おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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プレジデント社
発売日 : 2012-07-28
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【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
大前研一のデビュー作にして不朽の名著、『企業参謀』が再編集でやさしくわかる!
世界中のビジネススクールでロジカルシンキングの教科書として使われる『企業参謀』。
大前研一氏の処女作にして代表作は文庫化もされ、累計50万人の読者に影響を与え続けている。
『企業参謀』とは、マッキンゼーのコンサルタントとして歩みだしたばかりの大前研一が、書き溜めた私的メモをまとめたもの。
「経営とは何か」、30歳の青年が仕事を通じて学んだビジネスの本質は、当時の日本の名だたる経営者たちを驚かせた。
以来35年以上にわたりビジネスマンに読み継がれ、企業の新人研修にも使われるこの本には「もっと早く読んでおきたかった! 」との声が多く寄せられる。
『企業参謀』のエッセンスを、図解を織り交ぜて再編集した『企業参謀ノート[入門編]』を読めば、問題解決のための戦略的思考がやさしく理解できる。
大前研一の世界に初めて足を踏み入れる若手ビジネスマンにもぴったりの1冊である。
【目次】
第1章
問題から目を背けるな。
“決断"ができない人は
生き残れない! !
第2章
問題の中身はどうなっているか?
事の本質を
手にする方法を教えよう
第3章
日本のビジネスパーソンは
アメリカより「2時間」遅れている
第4章
企業の生き残り!
その“天国と地獄"を分ける
大事な要素
第5章
「成功のカギ」を
素早く見つけ出す方法
中間管理職のあなたは必見です。
【響いた抜粋と学び】
監修者の大前研一さんは早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、
マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。
日立製作所原子力開発部技師を経て、72年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
日本支社長、本社ディレクター、アジア太平洋地区会長などを歴任。
94年マッキンゼーを退職。
96年起業家養成学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設。塾長に就任。
96~97年スタンフォード大学客員教授、97年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部教授。
2001年より豪ポンド大学教授。
05年に日本初の遠隔教育法による経営大学院「ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学」設立、学長に就任。
10年グローバル経営学科などを加えてBBT大学に改組。
本書の原典にあたる『企業参謀』は大前理論の入門書としていまも読まれ続けていて、
累計50万部を超える発行部数となっています(執筆当時)。
(カンニングは正義とは?)……参謀というのは、将軍(社長)に対するアドバイザーだ。とにかく汗をかいて資料を集め、必死で分析し、わかりやすい形で伝える。正解に達することこそ参謀の正義である。
本書は参謀についての書籍です。参謀の役割は何か? 社長のアドバイザーです。あなたの助言により、あなたの会社の命運が決まるといっても過言ではありません。結果を出すことが求められます。
だから、あなたはより良い情報を社長に与えるのです。そのためにはカンニングでも構わないのです。あなたの目的は答えを見ないで自分の頭で考えることではないからです。
(どうしたら、日本人気質を脱出できる?)……問題を解決することこそが「ビジネス」の要諦であるはずなのに、それ以前の段階でも日本人はもたついてしまう。問題の存在に気づかない、あるいは気づかないフリをして見逃してしまう。「設問する力」がなければ問題解決できない。「残業を減らすにはどうしたらよいか?」→昼休みを短縮する……× →「当社は社員一人ひとりに与えられる仕事量に対して、充分な対応できているのか?」
(問題の本質をわからない人とはどういう人か?)……何の分析もせずに何百もの意見をすり合わせたところで、正しい答えなど導き出せない。売り上げが伸びない→宣伝を増やす、下取りセール、営業マンに歩合を与える、社員や家族に割引販売してはどうか……× →「なぜ売り上げが下がっているか」を分析。
問題解決のためには正しく問題をとらえること、本質をとらえることが大事です。そのためには「設問力」が問われます。
ひとつめのところは考えさせられますね。
残業を減らすためには?
この質問の答えに、例に出ている
「昼休憩を減らす」
だとか、
「移動時は走る」
だとか、
物理的なことを考えがちなんですが、これは雀の涙くらいの成果しか出ないでしょう。むしろ、成果が出るのか? という感じですね。
ここでは、仕事量はどうなのか? という本質に迫らなければなりません。
二つ目の抜粋についても似ています。分析なんですね。
たとえば、デイサービスの利用人数が減っているのはなぜか? というところを考えてみることです。人数が減っているから営業を増やす、ということはあまりにも短絡的な考えと言えそうです。
お客様のニーズはどこにあるのか? 短時間デイなのか? 長時間のところには何を求めているのか?
分析なんです。
(参謀となるには「完全主義」を捨てた完全主義者を目指しなさい! とは?)……完璧を追い求めると、人は絶好のタイミングを逃し、決断を下す勇気を削ぐことが大だからだ。「一度決定した戦略に対しては、完璧に遂行せよ!」参謀は自己の役職、業種、業務における成功のカギが何であるか見極め、徹底的に挑まなければならない。そして、必ず勝利を収めねばならない。
これはなるほど! というところですね。ついつい人は新しいことを始める時には完璧な状態で始めようと準備をして準備をして、準備をして、ついには準備をして終わってしまうんですね。
それでは意味がないのです。だから、ある程度になれば出発です。始めるんです。決断するんです。
実行してからは、完璧を求めるのです。
そして、参謀の役割は何か? あなたは会社に成果を出さなければならないのです。結果です。
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【編集後記】
本日は仕事が休みです。妻と一緒にランチに行く予定です。
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