おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。シンプルなタイトルが逆に目に留まりました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
もしかしたら怒りは、私たちにだいじなことを教えてくれているのかもしれない。
怒りを感じるということは、あなたの心が健康な証拠なんだ。
怒りを感じているあなたはいけないことをしている、と悔やんでいませんか? 怒りは感情のひとつであり、必要なものです。あなたは怒りを感じてはいけないのではなくて、怒りに支配されてはいけないのです。
それでは、怒りとの上手な付き合い方とは……?
【響いた抜粋と学び】
著者のパット・パルマーさんは心理学者でアサーティブ・トレーニング・センター所長を経て、現在、ハワイ州マウイ島在住です(執筆当時)。
本書は1998年に出版された書籍で、手に取ってもらうとわかりますが、たった38ページしかない……あっという間に読み終えることができる書籍になっております。
それでは内容も薄いのか……? いえいえ、シンプルな内容で、絵本のように絵と文章が組み合わさっていますが、深い内容となっております。
カバンの中に潜めておいて、怒り心頭になったときに、ふと思い出して手に取って欲しい一冊です。
怒ってもいい、だいじなのは、怒らないことじゃなくて、怒りに支配されないこと。
あなたが怒りに支配されると、怒りはすぐに暴走を開始する、自分を守るという目的を忘れ、相手をやりこめることだけが目的になっている。
怒りというのは喜怒哀楽の4つの感情の内の一つです。それぞれの感情は善し悪しはありません。
本書にもあるように、怒りを感じるときというのは、身に覚えのないことで避難されたとき、容姿や歩き方をからかわれたとき、話し方や方言をバカにされたとき、頭ごなしに叱られたり、失礼な言い方をされたとき、などです。
これらのことをされて、怒りがこみあげてくるのは至って当たり前のことです。自然です。その怒りはあなた自身を大切にしようとする、あなたの気持ちのあらわれです。
怒りに支配されそうになったら、自分にむかって「私はいま怒っている」と言ってみよう、それだけで、だんだん身体がリラックスしてくるはず。
怒るのをやめよう、なんて考えないで、もっとうまく怒れるようになろう、と考えたほうがいい。
怒るということは、本当にむずかしい、自分の気持ちを押し殺していると、それは思いがけないときに激しい怒りとなって爆発する。
怒ってもいい……、介護の仕事をしているときに、たとえ目の前のお客様が年配であり、尊敬の対象でああるとしても、また認知症が深くなり、人の気持ちを無視したことをズケズケと言うことがあったとしても……怒りを感じてはいけない、福祉の仕事をしている、福祉のプロフェッショナルだから、といって怒りをなくそうなんて思わなくていい、という教えだと思いませんか?
怒りによって、まちがった考え方や不公平に気づくことだってあるんです。
怒りを感じることはあなたの心を健康な証拠なんです。
大事なのは怒りをコントロールできるということです。抜粋にあるように、怒りがこみ上げてきたら、自分にむかって「私はいま怒っている」と言ってみることです。
自分が怒りを感じていることを素直に認めることです。
覚えておいて、あなたの怒りは、あなた自身を、そして世界を、よりよいものに変える可能性を持っている。
38ページ、本書の最後の言葉です。怒ってはいけない、怒るのは悪いこと、ではありません。怒りを感じること、それを認めることです。
怒りをぶつけるのではなくて、そっと言うのです。
「そういう言い方はやめて」
怒りをぶつけるのではなくて、怒りをそっと教えることが、あなたの人間関係をより良いものに導いていくのでしょう。
【編集後記】
本日はNEXT READING読書会です。楽しんできます。
※ 本日と明日と告知通り、朝のみの更新となります。よろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
![]() |
径書房
発売日 : 1998-09
|
【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。シンプルなタイトルが逆に目に留まりました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
もしかしたら怒りは、私たちにだいじなことを教えてくれているのかもしれない。
怒りを感じるということは、あなたの心が健康な証拠なんだ。
怒りを感じているあなたはいけないことをしている、と悔やんでいませんか? 怒りは感情のひとつであり、必要なものです。あなたは怒りを感じてはいけないのではなくて、怒りに支配されてはいけないのです。
それでは、怒りとの上手な付き合い方とは……?
【響いた抜粋と学び】
著者のパット・パルマーさんは心理学者でアサーティブ・トレーニング・センター所長を経て、現在、ハワイ州マウイ島在住です(執筆当時)。
本書は1998年に出版された書籍で、手に取ってもらうとわかりますが、たった38ページしかない……あっという間に読み終えることができる書籍になっております。
それでは内容も薄いのか……? いえいえ、シンプルな内容で、絵本のように絵と文章が組み合わさっていますが、深い内容となっております。
カバンの中に潜めておいて、怒り心頭になったときに、ふと思い出して手に取って欲しい一冊です。
怒ってもいい、だいじなのは、怒らないことじゃなくて、怒りに支配されないこと。
あなたが怒りに支配されると、怒りはすぐに暴走を開始する、自分を守るという目的を忘れ、相手をやりこめることだけが目的になっている。
怒りというのは喜怒哀楽の4つの感情の内の一つです。それぞれの感情は善し悪しはありません。
本書にもあるように、怒りを感じるときというのは、身に覚えのないことで避難されたとき、容姿や歩き方をからかわれたとき、話し方や方言をバカにされたとき、頭ごなしに叱られたり、失礼な言い方をされたとき、などです。
これらのことをされて、怒りがこみあげてくるのは至って当たり前のことです。自然です。その怒りはあなた自身を大切にしようとする、あなたの気持ちのあらわれです。
怒りに支配されそうになったら、自分にむかって「私はいま怒っている」と言ってみよう、それだけで、だんだん身体がリラックスしてくるはず。
怒るのをやめよう、なんて考えないで、もっとうまく怒れるようになろう、と考えたほうがいい。
怒るということは、本当にむずかしい、自分の気持ちを押し殺していると、それは思いがけないときに激しい怒りとなって爆発する。
怒ってもいい……、介護の仕事をしているときに、たとえ目の前のお客様が年配であり、尊敬の対象でああるとしても、また認知症が深くなり、人の気持ちを無視したことをズケズケと言うことがあったとしても……怒りを感じてはいけない、福祉の仕事をしている、福祉のプロフェッショナルだから、といって怒りをなくそうなんて思わなくていい、という教えだと思いませんか?
怒りによって、まちがった考え方や不公平に気づくことだってあるんです。
怒りを感じることはあなたの心を健康な証拠なんです。
大事なのは怒りをコントロールできるということです。抜粋にあるように、怒りがこみ上げてきたら、自分にむかって「私はいま怒っている」と言ってみることです。
自分が怒りを感じていることを素直に認めることです。
覚えておいて、あなたの怒りは、あなた自身を、そして世界を、よりよいものに変える可能性を持っている。
38ページ、本書の最後の言葉です。怒ってはいけない、怒るのは悪いこと、ではありません。怒りを感じること、それを認めることです。
怒りをぶつけるのではなくて、そっと言うのです。
「そういう言い方はやめて」
怒りをぶつけるのではなくて、怒りをそっと教えることが、あなたの人間関係をより良いものに導いていくのでしょう。
【編集後記】
本日はNEXT READING読書会です。楽しんできます。
※ 本日と明日と告知通り、朝のみの更新となります。よろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
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径書房
発売日 : 1998-09
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