こんにちは。岡本大輔です。
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幻冬舎メディアコンサルティング
発売日 : 2009-07
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【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書がきっかけとなって、酪農の将来像や牛乳のあり方などが論じられるようになってくれれば、著者としてこれに勝る喜びはない。
~Amazonより~
物価の優等生「牛乳」の影に潜む大きな矛盾。紙パックの牧場画に消費者は騙され、制度に押し付けられた借金に酪農家は苦悩し、狭い牛舎に閉じ込められ牛は病み衰えていく。唯一の解決は既存のやり方を根底から覆すこと。戦う酪農家が提唱する「山地酪農」。常識を超え、健康な牛を飼い、放置された山と森へ入れ!
牛乳の真実を知りたいあなたへ。
※ 牛乳が大好きなあなたは読まないほうがいいかもしれませんね。
【響いた抜粋と学び】
著者の中洞さんは東京農業大学農学部卒。酪農経営者。2006年より東京農業大学客員教授。山地に放牧を行うことで健康な牛を育成する山地酪農を確立しました。山林・林野を活用した通年昼夜放牧を提唱し、酪農家の啓蒙に努めています(執筆当時)。
スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット/ロリー・フリードマン と合わせて、本書を読むことで牛乳が大嫌いになる可能性大です。
また、これらは一つの考えとして参考にして頂ければ、と思います。
※ あまり書くと、農協の力にやられるかもしれないので(笑)
配合飼料に穀物以外にどんな原料が含まれているかと考える余裕はない、また、知ったからといってどうにもならない、配合飼料を使わなければ、3.5パーセント基準を守れず経営は破綻するからである。
知らない人は、危ない肉骨粉入りの配合飼料を使ったのは酪農家の責任というかもしれないが、実態は異なる、酪農家に配合飼料に何が入っているかなどを考える余裕はなかったというのが本当のところだ。
牛が乳を出す期間は分娩・出産後約11.9ヵ月(361日)続く、これに合わせて、分娩の間隔をあけずに無駄なくこのサイクルを続けていかなければ、経済効率はよくない。
乳牛の平均供用年数は6~7年となっている、つまり、6~7歳で廃用牛とされ屠殺処分されるということだ、牛の寿命は20年以上あるといわれている、これをもとに単純計算すると、人間でいえば27歳前後になるだろうか、これからというときに人生を終えることになるわけである。
BSE問題が10年以上前に出ましたが、これについて肉骨粉のことが挙げられました。残念なことに酪農家には飼料にどんなものが配合されているかすら知らされていないんですね。恐ろしいです。
考えてみてほしい、本来の機能を奪われ、青空の下を歩くことも許されず、ひたすら牛乳を生産するマシンにさせられた牛たちから、本当においしい牛乳など出るものだろうか、乳業メーカーや農協などの都合でつくられた「濃い牛乳」の正体は、牛の怨念で染まった「黒い牛乳」にほかならないということである。
牛の出産で人が母牛から胎児を引っ張り出す大変な作業をしている光景をよく目にするが、あれは言ってみれば以上出産である、放牧で元気に育った牛は、自分の力で出産をする。
動物である、牛は自然から科学へと移行され生き物からマシンに変えられました。いかに効率よく牛乳を生産できるか、というところですね。
本来生物は自分で分娩できて当たり前なんですが、酪農家のもとにいる牛はそんな当たり前の機能すら失われるんですね。
動物園の動物たちも子育てができない、なんてよく聞きますが、自然にいることで動物は本来の姿でいられるってわけなんですね。
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