おはようございます。岡本大輔です。
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講談社
発売日 : 2010-07-28
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【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
免疫学の世界的権威による千年に一度の発見人は60兆個の細胞のなかに、性質の異なる2つの「エネルギー工場」を持っている。この細胞のエネルギー系にこそ、人が病気になる決定的なカギが隠されていた!
体調管理について、病気について興味があるあなたは必見です。
【響いた抜粋と学び】
著者の安保さんは医学博士。新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。1972年、東北大学医学部卒業。米アラバマ大学留学中の1980年、「ヒトNK細胞抗原CD57に関するモノクローナル抗体」を作製、「Leu‐7」と命名。1989年、「胸腺外分化T細胞」を発見し、1996年には「白血球の自律神経支配のメカニズム」を解明するなど、数々の大発見で世界を驚かせます(執筆当時)。
人はなぜガンになるのか? それは決して難しいものではなく、働きすぎや心の悩みなどによるストレスと、それによる血流障害、すなわち冷えが主な原因です。
ガンは、ストレスによって低酸素・低体温の状態が日常化したとき、体の細胞がガン化して生まれるのです。
ガンは自分の体に悪さをする存在ではなく、生きにくい状況に適応しようとする体の知恵そのものです、低酸素・低体温の状態に適応し、最大限のエネルギーを発揮する存在といってもいいかもしれません。
ガンになる理由、病気の原因についてです。発ガン性物質うんぬんかんぬんありますが、原因としては抜粋にあるようなことのようです。
解糖系=瞬発力、ミトコンドリア系=持続力。
解糖系とミトコンドリア系のバランスが崩れてしまい、無酸素の解糖系ばかりが稼働するようになったとき、ガン細胞が生み出されやすくなるのです。
ガンになるということは、言い換えれば、それだけ解糖系を酷使した、太く短く密度の濃い、充実した人生を生きてきたのです、若くしてガンで亡くなる人は、偏った生き方と引き換えに、通常では味わえない経験をしてきたのかもしれません。
長生きをしたければ、瞬発力に頼りすぎず、ミトコンドリア系のゆったりした有酸素の世界に基盤を置いたほうが健康でいられます、その意味では怒りを静めるのも、とても大事なことです。
二つのバランスが崩れることでガン細胞が生み出される、ということですね。スピード命ばっかりでは寿命を縮めてしまう、ということでしょうか。
故スティーブ・ジョブズを思い出すと、これらの抜粋は納得です。
ストレス自体は生命活動をしているかぎり存在するものですから、体はそのストレスに適応し、生き延びようと反応します、その結果、低酸素・低体温状態になり、顔が青ざめたり、心臓がドキドキしたりといった変化も現れるのです。
ストレスが増すと、抗ストレス反応として、これら血糖値を上げるホルモンが分泌される、どちらにせよ、ストレス対応がカギといえることがわかるでしょう。
ストレスとは無縁の生活をしていそうな、のんびりおっとりした人でもガンにかかることがあるのは、副交感神経に偏りすぎた生き方の結果、低酸素・低体温に陥ってしまったことを意味します。
人間は緊張とリラックスの間を行き来しながら、つねにギリギリのところで健康を確保している存在です、そのギリギリのバランスが崩れることで病気が現れるのだとわかっていれば、ストレスとの賢いつきあい方も見えてくるはずです。
ストレスについてです。一般的には悪い存在のように捉えられがちです。しかし、ストレスがないとその分喜びも少なくなるわけです。
大事なのは緊張とリラックスのバランスなんですね。
大人や老人は、食べすぎを回避するため、朝ごはんを少なくしたり、抜いたりすることも必要、しかし、同じやり方で子供を少食の世界に入れてしまうと、解糖系が十分に働かず、成長が妨げられます。
男性の条件→冷やすことでたくましくなる、女性の条件→温めることで成熟する。
薬を飲んで症状が一時的に改善されたとしても、病気や体調不良の原因まで変えることはできません、ストレスや心配事、長時間労働、睡眠不足などはそのままですから、病気になる原因になる低酸素・低体温の状態はずっと続きます。
最後の抜粋についてはめちゃめちゃ納得です。高齢者介護の現場でも薬は必須のものでお客様はよく飲まれています。
しかし、根本の生活習慣を改善するわけではないので、薬が手放せなくなります。
本当は、薬ではなくて根本の生活を改善することがいいのですが……。年齢を重ねると難しいですね。
※ あ、若くても難しいか。
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【編集後記】
本日は担当者会議1件、認定調査1件です。
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