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世界で一番キケンな生きもの/ネイチャー・プロ編集室 監修 千石正一

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

幻冬舎
発売日 : 2010-05-27









【出会い】
幕別町図書館札内分館で出会いました。興味をそそるタイトル……キケン! 


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
鋭く尖った牙、強烈な毒性、暴力的なほどの巨体、それに残酷で凶暴な気性……、あるものは捕食者として完璧な体に、あるものは体内で毒を生成できる体に、あるものは巨大な獲物を呑み込むことができる体に進化した、地球上にくらすキケンな生きものたち、その生活からは、彼らの真剣な生き様が見えてくる。



【響いた抜粋と学び】 
監修している千石正一さんは東京環境工科専門学校の講師です。専門は爬虫両生類学で日本でもっとも多種類の爬虫両生類に接しています。監修者紹介の写真にもにっこり笑顔でトカゲか何かを手に平にのせています。相当好きなんでしょうね。

ホオジロサメの鋭い歯は7センチメートルもある完璧な三角形で、激しい攻撃で欠けてしまっても、予備の歯がすぐ後ろに控えている、その総数は300本以上、歯は何度でも生え変わり、武器の在庫が尽きることはないのだ。

すごいなぁ。まるでセイントセイヤのフェニックスのクロスみたいです。灰になっても復活する、自己再生能力がある唯一のクロス! それがフェニックス。
300本の歯で噛み砕かれればひとたまりもない……。

フィリピンワシは厳格な一夫一婦制であり、どちらかが死ぬまで何年でも一緒に過ごす夫婦の絆が強い鳥とされている。

このワシは強いだけじゃなくて、男としてのかっこよさも兼ね備える素晴らしいワシです。単純な強さだけでなく、意思の強さも感じられますね。

イワスナギンチャクの種の科学的研究が行われたとき、ハワイの大学の学生がこの群体の上を泳いだだけで、全身倦怠、筋肉痛と腹部の痙攣で数日間入院したという。

イソギンチャクって動物になるのかな。ちょっと疑問でした。種類によっては強烈な毒を持っていますね。しかも触らずとも毒が襲ってくるんです。恐ろしい。

多くのカエルは夜活動するのが普通だが、この派手なヤドクガエルは、自分が危険な存在であることを誇示しながら昼間に活動する、昼間のほうが気温も高いし、獲物も多いからだ。

生物界の”赤い彗星”じゃないですか。あえてド派手なカラーリングで相手をビビらせる。このカエルはまっ黄色です。パッと見て、こりゃなんかある、と思わせますね。

コモドオオトカゲは島の生態系の頂点に立ち、天敵がいない、人間も長い間住んでいない地域だったから数が増え過ぎ、獲物が乏しくなったため、同じ種が天敵となってしまったのである。

これはそのまま人間に置き換えて考えることができる気がします。人間も生態系の頂点に立ち、人が人を殺す出来事が増えているような気がします。

人口爆発前の世界を見てみると、どうだったのだろう。日本はどうだったのだろう。残虐な事件はあったのだろうか?

タランチュラは恐ろしい毒グモだと思っている人は多い、しかしそれは完全なる誤解なのである、牙はミシン針の先ほどの太さがあるし、弱いが毒もあるのでかまれれば相当痛いが、性質はおとなしく人間を攻撃することはまずない。


7年くらい前かな。中学時代の友人に会ったときに衝撃の事実を聞かされた。

「最近、タランチュラ飼ってるんだ」

え? タランチュラ? 飼うってなんだ? そんなのどこにいるんだ? 僕の頭の中は「?」で埋めつくされました。明らかに犬や猫とは違うでしょ!? かと言ってクワガタやカブトムシのように飼うイメージとは思えない。
タランチュラを飼う……なんだそりゃ?

そして、その友人宅ではタランチュラを巡って恐ろしいことが起こっていた。

タランチュラ脱走事件。

友人がタランチュラの様子を見ようと思ったら、タランチュラが虫かごからいなくなっていた……。タランチュラはどこに行った?
友人曰く、タランチュラはネットで購入し、けっして安くはない金額なそうだ。
※ 確か5,000円くらいだったと言っていた気がする。

しかも、そんな高額タランチュラも生まれてすぐは毒も弱いし……てか、元々弱いし、小さいので簡単に他の虫やネズミなどにやられてしまうらしい。

彼は1ヶ月半の間、タランチュラを探したようだ。そして、ある日の夜、天井を見る。すると、タランチュラが歩いていたらしい。
目を開けたらタランチュラがいたら、びっくりだよね。

そして、もう一つ。タランチュラ鷲掴み事件。

友人の祖母が、孫が大事にしているタランチュラが生きているのか、カゴに入っているのか、心配になって、新聞紙を広げそこに中身を出してしまったらしい。
※ カゴを外から見ると、タランチュラが見えなくて不安になったらしい。

新聞紙に広げると、テケテケ! と颯爽と走るタランチュラ。
あーー、まずい!! 孫に怒られる!!

そんなことを思った祖母はタランチュラをひょいっと素手で捕まえる。
※ 鷲掴みじゃなかったね。

毒が弱いとはいえ、タランチュラを素手でつかむ勇気は僕にはないなぁ。昔の人はすごい!

彼のタランチュラはメスだったので、確か5年くらい生きていましたし、大きかったです。
オスはかなり小さくて、交尾させようとすると、うまくやらないと、メスは餌だと思って食べてしまうらしいんです。

タランチュラのオスは生殖活動も命懸けなんですね。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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幻冬舎
発売日 : 2010-05-27

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