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稲盛和夫流・意識改革 心は変えられる――自分、人、会社全員で成し遂げた「JAL再生」40のフィロ

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

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著者 : 原英次郎
ダイヤモンド社
発売日 : 2013-04-26









【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本では、「稲森改革」の大きな柱である、意識改革にスポットを当てた、人はそう簡単には変われないが、必ず変わることができると。

どんな巨大な会社であれ、人間の体であれ、現場の社員、末端の細胞まで自発的に生きて、それが全体として調和のとれた動きをするためには、すべての組織が同じ哲学、同じ意識を持ってやらなければならない。


親方日の丸に守られているはずだったJAL……崩壊したJALを再生したのは稲盛和夫さんのブレない心でした。稲森さんのまっすぐな理念を読み取って、背筋を伸ばしましょう。
経営者、中間管理職、平社員、どなたでも参考になる一冊です。

【響いた抜粋と学び】
著者の原さんはダイヤモンド・オンライン編集長です。慶應義塾大学経済学部卒。1981年東洋経済新報社に入社。金融、証券、エレクトロニクスなどを担当。1995年『月刊金融ビジネス』、2003年4月『東洋経済オンライン』、04年4月『会社四季報』、05年4月『週刊東洋経済』の各編集長などを経て、06年同社を退社。2010年3月ダイヤモンド・オンライン客員論説委員、11年10月から現職です(執筆当時)。

人はそこにあることが当たり前のものに、ありがたさを感じにくい、失ったり、足りないと知ったときに、改めて「有り続ける」ことがいかに「難しい」かを知るのである、お金はやがてなくなる、だが、ありがとうは一生残る。

「自分は組織の中の一人である」ではなく、「自分が組織を形づくる一人である」という意識、この、ちょっとした違いこそが、自分の意識を変え行動を大きく変えるものでもある。


ここは響きました。2つめの抜粋で、”組織の一部”というニュアンスは同じなのですが、”自分が組織を形づくる”という意識はちょっとしたことでも行動を大きく変えるんですね。

「相手への思いやり」も「感謝の心」も、すべては相手を知ること、相手に興味を持つことから始まる、想像力を働かせるためには、まずは現場で何が行われるかを見聞きすることが大事なのである。

ケアマネジャーやデイの相談員をしている方が特にここは響くのではないでしょうか? 事務所にこもって書類作成に追われることもあります。しかし、実際に現場で何が起きているのか? 自分の担当するお客様はどう過ごしているのか? それはすべて現場にあります。

何か物事を決めていくにあたっては、やはり意見の対立や壁にぶち当たることが必ずあるのですが、そういった状態に陥ってどうしようかと迷ったときに、「やっぱりJALフィロソフィ」だよねという言葉が最近よく出てきます、人間として何が正しいかで判断する、というJALフィロソフィを基準にして考えると、必然的に答えが出てくるんです。

ひとつの基準が仲間の中で統一されていれば、普段からブレなくなりますし、たとえ迷ったときは立ち戻ることができます。
やっぱり理念って大事ですね。

懸命に働くということは、自分自身の人間性を高め自分自身をつくっていくためにも必須の条件なんです、懸命に働くことは、懸命に生きることそのものである。

稲盛和夫さんは別の書籍でもおっしゃっていました。

「働く=生きる」

懸命に働くことがあなた自身を高めていくのです。
昨日紹介した
奇跡の職場 新幹線清掃チームの働く誇り/矢部 輝夫 にも同じことが書かれていました。

働くこと……相手の言いなり、会社の言いなりではありません。今の仕事をしていて、なにかつまらないな、と感じているあなたにこそ、今与えられた仕事を一所懸命やってほしいのです。

【編集後記】
今日、明日と出勤です。溜まっている書類整理をします。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 原英次郎
ダイヤモンド社
発売日 : 2013-04-26

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