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海賊とよばれた男 上 /百田 尚樹

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 百田尚樹
講談社
発売日 : 2012-07-12









【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
ザ・本屋さんのマネージャーの高橋さんが以前からオススメしていた一冊です。
永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹 も面白かったので期待して読み始めました。


【本書紹介のねらい】
~Amazonより~

「歴史経済小説の最高傑作!」(西川善文・元三井住友銀行頭取」、「『宮本武蔵』、『竜馬がゆく』・・・・・・青春歴史小説の新たな”古典”」(末國善己・文芸評論家)--発売以来、激賞の声が止まない、百田尚樹氏の書き下ろし長編。物語は、敗戦の日から始まる。

「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル、『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。

大東亜戦争の真実を知りたいあなたへ。今やる気がわかないあなたへ。どんな生き方をしていいのかわからないあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の百田さんは同志社大学中退。関西の人気番組「探偵! ナイトスクープ」のチーフ構成作家。2006年『永遠の0(ゼロ)』(太田出版)で小説家デビュー。『ボックス』(同)、『風の中のマリア』(講談社)、『モンスター』(幻冬舎)、『リング』(PHP研究所)、『影法師』、『錨を上げよ』(以上講談社)など著書多数。『永遠の0』は、講談社文庫から刊行され100万部を突破、山崎貴監督、主演・岡田准一で映画化、2013年公開予定(執筆当時)。

すでに永遠の0は二百万部を超えて映画化されています。職場の同僚も見に行って
「よかったよ~」
と話していました。

今回は上下巻があって、じっくり読む時間が限られていたのでビジネス書を読む感覚で(つまりは斜め読み)でサクサク進みました。

なので、物語の内容自体は深く理解できていません。なんていうか、修学旅行の記念写真をザザっと見ていく感じですか。あのくらいスピーディーに、仕事帰りの居酒屋でとりあえず生をグビグビ飲み干す感じで読ませていただいました。


上巻の最後の方で
永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹 の宮部さんが出てきたときは思わず、
「あ!」
と声が漏れてしまいました。

ドラえもんの中に21エモンやキテレツたちが出てくる感じといったらいいのか。夢の共演を果たした感じですね。

「たしかに国岡商店の事業はすべてなくなった。残っているのは借金ばかりだ。しかしわが社には、何よりも素晴らしい財産が残っている。一千名にものぼる店員たちだ。彼らこそ、国岡商店の最高の資材であり財産である。国岡商店の社是である『人間尊重』の精神が今こそ発揮されるときではないか」。

「店員は家族と同然である。社歴の浅い深いは関係ない。君たちは家が苦しくなったら、幼い家族を切り捨てるのか」。

このあたりは今の企業経営者が考え直したいところですね。極めて日本的で古臭い、と思われるかもしれませんが、今現在企業で成長しているところは良い意味での家族経営があるんじゃないでしょうか。

「日本には三千年の歴史がある。戦争に負けたからといって、大国民の誇りを失ってはならない。すべて失おうとも、日本人がいるかぎり、この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」。

GHQの最大の目的は、日本の軍事力を解体し、アメリカにとって都合のいい国に作り変えることだった、占領直後は、日本の工業力を根こそぎつぶし、農業国にしてアメリカ製品の市場にするという計画であったが、これは後に方向転換された。

アメリカにはたしかに「村八分」はないが、その代わりに苛烈な人種差別がある、日系人としてどれほど厳しい差別を受けてきたことか、戦争中は多くの同胞が収容所に放り込まれた、苦労して築いた財産を国家に没収された者もいる。

多くの日本人は義務教育の中で間違った歴史を学んできたと思います。この話は下巻の紹介の時にしますが……。

60年前は大東亜戦争で敗れた日本。今はTPPでどうなるか、経済戦争でいかに生きていくのかが注目されています。

ヨコ書き 学問のすすめ/福沢 諭吉 にもありましたが、国民一人一人の自立が必要なんだと思います。





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【編集後記】
本日は訪問はありませんが、電話連絡・調整と午後から研修です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 百田尚樹
講談社
発売日 : 2012-07-12


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