こんにちは。岡本大輔です。
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あさ出版
発売日 : 2010-11-25
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【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書に収めた100の言葉が、「正しい決断」こそが使命と責任である経営者をはじめとしたリーダーの皆さんと、日々一生懸命に生きている人々の言動のよりどころとして、少しでも役に立つことができれば幸いです。
経営者のあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の坂本さんは浜松大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て、2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)兼担教授。法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長。NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長等。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・福祉産業論です(執筆当時)。
人財の確保、育成をしたければ、アメやムチではなく、正しい経営をするべきである、正しい経営とは、社員や顧客に愛され、頼りにされ、必要とされる経営であり、そのキーマンは経営者そのものなのだ。
「人材」が総じて好むのは、管理や指示だが、逆に「人財」は管理や指示を最も嫌う、管理ほど、創造の邪魔になる刃物はないからである。
「人材」と「人財」についてです。別の書籍では「人罪」なんてのもあるくらいです。指示待ちの昔ながらの働き方をしている人を「人材」とするようです。
本書では悪いようにとらえられていますが、どうなんでしょうかね。指示を待って忠実に仕事をしていくタイプの人も組織には必要な気がしますが……。
企業を継続させたいなら、また、社員や家族を幸せにしたいと思うなら、どんなことがあっても未来経費を決してケチってはならない。
企業経営の最大・最高の使命は”5人”の幸せであり、だからこそ重視すべきは業績ではなく「継続」なのである。
業績が悪いのは、商圏の悪さ、小ささが理由ではなく、経営の考え方、進め方、とりわけ企業の「社会価値」にこそ問題があるのだということを知らなければならない。
企業の継続についてです。こちらででている5人というのは①社員とその家族、②社外社員とその家族、③現在顧客と未来顧客、④地域住民、⑤株主、関係機関、です。
経営者自身の利益だけを追求していけば、一時的に売上を伸ばせたとしても継続はできないでしょう。
企業、特に資力が十分にない中小企業は、「必ず売れる商品開発」といった神頼み的取り組みではなく、「必ず買ってくれる商品開発」に取り組むべきである、両者の違いはどこか? それは顧客が完ぺきに見えているか否か、顧客をしっかりと捕まえているか否かである。
元気のない中小企業は、中小企業がやってはいけない三つの競争をやってしまっている、第一は価格競争、第二は品揃え競争、そして第三は内部の社員間の過当競争である、中小企業の最大の強み、財産は、大家族的経営である、過度な成果主義は決してそれにふさわしい制度とはいえない。
競争しない経営とは、他社がやらない、できない、またはまだこの世に存在していないような、市場が求める感動的価値を想像し続ける経営である、そうすれば、競争しなくても”5人”を幸せにできる。
なるほど。売れるもの、ではなく買ってもらえるものを開発する、似たような意味に思いますが、違うんですね。中小企業のように母体が小さいところは価格競争や品揃え競争をやっても大企業には勝てません。ということは、その会社でしか買うことができないオンリーワンを目指すべきなんですね。
幸福になりたいなら、積極的に働くべきである、そして誰かを幸福にしてあげたいと思ったら、困っている人に雇用のチャンスを提供し続けることである。
100人に会えば、そのなかの一人、あるいは二人は、自分にとってとてつもない価値をもたらしてくれたり、あるいは生涯のよき仲間となる人だったりする、そういう人が、必ず存在する、本当に素敵な1%の人には、100%の人々に会わなければ出会うことはできない。
真の平等とは、不平等に対しては不平等に対しては不平等の扱いをしてあげることなのである。
最も大切な豊かさとは、心の豊かさ、利他の心をもった生き方のことだ、今、日本人に最も求められているのは、心の豊かさである、それなくして、日本の再生はあり得ない。
最後はまとめて抜粋を載せてみました。
特に3番目の抜粋については深いです。同じ扱い、同じ対応が”平等”と思われるかもしれませんが、違うのです。介護現場で言えば、片麻痺のある方と体は元気で認知症の深い人では介護方法が変わると思います、全く同じ対応にはならないはずです。
条件の違う相手に対して、同じように接するためにはどうするのか? それぞれの対応に違いが生まれるのです。
それが平等ということなんですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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