おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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明日香出版社
発売日 : 2014-04-09
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【出会い】
著者の伊庭さんから献本していただきました。ありがとうございます。
以前はこの世から苦手な人がいなくなる/伊庭 正康 を読ませていただきました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本は、かつての私がそうであったように、リーダーとして何をすればいいのかわからずに悩んでいる人に向けて書きました。
~Amazonより~
チームリーダーを任されたのはいいけど、
いったい何からすすめていいのかわからない。
部下やメンバーにどう接していいかわからない。
どのようにチームを目標に導いたらいいのかわからない。
こんな疑問を抱えていませんか?
チームリーダーの役割とは、
「チームの未来予想図」を設計し、
部下やメンバーの心に火をつけ、
チーム一丸でそのゴールへ向かうようにもっていくことです。
リーダーというと、「素質のある・なし」で語られることが多いですが、
実はそれほど重要ではありません。
一番大事なのは、
リーダーの役割を演じるためには欠かせないポイントをしっかりとおさえることです。
しかもそれは難しいことではありません。
たとえば、仕事に使命感を持たせるために、話し方を工夫するなど、です。
「自分はリーダーに向いていないから無理」
とあきらめる前に、今日からでも実践できるリーダーシップを勉強してみませんか?
今年度からリーダーに抜擢されたあなたへ。中間管理職のあなたへ。経営者のあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の伊庭さんは「誰もが売れる感動営業の型」作りコンサルタント。1991年リクルートグループ入社。営業部長、関連会社(株)フロムエーキャリア代表取締役を歴任し、求人事業においてプレイヤー部門とマネジャー部門の両部門で年間トップ表彰(日本一)に4回、累計40回以上の表彰を受賞。2011年に(株)らしさラボを設立し、資質に頼らずとも「誰もが売れる営業の型」作りのコンサルテーションと営業マン及びリーダーのトレーニングを提供しています(執筆当時)。
介護現場でも組織作りは大切な要素となります。本書は介護現場での組織作りにも役立つでしょう。
われわれリーダーは、部下をどうにかしたいと語る前に、自分がどうしたいのか、つまり「未来予想図」を語ることが先だということです、部下は成長させるものではなく、あなたの挑戦に巻き込むことで、背伸びをしながら成長していくものと考えましょう。
部下のモチベーションが低い時こそ、「相手を変えようとする」前に、まずは「自分が変わる」ことの大切さです。わかりにくいことばは、相手の自尊心を傷つけ、嫌われるリスクすらあるのです、TPOに合わせたコミュニケーションをとることも大切なことなのです。
目の前の出来事は、すべてリーダーの能力によるものとして処理されます、言ってみれば、部下の能力を嘆くということは、自分の能力不足を言い訳にしているのと等しいわけです。
まずは部下を変えようとする前にやることがあります、ということです。リーダーであるあなたのことです。
本書にあったのですが、リーダーは
「部下の成長が私の使命です」
なんてことを口に出しちゃいけない、というとこです。
なぜか?
これは、部下の成長を使命とするのはリーダーとして当たり前のことであり、口走ることではない、ということです。
職場で仕事以外の会話をすることに抵抗があるかもしれません、でも、会話の量を増やすことは、悪化した人間関係を修復する定番のセオリーであり、優秀なリーダーが積極的に活用している隠しレシピです。
仕事の9割は世間話/高城幸司
こちらの書籍の話と同じですね。仕事だからといって、仕事のことだけ会話すると殺伐としてくるんですね。機械的で事務的になるんです。
だからこそ、適度な会話、雑談が必要なんですね。
「社内で認められることを目指すのではなく、お客様から評価され続けることが自分たちの賞味期限をのばす」。
集中力の高い多くの職場では、1日の目標、週の目標といった短いスパンの目標が設定されています、反面、のんびりした職場では月間単位以上の目標しかなく、加えて言うなら、その目標すらも意味をなしていないことも少なくありません。
リーダーであるあなたは、「社会的手抜き」に対する予防を行うことも不可欠となるのです、予防法がこれ、4人程度の小単位のチームをつくること。
いかなる状況でも目標を達成するためには、チーム全体を逆算思考で動かすことが鍵となります、そのためにも「達成予測日」を宣言し、「日々のやり切り目標」に落とし込んでください、確実に動きがシャープになります。
組織が大きくなると3つめの抜粋にあるように「社会的手抜き」が発生します。本書にも例があります。
神輿をかつぐときに20人くらいでかつぐと2,3人は力を入れなくてもいい状態となります。
これを「社会的手抜き」といいます。これは神輿にかぎらず、組織の仕事も同じなんですね。
デイサービスなど介護施設でも同じで、ある程度の人は必要なんですが、多すぎると手持ち無沙汰になるんですね。
なので、ある程度お客様の人数に合わせた配置が必要となります。なので、組織が大きくなってきたら4人程度の少人数のチームを複数作りましょうよ、ということです。
手を染めてはいけない逆転もあります、それが「帳尻合わせ」です、これには「仮計上」「業者泣かせ」「自己消費」の3つがあります。
「答え」を与えず、「答え」をつくる、仕事には、「正解はない」と言いますが、その意味はどういうことでしょうか? 私はこう考えます、「正解」はあるものではなく、”つくる”ものだということ。
日頃から、部下に「WEで考えている?」と聞くようにする。
最後に確認するところですね。著者の伊庭さんが強く訴えているのは「I」→「We」にすることですね。自分ごとから自分たちのこととすることです。
個人の集合体が組織となります。しかし、個人のままでしたら組織として機能していきません。
組織としての目標、理念は何か? 達成すべきことは何か? このあたりを組織としてはっきりさせることなんですね。
その前提が「We」なんですね。
リーダーのあなたはどうでしょうか? ついつい
「私の考えは……」
「私は……」
と話しかけていませんか?
「私たちは……」
「私たちの進むべき道は……」
と話してみましょう。
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【編集後記】
本日は仕事が休みなので子供達と畑起こしをします。
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