こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。1を読まずにいきなり2を読んじゃおう!
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
この物語のなかで“ぼく”が出逢った不思議な仔犬、ハル。韓国語で「1日」という意味の名前を持つこの犬は、わたしたちに幸せの意味について教えてくれました。そう、ハルはまさに哲学する犬でした。もうすでに、ハルから幸せや愛の見つけ方、感じ方のヒントをもらった人も、そうでない人も―一見退屈そうに見える日常のなかから、なにげない言葉のなかから、幸せの芽を見つけてみましょう。
子どもを持つあなたがあなた自身と子ども自身の生き方や姿勢を確認しあえる一冊です。
ブログ風に横書きで絵本風で読みやすいので読書が苦手なあなたにもぴったりです。
【気になった抜粋】
今のこの苦しい瞬間にさえ、幸せを見つけて感じられる、そんな術を学びませんか、今が幸せでないと思うのなら、自分の考えている幸せのバーを少し下げてみませんか。
「わたしは目と耳、舌を奪われても、魂を失わなかった。だから、すべてを得ることができたのです」(ヘレン・ケラー)。
あなたが持っているものは全て、神の意思からの贈り物です、あなたが帰宅してステレオが無くなっていたら、大騒ぎせずに「ステレオを取りに来たんだ」と言ってください、それは神の意思で戻っていったのです。
わたしの一生で仕事をした日は、1日もなかった、わたしにとっては、すべてが面白い遊びだったのだ(トーマス・エディソン)。遊んでいると考えてください、本とともに、時間とともに、遊びだと考えてください、宿題も、仕事も、遊びで会うと思ってください、職場の上司にも、取引先にも、遊ぶためにこの世に生まれたと思ってください。
もし、ぼくに余生が1日しか与えられないとしたら、明日がないのだから、昨日も必要ない、つまり今この瞬間しか、ぼくにはないのです。
【響いた抜粋と学び】
著者のクォンさんは「朝鮮日報」新春文芸において、詩の分野で文壇デビューしています(執筆当時)。
訳者の蓮池さんは中央大学在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされます。現在は新潟産業大学で朝鮮語の非常勤講師・嘱託職員として勤務するかたわら、中央大学に復学して法学の勉強中です(執筆当時)。
幸せとは、何も持たないことではないでしょうか、たえず捨てること、たえず人に与えること、決してたやすくはありません、でも、知っていますか? そうするほうが、実は得られるものが大きいってことを……。
高度経済成長を経た日本は何を持つか? 自宅、自家用車、大型テレビ、洗濯機、掃除機、携帯電話(スマホ)、パソコン……何を持つかで幸せを測っていたように思えます。そうすると、人と比較してしまいます。あの人はあれを持っている、だから欲しい。欲しい、欲しい、永遠に欲から離れることができません。
本当は今あるものに感謝できることが幸せにつながるのです。
離れたくても離れられないもの、ふたり、肩を並べて歩いていくこと、ふたり、手に手を取り合っていくこと、それが愛の本当の姿です。
この部分を読んでいたら不意に思い出した曲があります。故尾崎豊氏の「OH MY LITTLE GIRL」です。ふたり~たそがれに~かたよせあるきな~がら~いつまでも~いつまでも~はなれられないで~いる~よ~♪
胸がキュンとくるなぁ。
眠る時間は23年、働く時間は26年、テレビを見る時間は7年、入浴やトイレの時間は3年半、心配するのに費やす時間は6年半、これに比べ、笑う時間はわずか2年10ヶ月程度だそうです。
笑う時間は働く時間の10分の1にも満たない。特に大人になると笑う時間が極端に少なくなる。
ウィリアム・ジェームズ博士は「人は幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」と話しました。
がむしゃらに働くことも必要。でも、笑う、楽しむ、これも必要ですよね。
10代は勉強のために、20代は就職のために、30代は家庭のために、40代は職場のために、50代は健康のために生きているようだ、人間はいつになったら、今この瞬間の幸せだけで満足して生きられるのだろう。
なるほどなぁ。いつになったら「自分のために」に生きていけるのだろうか? 勉強、就職、家庭、職場、健康……もちろん、あなた自身のためにつながるのでしょう。でも、最初に言いたいですね。
「自分のため!」
話が通じないのは、頭のなかに自分の言いたいことだけがいっぱい詰まっているからです、本当のコミュニケーションは、自分の言葉を捨てることから始まります、そして相手も自分の言葉を捨ててこそ初めて会話が成立するのです。
高齢者介護の現場でこれはよくあります。相手が話したいことをこちらが聴かずにこちらの要求ばかり伝えようとしても伝わらないのです。あろうことか、こちらの話を聴かない、あの人は認知症、とさえ言われてしまうのです。
自宅でのこと、家族のこと、介護者からすればどーでもいいことに聴こえるかもしれません。介護者からすれば、食事・入浴・排泄がきっちりできることや書類の説明などの方が大切に感じるかもしれません。
しかし、その介護は誰のためでしょう? 目の前のお客様のためです。となると、介護者であるあなたの言葉をまず置いて(捨てて)、お客様の言葉を聴くことです。
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