おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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中経出版
発売日 : 2013-11-25
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【出会い】
「最初の10秒」でお客様を笑顔にする奇跡のルール/小野寺誠 の小野寺さんからの紹介で著者の伊庭さんから献本していただきました。ありがとうございます。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
コミュニケーションがうまくいかないときは、「相手だけ」に問題があるわけではありません、相手のタイプを見極められない「あなたにも」問題があります。
そうはいっても、「相手のタイプに合わせるのはむずかしい」という人もいるでしょう、相手が苦手なタイプだと、「合わせたら負けだ」と思ってしまいがちです。
相手のルールに従いながらも、自分の成し遂げたい目的はブレずにやりきる、つまり、ソーシャルスタイル思考は、相手とのコミュニケーションをうまくとりつつ、同時に自分の目的も達成する方法なのです。
上司や部下とのコミュニケーションに悩んでいるあなたへの処方箋です。
【響いた抜粋と学び】
著者の伊庭さんは株式会社らしさラボ代表取締役。セールスコンサルタント、ストレスコーピングコーチ。1969年京都府生まれ。91年リクルートグループ入社。同社でも珍しいとされるプレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞。トップセールス、トップマネジャーとして活躍後、(株)フロムエーキャリアの代表取締役に就任。2011年、(株)らしさラボを設立(執筆当時)。
本書では大まかに4つのタイプに分けています。
①勝負重視型(ドライバー)
②注目重視型(エクスプレッシブ)
③気持ち重視型(エミアブル)
④理論重視型(アナリティカル)
それぞれの特徴を挙げて、その行動に対する対応策を教えてくれます。また、あなた自身がどのタイプなのか、どのような傾向があるのか28の質問に答えて知ることができます。
嫌味攻撃への正しい対応は、ニコッと笑って「ハイッ!」と答える、過剰反応をせずに、それ以上、何も言わない、これに尽きます。
こちらは勝負重視型(ドライバー)にありがちな嫌味攻撃への対応です。
「そのくらいできるでしょ?」
と言われても怒らないで、
「ハイッ!」
といい返事。それだけです。
言うことがコロコロ変わる上司の思いつきには、「共感」を示すだけにとどめて、スルーするのが正しい対応です、「面白そうですねぇ!」「そんなことを思いつかれるとは、さすがですねぇ」などと答えれば、相手は満足します。
「何のことだっけ?」と言う人は、嘘をつこうとしているわけではありません、「忘れている」ではなくて、「薄れている」ととらえるほうが賢明です。
こちらに関しては注目重視型(エクスプレッシブ)の行動に対しての対策です。
※ 本書はこのようにそれぞれのタイプにありがちな行動を挙げて対応策を具体的に出してくれるので参考になりますね。
「なんで?」と言うほうは、いじめようと思っているわけではありません、納得できていないので、提案の「根拠」を知って、納得感を得体だけなのです。
こちらは理論重視型(アナリティカル)の行動への対応です。こちらに関しては、昔の職場の上司でこのようなタイプの方がいたので、対応に困ったのを覚えています。
沈黙は、頭の中で情報を整理している時間、無言による沈黙は、頭の中で情報を整理し、自分なりの解釈を導くための「発酵」の時間です。
営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する [単行本] にも”瞬間の沈黙”というのがありました。沈黙は悪ではありません。その瞬間に思考を巡らせているのです。
高齢者介護の現場でもよく見かけます。そして、沈黙になると、お客様が話の内容を理解していない、だとか、話が聞こえていないんじゃないか、と立て続けにしゃべってしまう福祉職がいるのも事実です。
仕事に追われているからそんなことをやるのか、表情を見ていない、読み取れないためなのか、いずれにせよお客様を中心に仕事ができるようにしたいところですね。
ノリが悪く見える人への正しい対応方法は、「人にはさまざまなノリや楽しみ方がある」という前提で付き合うことです。
こちらも理論重視型(アナリティカル)の特徴です。高齢者介護のお客様でもそうですし、今まで出会った友人にもこういう人いたなぁ、なんて思っていました。あまり反応がよくないからつまらないのかな、なんて思っていたら、人づてにかなり楽しんでいたことを知ったなんてことがあります。
デイサービスでも何年か前にいた方で、普段はあまりしゃべらない方がいました。
その当時、ある行事で劇をやることになりました。その劇をやったところ、普段自宅でもあまり喋らないお客様がご家族様やケアマネジャーに
「あの劇は面白かった」
と楽しげに話していたそうです。
劇をしていた僕たちからはそのお客様はあまり楽しんでいるようには見えていなかったのですが、その人それぞれだということですね。
最後に僕自身のタイプ診断をしました。僕は気持ち重視型と注目重視型のちょうど真ん中でした。当たっているかな?
ぜひ本書を手に取って、あなたの苦手な方への対応策を知ると共に、あなた自身の傾向も知ることでこれまで以上にコミュニケーションを楽しめるといいですね。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問2件と認定調査1件です。夕方は定例会議、そして忘年会です。
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中経出版
発売日 : 2013-11-25
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