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このまま100歳までおいしゅうございます/岸朝子

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 岸朝子
東京書籍
発売日 : 2012-02-27









【出会い】
帯広図書館の食・健康関係の本棚で出会いました。
以前、
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ で岸さんの書籍が献本に出ていて応募しましたが、落選でしたので楽しみにしています。

【本書紹介のねらい】
お酒もタバコもたしなむ岸さんの健康はいかにして作られているのか?


【響いた抜粋と学び】
平成17年に政府が「食育基本法」を制定したとき、「食べることまでお上が口を出すなんて、とんでもない」と私は怒ったが、その後、さまざまな現状を見聞きするにつれ、致し方ないと思うようになった、戦後、日本の家庭の食卓が乱れて「何をどれだけ食べたらよいか」という大切な基本も忘れられてきた結果、目も当てられないほどの惨状になっている。

生まれてから人生の最期まで、人の体は毎日の食事からつくられる、つまり食事の内容が命を決めているといってもいい、ところが毎日の食事が当たり前すぎて、ただの習慣になってしまうと、みんなその大事なことを忘れがちになる。


僕たちがご飯を食べることは、当たり前のことになっていて深く考えたことはないかと思います。食事については法律で決めるようなことではなく、当たり前にできているもの、と考えるのが普通なのかもしれません。しかし、飽食・多様な食事・選びきれない食品の数々にお上が口出ししないといけない状況です。
※ しかもお上は利権を気にして発言していくので正しい知識は得られません。

僕が中学生くらいの頃から朝食抜きの子どもが増えている、と学校でもよく調査などがありました。もっと昔で言えば戦時中や戦後間もないころは朝食をしっかり摂るどころか毎日食べるものに困っている状況でした。
あの時代から比べれば、食べられない、ひもじい状況ではありませんが、意図して食べない状況です。これは贅沢以外の何ものでもないですね。

僕が今まで読んできた書籍にも同じように、あなたが口にしたものがあなたを作る、とあります。
スナック菓子やジュースを愛用するあなたはそれらのようにやわくて癖があって、実のない(栄養がない)人間になってしまう、ということです(言い過ぎ?)。

日本が長寿世界一になったことがあるのは、医療の発達だけに負うものではない、お米やそれ以外の穀物、発酵食品、青魚など、世界が見習うべき伝統的な食文化が日本にはある、それを重んじない手はないでしょう。

日本国勢図会〈2013/14年版〉/矢野恒太記念会 にあるように各国の平均寿命を見てみると、欧米圏やヨーロッパ圏が目立ちます。
日本以外のアジア勢は香港とシンガポールのみです。
香港は数年前までイギリス領でしたし、日本は西洋化が進んでいます。シンガポールもきっとそうですよね?
西洋医学の発展と西洋化により長寿になったのはほぼ間違いない事実です。
日本には欧米・西欧にはない独特の食文化があります。

納豆一日一パックの若返り術/早田邦康 にあるような納豆や味噌に代表される発酵食品です。競争ではなく共存を歩んできた日本にふさわしい食文化です。今こそ、この食文化を見直すときではないでしょうか。

仕方がないので小学四年生の長女に下の三人を預けて出勤する以外なかった、心配してもきりがないのでナンクルナイサと家を出た。

現代のように保育施設が完備されていない時代は小学4年の子供に子守を任せることがあったんだなぁと興味深く読ませていただきました。それから比べると今の時代は保育施設が足りない、と叫ばれていてもあるだけいいな、と思います。

戦前までは女性がお酒を飲んだり、煙草を吸うことは、特殊な人たちは別として許されなかったことだった。

これはかなり大事なことだと僕は思います。差別? 偏見? そう言われるかもしれませんが、子供を生むのは女性であり、生物学上育てるのも女性がより適している、という視点からすると、その女性がお酒を飲んだり、煙草を吸うのはよろしくない、というのはわかります。国家を作り上げていくのに基本となるのは家庭であり、家庭を作り上げる女性であると考えるならばお酒、煙草はやらせない、というのは正しい判断かと思います。
さらに言うと、お酒、煙草は中毒性がもちろんありますので、どちらかというと男性より依存しやすい女性はそれらをやめられなくなるわけですね。
差別と言われようと、偏見と言われようと、僕は戦前までの考えは正しいと思います。

※ 個人的な意見で申し訳ないけれど、岸さんのようにお酒と煙草を嗜む人が祖母や母だったら僕は嫌ですね。偏見ですし、差別だと思いますが……。僕自身それらは基本的にやりませんし、麻薬の一種だと思います。ストレス発散であれば他の方法があります。わざわざそれらに手を出す必要はないと考えます。体にいいか悪いか考えても明らかですしね。

私が日本のインドレストランで必ず飲むのがラッシー、ヨーグルトと牛乳を合わせた冷たい飲み物で、良質タンパク質源の牛乳が材料だし、日本人に不足しがちなカルシウムや、カルシウムの消化吸収率を高める乳糖のほか、ビタミンAとビタミンB2が含まれている。

ここは岸さんに意見として抜粋しています。基本的に乳製品は体に必要ではない、と僕は考えています。

日本人に不足しがちなカルシウム、という件に関しては野菜を食べないからだと思っています。
牛乳よりカルシウムが豊富なのは小松菜です。
お上が食事のことを口出しして……なんて言う割には、岸さんはお上が公表した栄養データしか知らないんだね。

それでも年齢を重ね、元気な秘訣は好きなものを美味しくいただいていること、なんでしょうね。お酒や煙草は嗜むくらいがちょうどいい、という結論でお願いします。
※ しつこいようですが、僕は基本的にどちらも嗜みません。

◎参考書評(まずは抜粋を読みたい方へ)
【他の参考書籍(すぐに読みたい人はこちらへ)】
子どもの「パン食」は今日からおやめなさい!─栄養学不要論 (講談社プラスアルファ新書) [新書]
お腹からやせる食べかた [単行本(ソフトカバー)]



ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 岸朝子
東京書籍
発売日 : 2012-02-27

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