おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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アメーバブックス
発売日 : 2005-07
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【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
「目標は高く」「そして、そこへ到達するための努力は惜しまない」「そうすれば、おのずと力は身についてくる」あの頃に培った頑張り、集中力、知恵は、いまも私の中に生きています。
~Amazonより~
起業、上場、成功。
日本を代表するIT企業「サイバーエージェント」は、2003年3月に東証マザーズ
に上場。社長の藤田晋は弱冠26歳にして夢を手にした。本書は、IT業界を全速力で
疾走する、若き経営者の軌跡である。
これから起業を考えているあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の藤田さんは1997年に青山学院大学経営学部を卒業後、人材紹介・派遣事業を展開するインテリジェンスに入社。1998年に同社を退職し、サイバーエージェントを設立。代表取締役社長に就任。クリック保証型のインターネット広告などを柱に売り上げを急拡大させ2003年3月東証マザーズに株式を上場。その後は事業の多角化を進め、インターネットを軸として、メルマガ、ECサイト、物販サイト、携帯関連事業など自社メディアを拡充。04年末の決算では、上場来初の黒字決算(売上高267億円)を達成しました(執筆当時)
起業家/藤田晋
渋谷ではたらく社長の告白/藤田晋
起業ってこうなんだ!どっとこむ/藤田晋
憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城徹
藤田晋の成長論/藤田晋
と今まで僕は藤田さんの書籍は好んで読んでいます。藤田さんの会社のサイバーエージェントが行っているアメーバブログも愛用していますからね。
藤田さんの書籍を読むたびに背筋が伸びてくるのが実感します。姿勢を正したらまず行動なんですね。
ギャンブルをネガティブに見る日本の社会では、なかなか「博才」を経営の才能の一つと認めてくれようとはしませんが、私はやはり「博才」や「勘」という先天的なセンスも、経営者にとっては非常に重要な要素だと思います。
確か、ユニクロの柳井さんも学生時代は麻雀していたかなんかで、ロクに勉強しなかったと書いていた気が……。
しかも、藤田さんは体を整える ツキを呼ぶカラダづかい/桜井 章一 の桜井さんがやっている雀鬼会に所属していた、というのも初めて読んだ気がします。
びっくりですね。
ギャンブルはネガティブなイメージですが、藤田さんにとってはこの麻雀入り浸り生活が逆に起業家になってからの自分の糧になったようです。
夢を実現するために、いまやるべきことを徹底的にやる「集中力」、ビジネスマンとしてそれがいかに大切かということを、私はこの数カ月で、身をもって覚え込みました、そしてあくまで結果にこだわるプロ意識、私は、自分が勤めている会社は「インテリジェンス」ではなく、「クライアント」だーという意識で働いていたのです。
この顧客思考は介護でも同じですね。たとえば、僕の場合はあかりデイサービスに所属していますし、給料はあかりデイサービスから出されます。しかし、実際にあかりデイサービスにお金が入るのはどうしてか、というと、お客様が来てくれているからです。
その視点で言うと、私も勤めている会社は「お客様」だ、と言えましょう。
「カネを出すからには意見を言わせてもらう」では、実際に事業運営を担う者の自由な発想が束縛されてしまいます、将来的な夢や可能性より、至近の利益をただ追うだけの、ありきたりな事業にしか目を向けられない可能性が高くなるのです。
インターネットビジネスで、いま最も重要なものーそれははっきりいって「企画」や「資金」ではありません、企画とカネは何とでもなる、でも「人」と「実行力」はそう簡単には手に入らない、だからこそ、この2つの要素こそが何よりも一番重要なのです、優秀な人材をいかに確保して、いかに効率的に動かしていけるか、それは次々と新しい事業を立ち上げ、急速に軌道に乗せるために欠かすことができない要素です。
人材を育て、強いビジネスモデルを確立していかないと、自分の仕事のキャパシティ以上は企業規模を拡大できません、もちろん最終的な決定は、社長である私が下すのは当然です、しかし私にすべての権力が集中するのは、会社としても組織としても、あまり意味がありません、同時に私は組織の中での「自立」や「キャリア形成」は歓迎しますが、「個人主義」は認めません、個人が勝手なやり方でいくら有望な顧客を開拓しても、新しい事業を推進しても、それはサイバーエージェントという「組織」の財産にはならないからです。
どの業界もやっぱり大事なのは「人」そして、「実行力」なんだと感じました。
インターネットビジネスは個人主義なのかな、と思いきや藤田さんは組織を大切にしていますね。このあたりは介護施設も同じことで、個人の思想はもちろん大事なんですが、組織に所属するからには組織の理念、目的に沿って働くことが大事ですね。
責任あるポジションに就くことを嫌がる人もいますが、責任を負うことから逃げていては、決して仕事を通じて成長することはできません、日本語で「出世を目指す」というと、何だかカッコ悪いように思われがちですが、成長したい若いビジネスマンは、迷わず次の高いステージを目指すべきです。
最初から、他人のサクセスストーリーに学ぼうという思考態度では、新しい時代を切り拓いていくことはできません、過去に成功した事業家の実績は私も尊敬はしていますが、それはその「時代」に則した成功であって、「現在」もそのまま通用するというわけではないと思います。
昨今問題になっている名ばかり店長みたいに責任も報酬もないのに、名前だけ付けられているという状況もまたよくないのかな、なんて思いますね。
他人の成功法則は確かに、その人固有のもの、ととらえることはできますが、それぞれの本質は同じなのかなと思いますね。自分に取り込んで行動して自分オリジナルを作り上げていくことですね。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問1件です。
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発売日 : 2005-07
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