしょう。
目先の利益ではなく、自社の強みを武器にするべきですね。
介護分野では、介護事業者が大人用の紙おむつを塩化カルシウムにつけ込むことでパルプ分を取り出し、それをおむつメーカーに戻すリサイクルに取り組んでいる事例があります。
これは知らなかったです。なるほど。このような取り組みがあるんですね。
今の僕にはちょっと難しい書籍でしたが、今まさに新しい事業を考えているあなたにはオススメの一冊でしょう。
【編集後記】
本日は夕方から会社の定例会議です。夏場の行事が終わり一段落ですが、9月には敬老会、10月は観楓会と休む間もなく行事が続きます。
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日刊工業新聞社
発売日 : 2013-07-26
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