こんにちは。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
※ 再編集・再更新記事です。
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【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで見つけました。以前クロスメディアパブリッシングさんから2冊献本をいただいており、Facebookページから本書が紹介されていたのを見ていました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
人間の悩みのほとんどは、「人」にまつわることですが、本書を読むと、人間関係をこんなふうに変えることができます……人の嫌なところが気にならなくなる、誰とでも建設的な話し合いができる、初対面の人とも緊張せずに話せる、年齢の離れた人ともうまく付き合える、優秀な部下が育つ、子育てをより楽しみながら行える、人間関係のしがらみに悩まされない。
~Amazonより~
冷めた人生が一変する! あらゆる人間関係の課題を解決する方法
「人見知り」
「友だちがいないわけではないが、少ない」
「特定の年齢の人とうまくコミュニケーションが取れない」
「部下が使えない」
「旦那(嫁)が自分のことをわかってくれない」
「しがらみに悩まされている」
そうした人間関係の悩みは、あなたの性格や価値観が原因ではありません。
もちろん関係なくはないのですが、何よりも問題の根本にあるのは、「結局、あなたの心が冷めているからだ」。
それが、本書のタイトルに込めた意味です。
心が冷めているから人間関係がうまくいかない。反対のことを言えば、心を温めれば、あなたの人間関係は解決されるのです。
性格を変える必要はありません。
じゃあ、心を温めるって何?
本書では、
・『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』の劇場版に涙するわけ
・嫌いなアイツと仲良くできるのか?
・アメアメアメアメムチアメ
・人の心は透視できるのか?
・ブータンとプーさん
などなどのユニークな視点から、その方法を紹介していきます。
仕事に、マネジメントに、子育てに、恋愛に、友人関係に、飲み会の小ネタに、いろんな用途に使える超・贅沢なビジネス書です。
相手を変えることではなく、目の前の相手と接するあなた自身をいかにして変えるのか。
【気になった抜粋】
サンデル教授も松岡さんも、キャラとしての熱さではなく、人やものごとに対する心の熱さが人を惹きつけているのです。
人間は他人に対してつい一貫性を求めてしまいます、しかし、「こうあるべきだ」という期待は本来かけすぎるべきではありません。
ガッカリしないためには……過度な期待をしすぎない、相手に求めすぎないということが重要です。
「初頭効果」……ファーストキスのことは簡単に思い出せるというように、最初の記憶というのは時間が経ってもなかなか消えないのです。
家族と一緒に過ごす時間が多い人ほど、ご近所さんと接したり職場に毎日出かけている人ほど心の安らぎを得やすい(平成19年国民生活白書)。
恋愛結婚は、結婚したときが幸せのピークで、あとは時間の経過とともに下がっていきます、一方のお見合い結婚は、最初は低いものの、年々幸福度は上がっていき、結婚後5年もすると恋愛結婚を逆転することがわかりました。
【響いた抜粋と学び】
著者の五百田さんは東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。執筆や講演を行います。「私の何がイケないの?」(TBS)レギュラーコメンテーターの他、メディア出演多数です(執筆当時)。
堀田さんは明治大学教授。シカゴ大学言語学部博士課程修了。ロックと空手を愛する異色の言語学者(法言語学、理論言語学)。言語学、法学、社会心理学などの様々な学問分野を融合した研究法に定評があり、司法場面を中心とした言語コミュニケーションやコミュニケーション心理の研究を行ってます(執筆当時)。
とにかくタイトルが長い! というのが第一印象です。昭和56年(1981年)生まれの僕の頭の中は本書タイトルをパッと見ただけで、B,zが流れました。
愛のままに~わがままに~僕は君だけを傷つけない♪
小学生の僕には酷なタイトルでした。長すぎて一回は噛んでしまうという……。一息で言い切るのに苦労しました。
「俺B,zだったらあの曲好きだよ。『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』……」
長いよ! どっかで切れないのかい! そんな突込みを心の中でいつもしていました。
本書については個人的には読みづらい印象でした。というのは内容は読みやすくてわかりやすいのですが、横書きなのと、左側から開く書籍は慣れていないせいか読みづらいのです。
※ きっと個人の好みがあるかと思います。
さて抜粋です。
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目の前の人を見ているようで、実は記憶の中にいる誰かと重ねています、「偏見なしで人を見る」というのは、いわばスキルのようなものです。
びっくりしました。まさに僕が記憶の中にいる誰かと重ねて、目の前の人を見ていました。以前であった〇〇さんに似ている、だとか△△さんの顔に似ているけど目元はこちらの方のほうがやわらかいから人柄がよさそう、というのがプライベートであります。仕事でも以前であったあのお客様と似ている、と考えることはよくあります。あの人に比べ身体面は元気で認知面では……と比較して職場の仲間に説明することもしばしばです。
きっと、記憶の人と比較して見ることが悪いわけではなく、重ねたまま見ているだけなのが悪い、ということなんだと思います。
恋とは、「この人のどこが好きなのか?」と聞かれたときに「やさしいから」「顔がいいから」「頭がいいから」といった他人と比較したときの条件で答えるもの、一方の愛とは「この人だから」以外に答えようがない、つまり、他の人と比べることを超えたものだと言っています(西平直喜)。
なるほどなぁ。恋は相対評価、愛は絶対評価。小学校、中学校の成績は相対評価、そして高校、大学、社会人と絶対評価に変わります。
恋愛の話に戻れば、最初から他人に対して”愛”にはならない、なぜなら「恋愛」と恋が先で愛が後だから。比較していくなかでだんだんとその人が絶対的なものになる、と解釈していました。
「心が冷める」とは……①人の話に興味がない、②人と積極的に関わろうとしない、③そのため、世界がどんどん狭まっていく、状態のことです。
心の冷えは病気ではありません、温め直しができるのです。
本書タイトルにある”心の冷え”についてです。①の部分はきっと他人に限らず、自分自身にも興味がない、ということなんだと思います。②についても同じで他人との関わりに限らず、自分自身のことを知ろうとしないこと、も含まれます。
心の冷えは温められる! なるほど。
「心が冷める」というのは結局、「自分」に執着しすぎた結果起きてしまう一種の現代病です、プライド、偏見、傲慢、虚栄心、自尊心、人を支配したくなる気持ち、攻撃したくなる気持ち、嫌われたくない、バカにされたくない、本当の自分、ここは自分がいるべき場所じゃない……と、これらがブクブクとふくらんで怪物のように成長していき、人間関係の邪魔をします。
結論としては、心が冷めているのはあなた自身の責任だということです。「自分」に執着しすぎた結果です。お釈迦様も話しておりました。執着を手放すことです。
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